診療時間
外来受付時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8:30~16:30 (診療開始08:45~) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
16:30~20:15 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
※休診日:土曜夜間/日曜夜間/祝祭日
※レディース外来【婦人科】は月曜・水曜・土曜・日曜の午前8:30~11:10、午後13:30~16:10に診療しております。
健康診断受付時間
受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
午前の部8:30〜11:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
午後の部13:00〜16:10 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
夜間の部18:00〜19:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
※毎週火・木・金曜日(8:30~16:10)の4階フロアはレディースデイとしており、女性のみご受診可能です。
(婦人科検診は女性医師・女性技師が担当します)
MYメディカルクリニック渋谷の特徴
駅近の好立地
MYメディカルクリニック渋谷の最寄りである渋谷駅はJRや私鉄、地下鉄など複数の路線が集積しておりアクセスが良く、また徒歩3分の好立地にあるためご受診いただきやすいクリニックとなっています。
平日夜間も診療
そのため、日中はお仕事で忙しく、通院や受診できない方でもご受診いただけるよう、平日は20時15分まで診療を行っております。風邪、頭痛、下痢、胃の痛みなど体調がすぐれない方のご受診はもちろんのこと、健康診断も夜間の部を設けており、19時30分まで受付可能です。
なお、自宅などからスマートフォンやPCを使って医師の診察を受けられる「オンライン診療」も平日は20:15まで受け付けております。
土日(8:30~16:30)もご受診可能
MYメディカルクリニック渋谷は、土曜日・日曜日も診療しております。平日は忙しくて受診できないという方でもご利用いただけるよう、土日の受診も可能となっております。8時30分(診療開始8時45分)〜16時30分までご受診いただけます。
なお、健康診断も午前の部・午後の部を設けておりますので、ご都合にあわせてお気軽にご来院ください。
幅広い診療項目に対応
一般外来や婦人科、トラベラーズ外来など幅広い医療サービスを提供しております。体調がすぐれない場合や予防接種、何科をご受診すればいいかわからない場合でも問題ございませんので、お気軽にご相談ください。
複数の健康診断コースをご用意
MYメディカルクリニック渋谷では、定期健康診断のほか、生活習慣予防検診や深夜業検診、雇用時健診、コロナ罹患後検診などさまざまなコースをご用意しております。当院ではWEB問診を導入しており、健康診断当日までにWEB上で問診のご入力をしていただくことで、当日スムーズにご案内することが可能です。
よくある質問
診療項目
- 一般外来・内科
- アフターフォロー外来
- 渡航前ワクチン
- 自費診療
- 消化器内科
- 呼吸器内科
- 生活習慣病外来
- レディース外来
- アレルギー外来
- コロナ関連検査
- オンライン診療
- 保健指導
- 発熱外来
- 睡眠時無呼吸外来
- インフルエンザワクチン
MYメディカルクリニック渋谷について
JR渋谷駅ハチ公口から徒歩3分のMYメディカルクリニック渋谷は、内科を中心とした一般外来、婦人科、予防接種など幅広い医療サービスを提供しております。また企業様に向けた健康診断や人間ドックも提供しており、企業の良きパートナーとして健康経営をサポートしております。原宿、表参道、青山、代官山、恵比寿、代々木など、JRや私鉄、地下鉄など複数の路線が集積しておりアクセスの中心となる渋谷駅周辺には最先端のIT企業やWeb企業など勢いのある企業が多く集まっております。また日本のファッションやカルチャーの最先端も牽引するエリアでもあり、当院の近くにも渋谷モディ、西武渋谷店、渋谷PARCO、MIYASHITA PARKなど多くの特徴的な商業施設が営業しております。
そんな渋谷で開院しているMYメディカルクリニック渋谷は仕事終わりや休日にもご受診いただけるように一般外来を平日08:30-20:15、土日 08:30-16:30にて受付しております。風邪、頭痛、下痢、胃の痛みなど体調がすぐれない場合や何科をご受診すればいいかわからない場合でもお気軽にご相談ください。アレルギー外来や生活習慣病外来もございます。花粉症症状にお悩みの場合や、高血圧・脂質異常症・糖尿病などにつきまして健康診断・人間ドックでご指摘されたことがある場合にもアフターフォロー外来でもご相談ください。また地域医療への貢献にも力を入れており、渋谷区民の方に向けて新型コロナワクチン接種、小児の方向けのインフルエンザ予防接種、高齢者インフルエンザ予防接種、HPVワクチンなどの任意接種のご協力をさせていただいております。
院長を務める大原慎は総合内科および血液内科を担当しており、日本内科学会認定内科医と日本血液学会専門医・指導医の資格を有しております。そのため内科系の症状はもちろん、貧血症状などでお困りの場合はお問い合わせを頂ければ幸いです。
レディース外来として婦人科をご受診いただくことが可能です。婦人科は月・水・土・日曜日 09:00-11:00,13:30-16:00にて完全ご予約制で受付をしております。不正出血、生理痛、過多月経などの症状がある方は婦人科にご相談ください。
