お知らせ
新宿の内科なら
MYメディカルクリニック新宿
MYメディカルクリニック新宿
MYメディカルクリニック新宿の特徴
駅直結
西新宿駅から徒歩4分、C13連絡通路より地下道直結の好立地でアクセス抜群です。
待ち時間の短い健康診断
健康診断・人間ドック、外来診療、各種予防接種の対応が可能です。 待ち時間の短縮のため健康診断は完全予約制でございます。
西新宿エリアのランドマークに開院
西新宿エリアのランドマークである「新宿野村ビル」にて開院します。オフィス街の中心にありながら様々な診療を行うため、日中忙しく病院・クリニックに行く時間があまり取れない働く皆様でもお気軽にご利用いただけます。
診療時間
外来受付時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土/日 | 祝日 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:30~12:30 (診療開始8:45) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
| 13:30~16:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × |
※休診日:土曜/日曜/祝祭日
健康診断受付時間
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土/日/祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:30〜11:10 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
| 13:00〜16:00 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × |
※毎週火曜日はレディースデイとなっており、女性のみご受診可能です。
MYメディカルクリニック新宿について
MYメディカルクリニック新宿は、「MYメディカルクリニック」グループの5院目として2024年7月に開院します。「MYメディカルクリニック」グループは、内科をはじめとした各種専門外来に加え、健康診断・人間ドック・予防接種といった予防医療にも貢献し、【世界一患者様に愛されるクリニック】をビジョンに掲げ皆様の健康に寄り添い続けます。当院は、西新宿エリアのランドマーク「新宿野村ビル」内にございます。新宿野村ビルは高さ約210メートルの高層ビルで、その内部はオフィススペースとして利用されていますが、地下1階と地下2階には20店以上の飲食店・店舗等があり、新宿野村ビルにお勤めではない方でも利用できる商業施設となっております。
また、新宿駅から都庁方面へ地下道を通り、新宿センタービルとの連絡通路を利用すると、雨の日でも濡れずにお越しいただくことが可能となっております。当院が位置する新宿は、渋谷・池袋と並ぶ三大副都心のひとつです。
特徴として「ビジネス・教育の中心」の顔といったところがあります。東京都庁の所在地でもあり高層ビルが立ち並ぶ新宿は、現在でも再開発が進められているエリアの一つです。また、教育機関も充実しており、専門学校数は区内トップクラスの数を誇ります。西新宿エリアのランドマーク「新宿野村ビル」の中にある当院は、オフィス街の中心にありながら平日の外来診療も行っているため、関東近郊から通学・通勤する学生やビジネスパーソンの皆様にも学校終わりや勤務終わりにご利用いただけます。
また、都会的な印象の強い新宿ですが、広大な敷地面積を誇る「新宿御苑」や都会のオアシスとして愛される「新宿中央公園」など豊かな自然が共存する観光スポットとして、休日にはピクニックをする家族連れや公園を走り回る子どもたち、木陰でお昼寝するお年寄りといった光景を目にすることができます。当院では、小さな子どもからお年寄りまで個々のライフスタイルやニーズに合わせた幅広い医療サービスを提供しております。
MYメディカルクリニック新宿では主に以下のような診療を行っております。
内科:風邪や発熱などの体調不良はもちろん、慢性疾患に対する診断と治療も行います。風邪から高血圧、糖尿病など幅広い内科疾患に対応しています。健康診断の結果で引っかかってしまったという方の診察も可能です。
生活習慣病外来:生活習慣病外来の一環として糖尿病外来を毎週水曜日の午前中に受付しております。糖尿病は日本人の三大死因であるがん・脳血管疾患・心疾患の危険因子となります。症状がある場合や無症状でも健康診断等で指摘されたことがある場合はお気軽にご相談ください。
婦人科外来:内診、経膣超音波、がん検診、血液検査、感染症検査、ウイルス検査、ピル、アフターピル(緊急避妊薬ノルレボ)、子宮筋腫や卵巣卵巣嚢腫などの定期検診、婦人科疾患(子宮筋腫、子宮内膜症、月経困難症、PMS/PMDD、月経不順、更年期障害)の薬物治療、月経不順トラブル などの診療が可能です。内服薬は当院で、手術・入院など必要な場合は当院提携の病院をご紹介いたします。