個人様だけではなく、企業様向けに健康診断や人間ドックのご案内もしております。法定項目だけでなく、働く皆様が健康的に日々過ごせるように胃カメラ検査、ピロリ抗体検査、アレルギー検査をはじめとし、子宮頸部細胞診検査、乳房超音波検査、マンモグラフィー検査といった女性向けにも幅広くオプション検査もご用意しております。全国健康保険協会・関東ITソフトウェア健康保険組合・東京都総合組合保健施設振興協会など多くの健康保険組合と契約しており、健康保険組合の補助を活用してご受診が可能です。健診結果の判定区分につきましては、日本人間ドック学会を参考にしております。結果にご不安がある場合は健康診断の結果表をお持ちいただき、医師にご相談いただけましたら精密検査や治療につきましてご案内をさせていただきます。
MYメディカルクリニック渋谷の診療内容
MYメディカルクリニック渋谷では主に以下のような診療を行っています。内科
風邪や発熱などの体調不良はもちろん、慢性疾患に対する診断と治療も行います。風邪から高血圧、糖尿病など幅広い内科疾患に対応しています。健康診断の結果で気になる所見のあった方の対応も可能です。また、インフルエンザの検査、新型コロナウィルスの検査、ノロウイルスチェック、アレルギー検査、溶連菌検査、マイコプラズマ検査、心電図検査、腹部超音波検査、胸部レントゲン検査、などが可能です。さらなる精密検査・手術・入院等が必要な場合は提携の医療機関をご紹介します。糖尿病内科
生活習慣病外来の一環として糖尿病外来を毎週水曜日の午前中に受付しております。糖尿病は日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患の危険因子となります。症状がある場合や無症状でも健康診断等で指摘されたことがある場合はお気軽にご相談ください。消化器科(上部内視鏡)
食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管および、肝臓・胆嚢・膵臓などを幅広く診ます。 血液検査、レントゲン検査、腹部超音波検査、上部消化管内視鏡検査などを用いて診断をおこないます。婦人科外来
内診、経膣超音波、がん検診、血液検査、感染症検査、ウイルス検査、ピル、アフターピル(緊急避妊薬ノルレボ)、子宮筋腫や卵巣卵巣嚢腫などの定期検診、婦人科疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、月経困難症、PMS/PMDD、月経不順、更年期障害)の薬物治療、月経不順トラブル などの診療が可能です。内服薬は当院で、手術・入院など必要な場合は当院提携の病院をご紹介いたします。アレルギー外来
花粉症・アレルギー性鼻炎・気管支喘息・蕁麻疹などの症状で悩まれている方向けに、スギ・ヒノキ・ブタクサ・ヨモギなどを含む39種項目のアレルゲンを一度の採血で検査することができるアレルギー検査も取り扱っております。結果に応じて最適な治療方法をご案内させていただきます。当院では、アレルギー検査に加え、花粉症・舌下免疫療法のおくすりの処方が可能です。延々と続く対処療法ではなく、根治を目指す「免疫療法」を採用しているため、「忙しくて病院に通えない」という方にも向いています。もちろん、患者様の希望や症状にあった治療法をご提案いたしますので、ご不安に思われていることがあればぜひお気軽にご相談ください。
禁煙外来
外用薬であるニコチネルパッチ(禁煙補助薬)を用い12週間・計5回で禁煙を目指す治療プログラムとなっております。1日1回、貼るだけの簡単な使用方法で禁煙をサポートすることができます。 ※内服薬(チャンピックス)は2024年2月1日現在、流通が停止しております。そのため外用薬(ニコチネルパッチ)のみのご提供となります。オンライン診療
医療機関へ行かずに、スマートフォンを使って医師の診察を受けることができます。 外出によるウイルス感染が不安な方や、病院へ行く時間が無い方は、是非ご利用ください。 実際にMYメディカルクリニック渋谷へご来院していただかなくても、スマートフォンやPCを利用いただき、ご自宅などで医師の診察を受けることができます。診療時間までに渋谷に行くことができないという方や外出によるウイルス感染が不安な方は是非ご利用ください。トラベラーズ外来
海外へ出張・赴任・留学・旅行される方及びそのご家族が対象です。健康診断や予防接種など、渡航前に必要な医療サービスをワンストップでご提供しております。狂犬病ワクチンや破傷風ワクチン・ポリオワクチンなど様々なワクチン接種が可能です。アフターフォロー外来
健康診断や人間ドックをご受診後に結果についてご不明な点やご不安な点があった際のアフターフォローをしております。再検査や精密検査を指示された場合の二次検査やセカンドオピニオンの検査先としてご利用くださいませ。なお、当院で検査が難しいものについては紹介状を発行し、精密検査が可能な医療機関をご紹介いたします。「一般項目・消化器検査のアフターフォロー外来」「婦人科のアフターフォロー外来」「乳腺科のアフターフォロー外来」などそれぞれ診療時間・休診日が異なるため、該当ページをご確認の上ご予約ください。
自費診療
各種自費診療も取り扱っており、性感染症検査・HPVワクチン・にんにく注射・ビタミンC注射など幅広くご対応することが可能です。ワクチンのほか、インフルエンザウイルス検査や、抗インフルエンザウイルス薬、ノロウイルス検査、高山病予防薬、HIV迅速検査なども受け付けております。生活習慣病外来
運動不足・過食・肥満などの不摂生が原因で引き起こす、高血圧・糖尿病・脂質異常症・肝脂肪などの疾患に対して、ライフスタイルを見直しながら改善を目指していきます。生活習慣病は放置しておくと、がん・脳卒中・心筋梗塞といった重病を引き起こすリスクにつながります。発熱外来
新型コロナウイルスの影響により、発熱症状で不安をもたれる方が多くいらっしゃいます。必要に応じて新型コロナウイルスPCR/抗原検査やコロナウイルスの検査以外にもインフルエンザウイルス検査・ノロウイルス検査などの診察が可能です。コロナ後遺症外来
新型コロナウイルスを羅患した方が、少なくとも2ヶ月以上持続して、倦怠感や息切れ・思考力や記憶への影響などの症状があり、日常生活に影響を及ぼしているケースが報告されています。軽度なものから重度なものまで診察をさせていただいております。保健指導