オンライン診療:医療機関へ行かずに、スマートフォンを使って医師の診察を受けることができます。 外出によるウイルス感染が不安な方や、病院へ行く時間が無い方は、是非ご利用ください。
患者様の健康を総合的にサポートするため、各専門分野での診療が充実しています。上記のようなご症状の他にも何かご質問や懸念があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
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院長メッセージ
MYメディカルクリニック新宿
院長 蝶野 喜彦
- <略歴>
- 北里大学医学部医学科 卒業
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 東京慈恵会医科大学付属柏病院 外科
- 町田市民病院 外科
- 富士市立中央病院 外科
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 厚木市立病院 外科 血管外科 医長
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- AOI国際病院 血管外科
- 2024年7月 医療法人社団MYメディカル新宿 院長
- <資格>
- 日本外科学会専門医
- 心臓血管外科専門医
- 血管外科学会認定血管内治療認定医
- 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施医・指導医
- 下肢静脈瘤血管内焼灼術実施医・指導医
- 浅大腿動脈ステントグラフト実施医
- VAIVT認定専門医
- 緩和ケア研修終了医
- 日本医師会認定産業医
- 宇宙航空医学認定医
- <コメント>
この度、新宿駅・西新宿駅から徒歩圏内の新宿野村ビル内に、健診センターとクリニックを開院致しました。
MYメディカルクリニックは「世界で一番愛されるクリニック」を掲げて精進しております。大切なご家族、ご友人と一緒に過ごす時間を少しでも長くなるよう、第一線で働く皆様の健康維持に貢献する事が我々の喜びであり、使命と考えております。
当院には大学病院や中核病院等で経験を積んだ、心の優しいスタッフが揃っております。皆、これまでの経験を通じて、早期発見や、少しでも早い段階での生活習慣の改善・治療介入等の重要性を痛切に感じております。スタッフは勿論、クリニックの内装や雰囲気まで、明るく気持ちの良い場所を目指して日々精進して参ります。
お一人お一人の気持ちに寄り添い、安心と信頼を提供し、社会貢献できれば幸いに存じます。学校の保健室の様な感覚で、いつでも気軽にいつでもお越し下さい。
診療項目
MYメディカルクリニック新宿の診療内容
一般外来・内科
頭痛・発熱・鼻水・咳などの一般的な風邪症状や、体調がすぐれない、何科を受診したら良いかわからないなど、身体の違和感がある方はまず一般外来をご受診ください。アフターフォロー外来
健康診断や人間ドックをご受診後に、結果についてご不明な点やご不安な点、再検査や精密検査を指示されている場合にはお気軽にアフターフォロー外来をご受診いただき、医師にご相談ください。 当院で検査が難しいものについては紹介状を発行し、精密検査が可能な医療機関をご紹介いたします。消化器・内視鏡外来
食道・胃・十二指腸・大腸などの消化管および、肝臓・胆嚢・膵臓などを幅広く診ます。血液検査、レントゲン検査、腹部超音波検査、上部消化管内視鏡検査・CT検査などを用いて診断をおこないます。 気になるご症状がある方はお気軽にご相談ください。生活習慣病外来
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの「生活習慣病」は無症状のことが多く、健康診断等で指摘されても放置してしまう方が多いです。しかし、生活習慣病はがんや脳卒中、心筋梗塞といった重病を引き起こすリスクが高いと言われています。生活習慣や食習慣といったライフスタイルを見直しながら改善を目指していくことが大切です。婦人科
当院では女性特有の症状や病気に対して、内診、経膣超音波、がん検診、血液検査、感染症検査、ウイルス検査、ピル・アフターピルの処方、子宮筋腫や卵巣卵巣嚢腫などの定期検診などを行っております。婦人科のお悩みや検診結果についてご不安な方、ご心配な方はご来院いただきご相談ください。アレルギー外来
アレルギー症状に対して患者様一人一人の症状やご希望にあった検査・治療方法をご提案いたします。花粉症に対しては、舌下免疫療法のおくすりの処方が可能です。長年花粉症の症状に悩まされている方に、対処療法ではなく根治を目指す免疫療法についてご案内させていただいています。
睡眠時無呼吸外来
睡眠中に10秒以上息が止まる無呼吸の状態が繰り返される「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」に対して、当院では、問診・各種検査を行い、患者様に合わせた治療方法のご提案をさせていただきます。SASは正しい診断に基づいて適切な治療を行えば克服することが可能です。こんな症状でお悩みの方はMYメディカルクリニック新宿へ