健康診断を受けられた方が、生涯にわたり健康的な生活を送れるように、保健師による特定保険指導・若年保健指導を実施しております。健康診断の結果から現在の生活習慣を見直し、生活習慣病予防に向けたアドバイスをさせていただきます。睡眠時無呼吸症候群外来
睡眠時無呼吸症候群があると、日中の眠気のために仕事の能率が低下したり、疲れやすくなる・集中できなくなるなどの症状が現れます。もしかしたら、と思い当たる症状がある方は、ご受診くださいませ。当院では、ご自宅で就寝前に装置を装着するだけで検査を行える「無呼吸簡易検査 (自宅)」 をご用意しております。睡眠時の呼吸の状態や体内の酸素飽和度をチェックすることが可能です。また、簡易検査を実施した結果、睡眠時無呼吸症候群と確定はできないものの、疑わしい場合には、精密検査である「終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査」を自宅で実施することができます。医療機関への一泊入院を必要とせず、検査を受けることが可能です。
患者様の健康を総合的にサポートするため、各専門分野での診療が充実しています。上記のようなご症状の他にも何かご質問や懸念があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
渋谷
院長メッセージ
アクセス
- 〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町20-17
NMF渋谷公園通りビル3階・4階・5階 - TEL:03-4213-7219TEL:03-4213-7219
FAX:03-6452-5102 - 各線渋谷駅 ハチ公口 徒歩3分
地下鉄A6b出口 徒歩2分
渋谷駅からの道順
①JR渋谷駅ハチ公口を出て、スクランブル交差点に向かってください。
スクランブル交差点をTSUTAYAに向かって横断し、向かって右の道を西武渋谷店方面へお進みください。
②西武渋谷店を左手に見ながら、そのまま直進してください。
③直進いただき小さめのスクランブル交差点を、オリーブラウンジ側にそのまま直進してください。
オリーブラウンジを左手に見ながら、そのまま直進してください。
④正面にMODIがある交差点を左に曲がります。
⑤MODIの向かいの、ガラス張りの建物を左手にし、20mほど進みます。
⑥白地に銀色の文字で「NMF渋谷公園通りビル」と書かれた建物が当院がございますビルになります。自動ドアの入口からお入りください。
⑦突き当り右手のエレベーターで、健康診断であれば指定された4階/5階のいずれかへ、外来は5階までお越しください。
MY メディカルクリニック渋谷 お知らせ
受診時の注意事項
初診の方へ
- ■持ち物
- 初めてMYメディカルクリニック渋谷を受診される方は以下のものをご持参くださいませ。
- ・健康保険証
- ・おくすり手帳など現在服用しているお薬がわかる物(お持ちの方)
- ・基礎体温表(お持ちの方)
- ・各種検査結果(他院で通院中の方など、お持ちの方)
- ・他の医療機関からの紹介状(他院で通院中の方など、お持ちの方)
- ・各種受給者証(老人医療受給者証、乳幼児医療者証など)
再診の方へ
- 初診と持ち物は同様でございます。
- 前回の診療より間隔が空いている場合は初診料が発生する場合があります。あらかじめ、ご了承ください。
ご予約の流れ
- 予約
-
「内科・一般外来」をご予約されたい方はこちら
https://ssc2.doctorqube.com/mymc.jp/「健康診断・人間ドック」をご予約されたい方はこちら
https://mymc.jp/contact/desk02/その他、お問い合わせはこちら
https://mymc.jp/contact/ - WEB問診票回答
-
ご登録のメールアドレス・お電話番号(SMS)に、WEB問診票をお送りいたします。受診時間までにご回答くださいませ。
- ご来院
- 診察
-
当日検査の結果が出るものについては、結果をお伝えします。
- お会計
-
お会計の際に、次回のご予約もお取りすることが可能です。
お支払いについて現金以外にもクレジットカード決済に対応しております。
クレジットカード … VISA / American Express / JCB / Mastercard - ご帰宅
提携医療機関
※患者様のご希望の医療機関でご受診頂く場合、宛名なしの紹介状を発行させていただく場合がございます。
ご受診が可能かどうかについては、直接各医療機関側へご確認をお願いしております。予めご了承ください。
来院される方に多い疾患・症状
- ● お悩みの多い
疾患 - ● 症状
MYメディカルクリニック渋谷の理念と方針
世界一患者様に愛される
クリニックを目指します
少子高齢化が猛烈なスピードで進んでいる今、労働力人口も日々減少の一途を辿っています。だからこそ、すでに就労し活躍している皆様の健康は、国の宝だと考えています。社会持続可能性の観点から、ビジネスパーソン、またそのご家族、働く意欲と能力のある若者・女性・高齢者が、健やかに就労できる心身づくりを、私たちが根本からお手伝いいたします。
クリニックを目指します
私たちは医療従事者として、皆様の健康を第一に、「安心・癒し・快適」なクリニックを作ってまいります。お身体の調子が優れないとき、お身体に不安があるとき、いつでもお気軽に当クリニックまでお越しください。都会で頑張られている皆様が、ほっと息抜きができるようなクリニックとして、わたしたちが健康と癒しをご提供いたします。
当クリニックでは多くの設備や機器を揃え、皆様のお身体の健康状態を正確に診断する万全の体制をご用意しております。健診センターとして、ご自身の今の健康状態について見つめなおす機会をお作りし、精度の高い健康診断と診察で今後のライフプランをよりいっそう明るく輝かせていただければと思います。
- 医療