「病院で診てもらいたいけど、何科を受診すれば良いのか分からない」「どんな治療を受けるのか想像もつかないから不安」という方も多いのではないでしょうか。ここでは、症状やお悩みに合った診療科をご選択し、安心してご受診いただけるように症状別の診療科や診察内容をまとめました。気になる項目がございましたら、是非チェックしてみてください。
風邪症状・発熱のある方は一般内科へ
当院では、風邪症状のある方、発熱症状のある方の診察の受け入れ・検査が可能な体制を整えております。必要に応じて新型コロナウイルスの各検査(PCR検査・抗原検査・抗体検査)も実施可能です。
なお、当院では、インフルエンザチェックや新型コロナ検査、ノロウイルスチェック、アレルギー検査、溶連菌検査、マイコプラズマ検査、心電図検査、腹部超音波検査、胸部レントゲン検査など幅広い検査に対応しているため、原因を特定したい方も是非当院へお越しください。
健康診断などで「生活習慣病」と指摘をされた方は生活習慣病外来へ
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの「生活習慣病」は無症状のことが多く、健康診断等で指摘されても放置してしまう方が多いです。しかし、生活習慣病はがんや脳卒中、心筋梗塞といった重病を引き起こすリスクが高いと言われています。生活習慣や食習慣といったライフスタイルを見直しながら改善を目指していくことが大切です。
女性特有の症状のある方は婦人科へ
不正出血、お腹が痛い、お腹が出てきた、イライラ、疲れやすい、ホットフラッシュ、性交痛など、婦人科のお悩みや検診を受けて結果についてご不安な方、ご心配な方はご来院いただきご相談ください。
健康診断の結果でご不明な点やご不安な点のある方はアフターフォロー外来へ
健康診断や人間ドックをご受診後に、結果についてご不明な点やご不安な点、再検査や精密検査を指示されている場合にはお気軽にアフターフォロー外来をご受診いただき、医師にご相談ください。 当院で検査が難しいものについては紹介状を発行し、精密検査が可能な医療機関をご紹介いたします。
受診時の注意事項
初診の方へ
- ■持ち物
- 初めてMYメディカルクリニック新宿を受診される方は以下のものをご持参くださいませ。
- ・健康保険証
- ・おくすり手帳など現在服用しているお薬がわかる物(お持ちの方)
- ・基礎体温表(お持ちの方)
- ・各種検査結果(他院で通院中の方など、お持ちの方)
- ・他の医療機関からの紹介状(他院で通院中の方など、お持ちの方)
- ・各種受給者証(老人医療受給者証、乳幼児医療者証など)
再診の方へ
- 初診と持ち物は同様でございます。
- 前回の診療より間隔が空いている場合は初診料が発生する場合があります。あらかじめ、ご了承ください。
ご予約の流れ
- 予約
-
「内科・一般外来」をご予約されたい方はこちら
https://ssc10.doctorqube.com/mymc-shinjuku/「健康診断・人間ドック」をご予約されたい方はこちら
https://mymc.jp/contact/desk02/その他、お問い合わせはこちら
https://mymc.jp/contact/ - WEB問診票回答
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ご登録のメールアドレス・お電話番号(SMS)に、WEB問診票をお送りいたします。受診時間までにご回答くださいませ。
- ご来院
- 診察
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当日検査の結果が出るものについては、結果をお伝えします。
- お会計
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お会計の際に、次回のご予約もお取りすることが可能です。
お支払いについて現金以外にもクレジットカード決済に対応しております。
クレジットカード … VISA / American Express / JCB / Mastercard - ご帰宅
よくある質問
MYメディカルクリニック新宿の予約方法
MYメディカルクリニック新宿は、予約なしでもご受診いただけます。(健康診断や婦人科は完全予約制)
※当院では予約優先制のため、予約をしてから来院した方がスムーズにご案内できます。混雑時にはお待ち時間が長くなる可能性もございますので、事前にご予約いただくことをおすすめいたします。
ここでは、外来や健康診断、オンラインの予約方法をそれぞれ解説するのでぜひチェックしてみてください。当院では、Web予約を承っており、数分あれば簡単にご予約が完了します。
外来Web予約
MYメディカルクリニック新宿へご来院いただく際には、事前にご予約いただいた方がスムーズにご案内できます。予約方法は、スマホやPC、タブレットなどで簡単に行えるので是非下記の手順に沿って操作を進めてみてください。
(※ここでは「一般診療」を選択した場合の画面で操作を進めます。)
(※ここでは「内科」を選択した場合の操作画面で手順を解説します。)
【個人様】健康診断のご予約
健康診断のご予約やご変更はWEBでのみお受けしております。「個人様用 健診新規予約フォーム(MYメディカルクリニック新宿)」をクリック、あるいはタップしていただき、次の手順に沿って操作を進めましょう。
以降の手順は、画面の指示に従って進めるとご予約が完了いたします。
お電話でのご予約
【MYメディカルクリニック新宿へのお問い合わせ】
| 電話番号 | 03-5050-0274 |
|---|---|
| 受付時間 | 【平日】8:30~16:30 |
MYメディカルクリニック新宿の予約変更・キャンセルする方法
何らかの事情により「予約を変更したい」「キャンセルしたい」ということもあるかと思います。ここでは、MYメディカルクリニック新宿での予約の変更方法とキャンセルの方法を解説するので必要に応じてご対応をお願いいたします。
予約を変更する方法
当院では、予約変更用のフォームをご用意しております。下記のなかから該当する項目をタップ、またはクリックしてご予約日時のご変更をお願いいたします。個人用 健診予約変更フォーム(MYメディカルクリニック新宿)
フォームの内容は、ご氏名・性別・生年月日(西暦)・電話番号(携帯電話)などの基本情報に加え、受診希望期間・予約可能時間をご記入いただきます。
予約をキャンセルする方法
当院での予約をキャンセルする場合は、利用規約にもとづき、キャンセル料が発生いたします。なお、「個人用 健診キャンセルフォーム」を開いて画面の指示に従って操作を進めると、簡単にご予約をキャンセルすることが可能です。お支払いについて
当院では会計の際、現金以外にクレジットカード決済に対応しております。支払い回数は1回のみとなります。
| クレジットカード | VISA / American Express / JCB / Mastercard |
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クリニック紹介・院内の設備
当院で導入している医療機器や設備の一部をご紹介します。
胸部X線
胸部X-P(X線)で、肺・気管支の状態や心臓・大動脈などの形に異常がないか、また、脊柱や肋骨に異常がないかを調べます。X線は放射線の一種であるため、妊娠中の方は必ず事前にその旨をお申し付けください。胃カメラ検査(上部消化管内視鏡検査)
胃カメラ検査は、内視鏡スコープを用いて食道・胃・十二指腸の粘膜を観察し、微細な病変も発見することが可能な検査です。また、内視鏡検査中に発見した疑わしい部分から組織を採取して、病理検査を行うことで確定診断が可能です。その他、アニサキスの摘出、止血、ピロリ菌感染検査など、内視鏡検査はさまざまな診断と処置・治療に役立ちます。CT検査(頭部・胸部・腹部)
CT検査はX線を利用して身体の断面を撮影することで、身体の内部を画像化することができる検査となっており、体内の臓器や血管、骨の情報を得るために欠かせない検査です。超音波検査
当院で導入している「経膣超音波」と「乳房超音波検査」についてご紹介します。経膣超音波
当院では、「経腟超音波検査」を実施しております。「経腟超音波検査」は、抵抗がある方も多いかと思いますが、症状の有無に関わらず、すべての女性に受けていただきたい検査です。経膣超音波で見つかる代表的な疾患は、子宮がん・卵巣がん・子宮内膜症・子宮筋腫・卵巣のう胞、子宮内膜ポリープなどがあります。検査自体は、異常所見がなければ1分程度、異常があった場合でも2〜3分程度で終わる検査です。乳房超音波検査
当院では、乳房超音波検査を受けることができます。乳房超音波検査は、手では触れられない小さなしこりや、マンモグラフィーでは異常を発見しにくい場合も、早期発見できるといったメリットがあります。検査中の痛みが少ないこと、被爆の心配がないことから妊娠中・授乳中の方でも検査可能です。マンモグラフィー検査を併用することを推奨しています。マンモグラフィー
視診・触診では見つけにくい小さな病変を発見できることがあります。乳房超音波検査では見かりにくい微細石灰化を確認することができます。乳房超音波検査を併用することを推奨しています。睡眠時無呼吸検査
当院では、睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の治療を行える体制や医療機器を整えております。「日中の眠気で悩まされる」「寝つきが悪い」「途中で目が覚めてしまうことがよくある」「家族からのいびきの苦情がくる」という場合は、睡眠の質を低下させる代表的な疾患である睡眠時無呼吸症候群 (SAS)の可能性があります。まずは、診察や問診、ESS (眠気の専門的アンケート)でSASが疑われる症状があるかどうかを判断します。SASが疑わしい場合は、自宅でできる「無呼吸簡易検査 (自宅)」 を行い、睡眠時無呼吸症候群と確定はできないが疑わしい場合は、精密検査である「終夜睡眠ポリグラフィ(PSG)検査」を実施します。この検査もご自宅で行うことが可能です。