- 全スタッフが医療技術、医療知識を高め、安心安全で信頼されるクリニックを目指します。
- 接遇
- おもてなしの心をもち、明るく笑顔で患者様が過ごしやすい接遇を行います。
- チームワーク
- お互いを尊重し、患者様のためのチーム医療を心がけます。
- サービス
- 患者様の声を大切にし、お一人お一人に適切な説明と提案を行います。
- 環境
- 常に清潔で過ごしやすいクリニックを目指します。
- 健康経営サポート
- 企業のよきパートナーとして、健康経営をサポートします。
こんな症状でお悩みの方はMYメディカルクリニック渋谷へ
「病院で診てもらいたいけど、何科を受診すれば良いのか分からない」「どんな治療を受けるのか想像もつかないから不安」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、症状やお悩みに合った診療科をご選択し、安心してご受診いただけるように症状別の診療科や診察内容をまとめました。気になる項目がございましたら、是非チェックしてみてください。
風邪症状のある方は一般内科
当院では、風邪症状のある方の診察の受け入れ・検査が可能な体制を整えております。必要に応じて新型コロナウイルスの各検査(PCR検査・抗原検査・抗体検査)も実施可能です。よくあるお悩み・ 症状 |
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可能な検査 | インフルエンザチェック、新型コロナ検査、ノロウイルスチェック、アレルギー検査、溶連菌検査、マイコプラズマ検査、心電図検査、腹部超音波検査、胸部レントゲン検査、CT検査(大手町のみ)など
精密検査・手術・入院等が必要な場合は提携の医療機関をご紹介します。 |
発熱でお悩みの方は発熱外来へ
MYメディカルクリニック渋谷では、患者様に安心感を提供すべく、発熱症状のある方の診察の受け入れ・検査が可能な体制を整えております。必要に応じて新型コロナウイルスの各検査(PCR検査・抗原検査・抗体検査)も実施可能です。なお、当院では、インフルエンザチェックや新型コロナ検査、ノロウイルスチェック、アレルギー検査、溶連菌検査、マイコプラズマ検査、心電図検査、腹部超音波検査、胸部レントゲン検査など幅広い検査に対応しているため、原因を特定したい方も是非当院へお越しください。
花粉症などの症状が辛い方はアレルギー外来へ
ここ数年で花粉症の症状に苦しむ人が何倍にも増えました。症状が軽くても重症化する前に早めに治療・予防することが花粉症の症状軽減につながります。花粉症の薬によっては眠気が強く、日常生活に支障をきたしてしまうケースもあります。「薬が合わない」「根治療法が気になる」という方もお気軽にご受診ください。代表的な症状 |
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アレルギー性鼻炎の検査や診断 |
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アレルギー性鼻炎は、常に症状が現れる「通年性アレルギー性鼻炎」と、特定の季節に症状が現れる「季節性アレルギー性鼻炎(花粉症など)」の2つにわけられており、両者を合併する場合もあります。近年、アレルギー性鼻炎の低年齢化が進み、若年層にも症状が多く見られます。集中力の低下や学習障害、イライラや不眠などの影響が生じることもあり、生活に支障をきたす可能性があるため、症状の軽減が必要です。
原因に合わせた対策および治療が必要となりますので、自己判断で市販薬などで治療を進めるのではなく、医師と相談して適切な治療法を選択しましょう。
関連記事:花粉症、舌下免疫療法のおくすりの処方が可能です。
関連記事:花粉症とは?原因・症状・対策を徹底解説
関連記事:舌下免疫療法について
関連記事:アレルギー性鼻炎とは?原因、症状、治療法について解説
立ちくらみが酷いや血圧が低い方などは血液内科へ
MYメディカルクリニック渋谷には、「立ちくらみがひどい」「めまいや息切れがする」「貧血でツラい」などの症状がある場合にご受診いただける血液内科外来があります。院長の大原院長は日本血液学会認定血液専門医の資格を保有しており、貧血症状などの「めまい」「息切れ」「立ちくらみ」など血液専門医により症状や採血結果のご説明を行っています。よくあるお悩み・ 症状 |
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可能な検査 | 血液検査 など |
身体の不調が続く場合には、必要に応じて医師へご相談ください。
血液内科について詳しくはこちら
吐き気でお悩みの方は消化器内科へ
MYメディカルクリニック渋谷の消化器科では、吐き気や胃もたれなどの消化器系の症状の診察や検査を受けられます。必要に応じて、上部消化管内視鏡検査や下部消化管内視鏡検査、CT検査などの検査も実施しています。吐き気、腹痛、胸やけがする、胃痛、下痢などの消化器系の症状がある方は、食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管および、肝臓・胆嚢・膵臓などを幅広く診察できる当院へお越しください。
コロナ感染後に体調が優れない・倦怠感がある方はコロナ後遺症外来へ
新型コロナウイルスに感染した後に、後遺症に悩まされている方が多くいることが世界中で報告されています。当院ではPCR検査や新型コロナワクチンの提供に加え、感染前の日常を少しでも早く取り戻せるようコロナ後遺症外来を設けております。後遺症の症状としては、倦怠感や息切れ、思考力や記憶への影響などが挙げられます。また、他の疾患による症状として説明がつかないものも新型コロナウイルスの後遺症が疑われます。新型コロナウイルスに感染した後に「体調がすぐれない」「疲れやすい」といった気になる症状が続いている方はぜひお気軽にご相談ください。
クリニック紹介・院内の設備
当院で導入している医療機器や設備の一部をご紹介します。
胃カメラ