定期的な健康診断の受診がおすすめ
私たちは、コロナをはじめインフルエンザや風邪など、いつ罹ってもおかしくない身体の不調と隣り合わせの生活をしています。健康診断は、病気の早期発見と健康管理に欠かせない重要な機会です。しかし、どの検査を受ければ良いのか、どのクリニックを選べば効率的か迷うこともあるでしょう。
ここでは健康診断を定期的に受けるべき理由と、クリニックを選ぶ際のポイントをご紹介します。
健康診断の目的とメリット
健康診断は、ご自身の健康状態の把握と病気の早期発見に役立ちます。特に生活習慣病や心血管疾患などのリスクは、自覚症状がないまま進行してしまっている場合もあります。定期的な受診により、身体の不調をいち早く察知でき、迅速な対応をすることで重症化を防げます。
また、健康診断は日々の健康管理を見直すきっかけにもなります。日本人の約3人に2人は生活習慣病に罹患していると言われています。健康診断の結果が生活習慣改善のきっかけになるでしょう。
当院は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅のC13連絡通路より地下直結の立地にあり、新宿エリア内でも非常に通いやすいクリニックです。忙しいスケジュールの中でも無理なく受診可能です。
健康診断クリニックを選ぶ際の基準
クリニックを選ぶ際のポイントは次のとおりです。- ●検査項目の充実度
- ●アクセスの良さ
- ●予約システムの利便性
クリニックを選ぶ際は、健康診断で重要な検査項目の充実度や予約システムが扱いやすいか、ご自身が住んでいる地域や仕事場から通いやすいかなどを確認するのがおすすめです。
MYメディカルクリニック 新宿では、通常の検査項目以外にも、3種類の検査方法から選択可能な胃の検査を追加した生活習慣予防健診、通常の血液検査では調べない項目も追加した人間ドックも用意しております。
また、アフターフォロー外来という外来を設け、健診後のフォロー体制も整えております。再検査や精密検査の指示を受けた場合だけでなく、健康診断結果についてご不明な点やご不安な点がある場合でもご相談いただけます。
ほかにも、Webを活用した問診や結果配信のサービスを提供し、スムーズな予約・受診・結果の受け取りを可能としております。また、英語や中国語による応対も可能です。
健康診断の主な検査項目とその役割
健康診断では、複数の検査項目を通じて身体の状態を確認します。当院で行う検査項目は、次のとおりです。
- ●身体測定(身長・体重・BMI・腹囲)
- ●血圧測定
- ●聴力検査(会話法)
- ●視力検査
- ●尿検査(蛋白・糖)
- ●胸部X線検査
- ●血液検査
- ●心電図検査
- ●内科診察
尿検査や血液検査、X線検査など、検査のやり方に応じて異なる目的があります。以降は、それぞれの検査項目の特徴や関連する病気について解説します。
身体測定
身体測定では身長・体重・BMI(体格指数)・腹囲を測定し、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを評価します。これらの数値は生活習慣病のリスク要因となるため、継続的なモニタリングが重要です。特に腹囲の増加は内臓脂肪型肥満のサインであり、心血管疾患のリスクが高まる可能性があります。
前述したように、日本人の約3人に2人は生活習慣病に罹患していると言われています。生活習慣病の兆候が見受けられたら、生活習慣の改善を目指すタイミングです。
血圧測定
血圧測定は、循環器系の健康状態を把握するための検査です。血圧は、収縮時が120mmHg以上130mmHg未満であり、且つ拡張時が80mmHg以上85mmHg未満であれば、正常血圧の基準値となります。
高血圧症は生活習慣病のひとつで、生活習慣が大きく影響する病気です。日本では、20歳以上のおよそ半数が、高血圧症だと推計されています。高血圧症は、進行すると動脈硬化を発症する可能性があります。
また、高血圧症とは異なり、低血圧症には明確な診断基準がございません。低血圧症は原因別にいくつか種類が分けられていますが、総じて疲れやすい、朝起きるのがつらい、めまいや耳鳴りがするなど、多くの症状が発生します。
高血圧や低血圧は、放置すると脳卒中や心不全、腎疾患などのリスクを高めるため、定期的な測定が推奨されます。測定時は、気持ちを落ち着かせリラックスした状態で行いましょう。
聴力検査(会話法)
聴力検査では、音声が適切に聞き取れているかを確認します。例えば、高音域の音が聞き取りにくい場合、加齢や騒音の影響による難聴が疑われます。
当院で行う会話法は、通常の音声レベルでの会話がスムーズに行えるかを判断する方法で、日常生活に支障があるかどうかを評価します。日常会話に支障がなければ「異常なし」と診断いたします。
視力検査
視力検査では、裸眼視力や矯正視力を測定し、視力低下や乱視の有無を確認します。日本人の場合、20代から60代の平均視力は0.5程度といわれています。特に視力低下は日常生活や仕事に影響を与えるため、定期的な検査が大切です。
パソコンやスマートフォンの使用時間が長い人は、目の負担を軽減するためのアドバイスを受けるのもおすすめです。
血液検査
血液検査は、全身の健康状態を把握する基本的な検査です。健康診断の際に検査するのは、次の項目です。
- ●血液学検査(赤血球数・ヘモグロビン)
- ●脂質検査(HDLコレステロール・中性脂肪・LDLコレステロール)
- ●糖代謝検査(空腹時血糖)
- ●肝機能検査(GOT・GPT・γ-GTP)
血糖値の測定は糖尿病の早期発見に重要で、空腹時血糖やヘモグロビンA1cの値が異常であれば、糖代謝異常のリスクが示されます。高コレステロール値は動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳卒中につながる可能性があります。肝機能の検査では、AST、ALTといった数値で肝臓の状態を確認し、肝炎や脂肪肝などを早期に発見できます。
血液検査では、血液に含まれている細胞や酵素、抗体などの数を数値化することで血液中に異常がないか診断します。そのため、健康診断前には食事制限をしていただくよう指示しております。
正確な検査結果を得るため、検査前日は飲酒や脂質の多い食事を避け、21時前には食事を終えていただくようお願いいたします。
胸部X線検査
胸部X線検査は、肺や心臓の状態を確認するために行われます。この検査では肺炎や結核、肺がんなどの異常を画像で確認でき、早期発見につなげられます。また、心臓の大きさや位置を確認することで、心肥大や心不全の兆候も把握できます。
喫煙者は特に肺に負担がかかりやすいため、定期的な健診が大切です。特に痛みもなく、短時間で終了する検査です。
心電図検査
心電図検査では、心拍のリズムや異常な波形を確認して不整脈や心筋梗塞、狭心症の兆候を調べます。不整脈は軽度の場合もありますが、適切なタイミングで治療を行わないと、重症化するリスクがあります。
特に動悸や息切れをよく感じる方は、定期的な心電図検査の結果を確認しておきましょう。
尿検査
尿検査では、腎臓や膀胱の機能、糖尿病や感染症のリスクを確認します。尿中のたんぱく質や糖の有無は、腎臓機能の低下や糖代謝異常を示唆するため重要な指標です。本来タンパク質や糖分は体内で分解、吸収されるため、尿に混じって排出されるのは少量です。そのため、尿に含まれるタンパク質や糖分の値が多い場合、腎臓やその他臓器に異常がある可能性があります。
尿中のタンパク質が15mg/dl以下であれば陰性(正常値)と判断され、15~30mg/dlの場合は疑陽性、30mg/dl以上で陽性と判断されます。また、尿糖は血糖値と深い関係があり、血液検査やその他検査と合わせて総合的に判断します。
例えば、糖尿病は尿に糖が混じっている病気というイメージがありますが、実際には血糖値が高い状態が続いている病気のことです。
健康診断で検査項目が悪かった場合
健康診断や人間ドックなどで数値が悪い際に記載されている、「要再検査」や「要精密検査」は、あくまで「もう一度チェックさせてください」という意味なので、身構える必要はございません。しかし、診断時に異常な数値が検出されてしまっているため、「本当に異常な数値なのか」再確認するのが重要となります。
また、「要再検査」と「要精密検査」はそれぞれ検査の意味合いが異なります。
| 検査理由 | タイミング | 検査時期 | |
| 要再検査 | 本当に異常な数値なのか再確認する | 1回目の健康診断後 | 主に3か月後か6か月後 |
| 要精密検査 | 異常な数値の原因を究明する | 1回目の健康診断後や再検査後 | 医師と相談 |
例えば、健康診断前日の夜に大量の飲酒をした場合、血中アルコールが分解しきれずアルコール濃度が高いまま健康診断を受けることになるかもしれません。結果として、血糖や尿酸などの数値に異常が現れ、正確な診断結果は得られないです。そのため、医師は「血糖」の異常な数値の原因が、「飲酒」によるものか「生活習慣病」を初めとした病によるものか再度判断するために、「要再検査」の診断結果を通知します。
このように、正確な検査結果や詳細な検査結果を知れるように、健康診断の再検査を受診することをお勧めします。
要再検査や要精密検査は強制なの?
前提として、企業は従業員に対して健康診断を実施させる義務があります。これは労働安全衛生法第66条1項により定められています。しかし、「要再検査」や「要精密検査」は任意です。「要再検査」や「要精密検査」は任意ではありますが、医師がより正確な診断結果を通知してくれるため、自身の身体に「問題がない」か「生活習慣病やその他の病気を発見できる」かを知れる機会です。そのため、再検査は受診しておきましょう。
健康診断で異常の所見があったら
健康診断に記載される診断結果はアルファベットと日本語で表記され、以下の種類があります。- 「A」異常なし
- 「B」軽度異常あり
- 「C」要経過観察・再検査
- 「D」要精密検査・治療
健康診断で「軽度異常あり」