胃カメラ検査は、内視鏡スコープを用いて食道・胃・十二指腸の粘膜を観察し、微細な病変も発見することが可能な検査です。また、内視鏡検査中に発見した疑わしい部分から組織を採取して、病理検査を行うことで確定診断が可能です。その他、アニサキスの摘出、止血、ピロリ菌感染検査など、内視鏡検査はさまざまな診断と処置・治療に役立ちます。胸部X線
胸部X-P(X線)で、肺・気管支の状態や心臓・大動脈などの形に異常がないか、また、脊柱や肋骨に異常がないかを調べます。X線は放射線の一種であるため、妊娠中の方は必ず事前にその旨をお申し付けください。睡眠時無呼吸簡易検査
当院では、睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の治療を行える体制や医療機器を整えております。「日中の眠気で悩まされる」「寝つきが悪い」「途中で目が覚めてしまうことがよくある」「家族からのいびきの苦情がくる」という場合は、睡眠の質を低下させる代表的な疾患である睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の可能性があります。まずは、診察や問診、ESS (眠気の専門的アンケート)でSASが疑われる症状があるかどうかを判断します。SASが疑わしい場合は、自宅でできる「無呼吸簡易検査 (自宅)」 を行います。簡易検査は就寝前に装置を装着し、眠っている時の呼吸の状態や体内の酸素飽和度をチェックするものです。
簡易検査結果、睡眠時無呼吸症候群と確定はできないが疑わしい場合は、精密検査である「終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査」を実施します。この検査は数年前まで医療機関への一泊入院が必要でしたが、当院では簡易検査と同様に検査機器をお送りし、ご自宅で精密検査を行うことが可能です。
睡眠時無呼吸症候群 (SAS)外来に関しては、診療時間や休診日が異なるので、事前にご確認のうえご予約ください。※完全予約制
超音波検査
当院で導入している「経膣超音波」と「乳房超音波検査」についてご紹介します。経膣超音波
当院では、「経腟超音波検査」を実施しております。「経腟超音波検査」は、抵抗がある方も多いかと思いますが、症状の有無に関わらず、すべての女性に受けていただきたい検査です。経膣超音波で見つかる代表的な疾患は、子宮がん・卵巣がん・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣のう胞、子宮内膜ポリープなどがあります。検査自体は、異常所見がなければ1分程度、異常があった場合でも2〜3分程度で終わる検査です。【経膣超音波でわかること】
- ◯子宮の向きや大きさ、子宮奇形
- ◯子宮内膜の状態、ポリープの有無
- ◯子宮筋腫の有無、大きさ、位置
- ◯卵巣の性状
- ◯卵巣腫瘍の有無、卵巣腫瘍の性状
乳房超音波検査
当院では、乳房超音波検査を受けることができます。乳房超音波検査は、手では触れられない小さなしこりや、マンモグラフィーでは異常を発見しにくい場合も、早期発見できるといったメリットがあります。検査中の痛みが少ないこと、被爆の心配がないことから妊娠中・授乳中の方でも検査可能です。ただし、マンモグラフィーで見つかるような微細石灰化が見つかりにくい欠点もあるため、マンモグラフィー検査を併用することを推奨しています。当院では同じメーカーのマンモグラフィーを導入しております。
【検査の流れ】
乳房にウォーマーで温めたゼリーを塗り超音波を出す機器(プローブ)を胸に当てて滑らせるようにして左右の胸を検査します。(※当院では女性技師が担当しております。)所見の有無や乳房の大きさによって多少お時間は異なりますが、所要時間は平均10分程度です。
ホルター心電計
当院では、ホルター心電計を導入しています。ホルター心電図は、健康診断などで行う「安静時心電図」とは異なり、小型の機械を胸腹部に装着した状態で24時間普段通りの生活を送って頂き、その間の心臓の動きを記録することで症状の原因を見つけやすい検査になります。安静時心電図の場合、安静時の数十秒程の記録しかされないため、検査中のタイミングに症状が出なければ、症状の原因を見つけることができない欠点があります。ホルター心電図を行うことで、動悸や胸痛の原因となる不整脈(期外収縮・心房細動など)や虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症など)などの発見に有用です。
ホルター心電計装着中は、ほぼ普段通りの生活を送って頂くことができ、入浴も可能です。健康診断で心電図検査の異常を指摘された方や日常生活で自覚症状のある方は、ぜひお気軽に当院へご相談ください。
健康診断で検査項目が悪かった場合
健康診断や人間ドックなどで数値が悪い際に記載されている、「要再検査」や「要精密検査」は、あくまで「もう一度チェックさせてください」という意味なので、身構える必要はございません。しかし、診断時に異常な数値が検出されてしまっているため、「本当に異常な数値なのか」再確認するのが重要となります。
また、「要再検査」と「要精密検査」はそれぞれ検査の意味合いが異なります。
検査理由 | タイミング | 検査時期 | |
要再検査 | 本当に異常な数値なのか再確認する | 1回目の健康診断後 | 主に3か月後か6か月後 |
要精密検査 | 異常な数値の原因を究明する | 1回目の健康診断後や再検査後 | 医師と相談 |
例えば、健康診断前日の夜に大量の飲酒をした場合、血中アルコールが分解しきれずアルコール濃度が高いまま健康診断を受けることになるかもしれません。結果として、血糖や尿酸などの数値に異常が現れ、正確な診断結果は得られないです。そのため、医師は「血糖」の異常な数値の原因が、「飲酒」によるものか「生活習慣病」を初めとした病によるものか再度判断するために、「要再検査」の診断結果を通知します。
このように、正確な検査結果や詳細な検査結果を知れるように、健康診断の再検査を受診することをお勧めします。
要再検査や要精密検査は強制なの?
前提として、企業は従業員に対して健康診断を実施させる義務があります。これは労働安全衛生法第66条1項により定められています。しかし、「要再検査」や「要精密検査」は任意です。「要再検査」や「要精密検査」は任意ではありますが、医師がより正確な診断結果を通知してくれるため、自身の身体に「問題がない」か「生活習慣病やその他の病気を発見できる」かを知れる機会です。そのため、再検査は受診しておきましょう。
健康診断で異常の所見があったら
健康診断に記載される診断結果はアルファベットと日本語で表記され、以下の種類があります。- 「A」異常なし
- 「B」軽度異常あり
- 「C」要経過観察・再検査
- 「D」要精密検査・治療
健康診断で「軽度異常あり」
「軽度異常あり」の場合、数値に多少の異常はあるものの、健康上の問題はないと判断します。「B」の中でもいくつかの段階に分けられますが、この段階では注意喚起に留まります。しかし、数値に多少の異常が見受けられたのは、改善の機会が訪れたということ。生活習慣を一度振り返ってみてください。健康診断で「要経過観察・再検査」
「要経過観察・再検査」となる「C」判定では、いくつかの段階はあるものの、総じて「異常所見」が見受けられたと判断できます。- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を
- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を、3か月後に改善効果を確認するために再検査
- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を、6か月後に改善効果を確認するために再検査
- ・異常所見あり、経過観察が必要、変化が見られたら精密検査へ、変化なしでも6か月後に一度再検査
- ・異常所見あり、経過観察が必要、変化が見られたら精密検査へ、変化なしでも3か月後に一度再検査
異常所見が見受けられた項目によって、内容に差異はあるものの、積極的な生活習慣の改善や体調の変化に留意する必要があります。再検査は忘れずに受診するだけでなく、積極的に生活習慣を改善するよい機会です。日々の生活を見直してみましょう。
健康診断で「要精密検査・治療」
健康診断で「要精密検査・治療」となる「D」判定を受けた場合、内容をよくご確認ください。「D」判定のうち軽度の段階では、健康診断の検査範囲だけでは判断しにくい所見であるため、再検査(要精密検査を含む)を受け、総合的な診断を行います。そのため、再検査(要精密検査を含む)の通知を受け取ったら、忘れずに再受診してください。「D」判定のうちより重度の段階では、異常所見が明らかに見受けられるという判定がなされます。この場合、速やかに医療機関を受診しなおして、専門科の医師の診断を受けてください。医師と相談の上、今後の治療方針を決定します。
健康診断で引っかかることの多い検査項目と関連の病気
健康診断の用紙には、さまざまな項目が記載されています。本項では、特に生活習慣病に関わってくるものを中心に、項目ごとの概要や病気との関連性を解説します。血圧
人間の血管は、心臓の動きに合わせて収縮、拡張を繰り返しています。血圧測定では、血管収縮時の圧力および血管拡張時の圧力をそれぞれ測定します。収縮時が120mmHg以上130mmHg未満であり、且つ拡張時が80mmHg以上85mmHg未満であれば、正常血圧の基準値となります。高血圧症
高血圧症は生活習慣病のひとつで、生活習慣が大きく影響する病気です。日本では、20歳以上のおよそ半数が、高血圧症だと推計されています。収縮時が140mmHg以上、拡張時が90mmHg以上だと、高血圧症と診断される可能性が高いです。高血圧症はさまざまな要因が重なり発症することが多く、暴飲暴食や運動不足、喫煙、睡眠不足など、生活の乱れからくるものがよく挙げられます。高血圧症が進むと、動脈硬化を発症する可能性があります。その後、心臓に過度な負荷が蓄積されることで狭心症や心筋梗塞、脳に負荷がかかり脳梗塞や脳出血などを引き起こす危険性があります。高血圧症と診断されたら、予防のため次の生活習慣を見直しましょう。
- ・過剰に塩分を摂取していないか
- ・三食栄養バランスの取れた食事は取れているか
- ・過度な飲酒をしていないか
- ・喫煙していないか
低血圧症
高血圧症とは異なり、低血圧症には明確な診断基準がございません。一般的に収縮時の血圧が100mmHg以下の場合、低血圧症と診断することが多いです。拡張時の血圧はあまり問題にされません。低血圧症はいくつか種類があり、遺伝的体質による低血圧症を「本態性低血圧」と呼びます。特に原因となる疾患などはなく、低血圧の状態が継続しがちです。急に座ったり立ったりした場合に発生する血圧低下が原因で起こる低血圧症を、「起立性低血圧」と呼びます。「起立性低血圧」は、高齢者に多い立ちくらみの原因のひとつです。「症候性低血圧」は、なんらかの病気が原因となって血圧が低くなっている状態です。原因は脱水や貧血、代謝疾患などさまざまです。「症候性低血圧」は原疾患が原因であり、「本態性低血圧」および「起立性低血圧」は自律神経の調節がうまくできず起こることが多いです。低血圧症は疲れやすい、朝起きるのがつらい、めまいや耳鳴りがするなど、多くの症状が発生します。
いくつもの症状が重なると、日常生活の質が低下する原因となるだけでなく、別の疾患を引き起こしかねません。健康診断で低血圧症と診断されたら、予防のため次の生活習慣を見直しましょう。
- ・十分な睡眠は取れているか
- ・生活リズムは規則正しいか
- ・三食栄養バランスの取れた食事は取れているか
- ・適度な水分補給を行っているか
- ・適度な運動をしているか
動脈硬化