「軽度異常あり」の場合、数値に多少の異常はあるものの、健康上の問題はないと判断します。「B」の中でもいくつかの段階に分けられますが、この段階では注意喚起に留まります。しかし、数値に多少の異常が見受けられたのは、改善の機会が訪れたということ。生活習慣を一度振り返ってみてください。健康診断で「要経過観察・再検査」
「要経過観察・再検査」となる「C」判定では、いくつかの段階はあるものの、総じて「異常所見」が見受けられたと判断できます。- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を
- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を、3か月後に改善効果を確認するために再検査
- ・異常所見あり、積極的に生活習慣の改善を、6か月後に改善効果を確認するために再検査
- ・異常所見あり、経過観察が必要、変化が見られたら精密検査へ、変化なしでも6か月後に一度再検査
- ・異常所見あり、経過観察が必要、変化が見られたら精密検査へ、変化なしでも3か月後に一度再検査
異常所見が見受けられた項目によって、内容に差異はあるものの、積極的な生活習慣の改善や体調の変化に留意する必要があります。再検査は忘れずに受診するだけでなく、積極的に生活習慣を改善するよい機会です。日々の生活を見直してみましょう。
健康診断で「要精密検査・治療」
健康診断で「要精密検査・治療」となる「D」判定を受けた場合、内容をよくご確認ください。「D」判定のうち軽度の段階では、健康診断の検査範囲だけでは判断しにくい所見であるため、再検査(要精密検査を含む)を受け、総合的な診断を行います。そのため、再検査(要精密検査を含む)の通知を受け取ったら、忘れずに再受診してください。「D」判定のうちより重度の段階では、異常所見が明らかに見受けられるという判定がなされます。この場合、速やかに医療機関を受診しなおして、専門科の医師の診断を受けてください。医師と相談の上、今後の治療方針を決定します。
健康診断で引っかかることの多い検査項目と関連の病気
健康診断の用紙には、さまざまな項目が記載されています。本項では、特に生活習慣病に関わってくるものを中心に、項目ごとの概要や病気との関連性を解説します。血圧
人間の血管は、心臓の動きに合わせて収縮、拡張を繰り返しています。血圧測定では、血管収縮時の圧力および血管拡張時の圧力をそれぞれ測定します。収縮時が120mmHg以上130mmHg未満であり、且つ拡張時が80mmHg以上85mmHg未満であれば、正常血圧の基準値となります。高血圧症
高血圧症は生活習慣病のひとつで、生活習慣が大きく影響する病気です。日本では、20歳以上のおよそ半数が、高血圧症だと推計されています。収縮時が140mmHg以上、拡張時が90mmHg以上だと、高血圧症と診断される可能性が高いです。高血圧症はさまざまな要因が重なり発症することが多く、暴飲暴食や運動不足、喫煙、睡眠不足など、生活の乱れからくるものがよく挙げられます。高血圧症が進むと、動脈硬化を発症する可能性があります。その後、心臓に過度な負荷が蓄積されることで狭心症や心筋梗塞、脳に負荷がかかり脳梗塞や脳出血などを引き起こす危険性があります。高血圧症と診断されたら、予防のため次の生活習慣を見直しましょう。
- ・過剰に塩分を摂取していないか
- ・三食栄養バランスの取れた食事は取れているか
- ・過度な飲酒をしていないか
- ・喫煙していないか
低血圧症
高血圧症とは異なり、低血圧症には明確な診断基準がございません。一般的に収縮時の血圧が100mmHg以下の場合、低血圧症と診断することが多いです。拡張時の血圧はあまり問題にされません。低血圧症はいくつか種類があり、遺伝的体質による低血圧症を「本態性低血圧」と呼びます。特に原因となる疾患などはなく、低血圧の状態が継続しがちです。急に座ったり立ったりした場合に発生する血圧低下が原因で起こる低血圧症を、「起立性低血圧」と呼びます。「起立性低血圧」は、高齢者に多い立ちくらみの原因のひとつです。「症候性低血圧」は、なんらかの病気が原因となって血圧が低くなっている状態です。原因は脱水や貧血、代謝疾患などさまざまです。「症候性低血圧」は原疾患が原因であり、「本態性低血圧」および「起立性低血圧」は自律神経の調節がうまくできず起こることが多いです。低血圧症は疲れやすい、朝起きるのがつらい、めまいや耳鳴りがするなど、多くの症状が発生します。
いくつもの症状が重なると、日常生活の質が低下する原因となるだけでなく、別の疾患を引き起こしかねません。健康診断で低血圧症と診断されたら、予防のため次の生活習慣を見直しましょう。
- ・十分な睡眠は取れているか
- ・生活リズムは規則正しいか
- ・三食栄養バランスの取れた食事は取れているか
- ・適度な水分補給を行っているか
- ・適度な運動をしているか
動脈硬化