動脈硬化は、血管が固くなり弾力性・柔軟性を失った状態を指します。内腔(血管内の空間)の壁に、過剰なコレステロールや中性脂肪によりできたプラークが堆積したり血栓が生じたりして血管が狭くなり、結果として血流が悪くなります。動脈硬化が進行すると、脳や心臓にまで負荷がかかります。それだけでなく、プラークが壁から剥がれ落ち、脆くなった血管を傷つけたり、更に細い血管に詰まり血流を妨げてしまいます。動脈硬化は自覚症状なしに進行することが多いため、発覚しにくいです。自覚症状なしに血管から、脳や心臓へとダメージを蓄積させていきます。そのため、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞など命に関わる疾患を引き起こしかねません。健康診断は動脈硬化の兆候を早期に発見できる大切な機会です。そして、動脈硬化を予防するためにも、健康診断で高血圧症と診断された場合は、生活習慣の見直し・改善がとても大事です。特に次の3つを実践してみましょう。
- ・適度な運動
- ・バランスの良い食事
- ・禁煙や禁酒
血液検査
血液検査では、赤血球数やヘモグロビン値などを検査します。赤血球数の基準値は男性で4.20~5.50(x10⁶/μL)、女性で3.80~5.10(x10⁶/μL)です。多すぎれば多血症が疑われ、少なすぎれば貧血が疑われます。貧血には「鉄欠乏性貧血」や「慢性出血性貧血」などの種類があります。鉄分はヘモグロビンの栄養素であるため、鉄分不足になるとヘモグロビン値も減少してしまいます。ヘモグロビン値の基準値は男性で13.1~16.3(g/dL)、女性で12.1-14.5(g/dL)です。男女共にヘモグロビン値が10(g/dL)以下になると重度の貧血が疑われ、頭痛やだるさ、めまいなどの症状が現れます。ヘモグロビン値が高い場合、多血症や脱水症などが疑われます。ヘモグロビン値が高くなる原因には喫煙やストレスなどが考えられ、特定した原因により対処法も異なるため、まずは原因を特定することが大切です。健康診断や再検査はしっかりと受診しましょう。
血液検査では他にも、血液に含まれている細胞や酵素、抗体などの数を数値化することで、血液中に異常がないか診断します。健康診断前には食事を取らないよう指示があるのは、血液検査で糖代謝検査(空腹時血糖)の値を確認するためです。動脈硬化のように、生活習慣病の中には自覚症状がないまま進行してしまうものもあります。血液検査を通して早期にリスクを発見し、生活習慣の改善や予防対策を心掛けましょう。
・鉄・タンパク質・ビタミンCをバランスよく摂取
脂質検査
脂質検査は、血液検査で行う検査の一種で、血中に含まれる脂質の濃度を調べる検査です。主にHDLコレステロール・中性脂肪・LDLコレステロールの値を調べます。HDLコレステロール
HDLコレステロールは善玉コレステロールとも呼ばれ、血中の余分なコレステロールを肝臓まで運ぶ役割を担っています。HDLコレステロール値が基準値内であれば、動脈硬化のリスクが軽減されます。HDLコレステロール値は、40~100mg/dLであれば正常値であるとされています。HDLコレステロール値が40mg/dL未満では「低HDLコレステロール血症」、100mg/dL以上では「CETP欠損症(遺伝性)」が疑われます。どちらの場合でも、心筋梗塞や動脈硬化のリスクが高まります。HDLコレステロール値が低くなる要因は、肥満や喫煙・運動不足などです。脂肪の少ない食事や適度な運動を心掛けたり、禁煙を心掛けましょう。
- ・適度な運動
- ・脂ものを避ける
- ・喫煙を減らす
- ・禁煙する
LDLコレステロール
LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれ、肝臓にある脂質を全身に運ぶ役割を担っています。LDLコレステロール値が高くなるほど、血管内に堆積するコレステロールが増加し、動脈硬化を引き起こしやすくなります。LDLコレステロール値は、140mg/dL未満であれば正常値であるとされています。LDLコレステロール値が140mg/dL以上では「高LDLコレステロール血症」が疑われます。140mg/dL未満であっても、120~139mg/dLに該当するのであれば「境界域高LDLコレステロール血症」と判断されます。この場合、高血圧や糖尿病などといった脂質異常症以外の病気の有無により、要治療と判断されることがあります。LDLコレステロール値が高くなる要因は、脂肪の多い食事や食物繊維不足、飲酒、喫煙などです。ほかにも、運動不足や加齢によってもLDLコレステロール値は高くなります。栄養バランスの良い食事を取るだけでなく、意識的に脂肪の摂取を控えたり減塩を心掛けたりする必要があるでしょう。
- ・適度な運動
- ・減塩
- ・脂ものを避ける
- ・食物繊維を取る
- ・飲酒や喫煙を減らす
- ・禁酒や禁煙をする
中性脂肪
中性脂肪は糖質と同様に、身体を動かすエネルギー源のひとつです。他にも、皮下脂肪として体内に蓄積することで、体温の保持や外部の衝撃から内蔵を守る働きも持ち合わせています。いくつかの役割を担っている中性脂肪ですが、基準値を逸脱すると動脈硬化のリスクが高くなったり、急性膵炎を引き起こしたりします。中性脂肪値は、30~149mg/dLであれば正常値であるとされています。中性脂肪値が150mg/dL(空腹時採血)以上では「高トリグリセライド血症」が疑われます。高い場合だけでなく、基準値を極端に下回る場合でも注意が必要です。極端なダイエットや食事制限による中性脂肪値の低下は、頭痛やめまい、意識消失などを引き起こす原因となります。
中性脂肪値が高くなる要因は、エネルギー源となる炭水化物や脂質、糖分、タンパク質の取りすぎが挙げられます。特に甘味や脂もの、お酒などの取りすぎはよくありません。糖分の入った飲料をあまり飲まない、脂ものやお酒を控えるなど、特に食生活の改善に努めることが大切です。
- ・食べ過ぎない
- ・甘味・脂もの・お酒を減らす
肝機能検査
肝臓は体内に必要とされるさまざまな物質を作り、送り出す働きを持っています。沈黙の臓器と呼ばれることもあり、多少異常があったとしても、自覚症状を感じにくく表面化しずらい、という特徴を持っています。そのため、健康診断でしっかりと肝機能が正常か検査しておく必要があります。肝機能検査では、GOT(AST)・GPT(ALT)・γ-GTPの値を調べることで、肝機能が正常であるか診断します。
GOT(AST)
GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)はアミノ酸を作り出す酵素であり、肝臓を始め心臓、筋肉、腎臓などに多く存在しています。基本的に臓器に留まっているため、血中の値が多い場合、臓器に異常があるとされています。GOTの基準値は検査機関によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会では30IU/L以下であれば正常値であるとされています。飲酒後や運動後は数値が上昇する傾向にあるため、健康診断前は控えましょう。31IU/L以上では「急性肝炎」や「慢性肝炎」「脂肪肝」「アルコール性肝炎」などが疑われます。
過度なアルコール摂取や不規則な生活が原因で肝臓に負荷がかかることが多いため、お酒を控える、規則正しい生活を送るなどして、生活改善を目指しましょう。
従来日本国内ではGOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)の名称を使用しておりました。しかし、国際的にはAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)の名称が一般的であることから、近年名称を統一するためASTの名称を使用する病院が増加しています。GOTとASTは、名称が異なるだけで単位や基準値も同じです。
- ・規則正しい生活を送る
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
GPT(ALT)
GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)はアミノ酸を作り出す酵素であり、そのほとんどが肝臓に存在しています。GOTと同様、基本的に臓器に留まっているため、血中の値が多い場合、肝臓に異常があるとされています。GPTの基準値は検査機関によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会では30IU/L以下であれば正常値であるとされています。GOTと同様で、飲酒後や運動後は数値が上昇する傾向にあるため、健康診断前は控えましょう。31IU/L以上では「急性肝炎」や「慢性肝炎」「脂肪肝」「アルコール性肝炎」などが疑われます。GOTとGPTがどちらも高い場合は「急性肝炎」が、GPTのほうが高い場合は「慢性肝炎」や「脂肪肝」が疑われます。GOTと同様で、お酒を控える、規則正しい生活を送るなどして、肝臓を労わると良いでしょう。
従来日本国内ではGPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)の名称を使用しておりました。しかし、国際的にはALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)の名称が一般的であることから、近年名称を統一するためASTの名称を使用する病院が増加しています。GPTとALTは、名称が異なるだけで単位や基準値も同じです。
- ・規則正しい生活を送る
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
γ-GTP
γ-GTP(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ)はたんぱく質を分解する酵素であり、肝臓を始め腎臓、膵臓などに多く存在しています。アミノ酸の生成にかかせない酵素であり、肝臓の解毒作用にも関わっています。肝臓や胆道に異常があると、血中のγ-GTP値が高くなります。γ-GTPはアルコールに対して反応が強いため、健康診断前に飲酒をすると、正常に数値を計測するのが困難になる場合があります。また、よく飲酒をする人は数値が上昇しやすいです。γ-GTPの基準値は男性と女性で異なり、男性は80IU/L以下、女性は30IU/L以下であれば正常値であるとされています。基準値を超えた場合、慢性肝炎やアルコール性肝障害、胆汁うっ滞などが疑われます。
最近ではアルコールとは関連性が低い非アルコール性脂肪肝炎においても、γ-GTP値が上昇することがわかってきています。健康診断で異常値が見受けられた場合、よく飲酒をしているのであればお酒を控えるように、飲酒をあまりしない人でも脂ものを避けるなど、食生活改善を目指すのがおすすめです。
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
- ・脂ものを避ける
尿検査
尿検査では主に、尿にたんぱく質や糖分が含まれていないか調べます。本来タンパク質や糖分は体内で分解、吸収されるため、尿に混じって排出されるのは少量です。そのため、尿に含まれるタンパク質や糖分の値が多い場合、腎臓やその他臓器に異常がある可能性があります。尿中のタンパク質が15mg/dl以下であれば陰性(正常値)と判断され、15~30mg/dlの場合は疑陽性、30mg/dl以上で陽性と判断されます。基準値を超えた場合、糖尿病性腎症や高血圧による腎障害など、さまざまな病気が考えられます。尿糖は基準値があるわけではなく、血糖値と深い関係があります。基本的に血液中の糖は体内に吸収されていきますが、吸収しきれなかった場合、尿に混じって排出されます。そのため、尿糖の値が高い場合は体内に吸収しきれなかった原因があることになります。その原因を探るため血液検査やその他検査と合わせて総合的に判断します。糖尿病は尿に糖が混じっている病気というイメージがありますが、実際には血糖値が高い状態が続いている病気のことです。
尿糖の値を下げるには、次に挙げる食生活を中心とした改善が非常に重要です。
- ・1日3食栄養バランスのとれた食事を心掛ける
- ・ゆっくりよく噛む
- ・炭水化物を取りすぎず食物繊維を積極的に取る
- ・アルコールを控える
- ・適度な運動を心掛ける
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