動脈硬化は、血管が固くなり弾力性・柔軟性を失った状態を指します。内腔(血管内の空間)の壁に、過剰なコレステロールや中性脂肪によりできたプラークが堆積したり血栓が生じたりして血管が狭くなり、結果として血流が悪くなります。動脈硬化が進行すると、脳や心臓にまで負荷がかかります。それだけでなく、プラークが壁から剥がれ落ち、脆くなった血管を傷つけたり、更に細い血管に詰まり血流を妨げてしまいます。動脈硬化は自覚症状なしに進行することが多いため、発覚しにくいです。自覚症状なしに血管から、脳や心臓へとダメージを蓄積させていきます。そのため、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中、脳梗塞など命に関わる疾患を引き起こしかねません。健康診断は動脈硬化の兆候を早期に発見できる大切な機会です。そして、動脈硬化を予防するためにも、健康診断で高血圧症と診断された場合は、生活習慣の見直し・改善がとても大事です。特に次の3つを実践してみましょう。
- ・適度な運動
- ・バランスの良い食事
- ・禁煙や禁酒
血液検査
血液検査では、赤血球数やヘモグロビン値などを検査します。赤血球数の基準値は男性で4.20~5.50(x10⁶/μL)、女性で3.80~5.10(x10⁶/μL)です。多すぎれば多血症が疑われ、少なすぎれば貧血が疑われます。貧血には「鉄欠乏性貧血」や「慢性出血性貧血」などの種類があります。鉄分はヘモグロビンの栄養素であるため、鉄分不足になるとヘモグロビン値も減少してしまいます。ヘモグロビン値の基準値は男性で13.1~16.3(g/dL)、女性で12.1-14.5(g/dL)です。男女共にヘモグロビン値が10(g/dL)以下になると重度の貧血が疑われ、頭痛やだるさ、めまいなどの症状が現れます。ヘモグロビン値が高い場合、多血症や脱水症などが疑われます。ヘモグロビン値が高くなる原因には喫煙やストレスなどが考えられ、特定した原因により対処法も異なるため、まずは原因を特定することが大切です。健康診断や再検査はしっかりと受診しましょう。
血液検査では他にも、血液に含まれている細胞や酵素、抗体などの数を数値化することで、血液中に異常がないか診断します。健康診断前には食事を取らないよう指示があるのは、血液検査で糖代謝検査(空腹時血糖)の値を確認するためです。動脈硬化のように、生活習慣病の中には自覚症状がないまま進行してしまうものもあります。血液検査を通して早期にリスクを発見し、生活習慣の改善や予防対策を心掛けましょう。
・鉄・タンパク質・ビタミンCをバランスよく摂取
脂質検査
脂質検査は、血液検査で行う検査の一種で、血中に含まれる脂質の濃度を調べる検査です。主にHDLコレステロール・中性脂肪・LDLコレステロールの値を調べます。HDLコレステロール
HDLコレステロールは善玉コレステロールとも呼ばれ、血中の余分なコレステロールを肝臓まで運ぶ役割を担っています。HDLコレステロール値が基準値内であれば、動脈硬化のリスクが軽減されます。HDLコレステロール値は、40~100mg/dLであれば正常値であるとされています。HDLコレステロール値が40mg/dL未満では「低HDLコレステロール血症」、100mg/dL以上では「CETP欠損症(遺伝性)」が疑われます。どちらの場合でも、心筋梗塞や動脈硬化のリスクが高まります。HDLコレステロール値が低くなる要因は、肥満や喫煙・運動不足などです。脂肪の少ない食事や適度な運動を心掛けたり、禁煙を心掛けましょう。
- ・適度な運動
- ・脂ものを避ける
- ・喫煙を減らす
- ・禁煙する
LDLコレステロール
LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれ、肝臓にある脂質を全身に運ぶ役割を担っています。LDLコレステロール値が高くなるほど、血管内に堆積するコレステロールが増加し、動脈硬化を引き起こしやすくなります。LDLコレステロール値は、140mg/dL未満であれば正常値であるとされています。LDLコレステロール値が140mg/dL以上では「高LDLコレステロール血症」が疑われます。140mg/dL未満であっても、120~139mg/dLに該当するのであれば「境界域高LDLコレステロール血症」と判断されます。この場合、高血圧や糖尿病などといった脂質異常症以外の病気の有無により、要治療と判断されることがあります。LDLコレステロール値が高くなる要因は、脂肪の多い食事や食物繊維不足、飲酒、喫煙などです。ほかにも、運動不足や加齢によってもLDLコレステロール値は高くなります。栄養バランスの良い食事を取るだけでなく、意識的に脂肪の摂取を控えたり減塩を心掛けたりする必要があるでしょう。
- ・適度な運動
- ・減塩
- ・脂ものを避ける
- ・食物繊維を取る
- ・飲酒や喫煙を減らす
- ・禁酒や禁煙をする
中性脂肪
中性脂肪は糖質と同様に、身体を動かすエネルギー源のひとつです。他にも、皮下脂肪として体内に蓄積することで、体温の保持や外部の衝撃から内蔵を守る働きも持ち合わせています。いくつかの役割を担っている中性脂肪ですが、基準値を逸脱すると動脈硬化のリスクが高くなったり、急性膵炎を引き起こしたりします。中性脂肪値は、30~149mg/dLであれば正常値であるとされています。中性脂肪値が150mg/dL(空腹時採血)以上では「高トリグリセライド血症」が疑われます。高い場合だけでなく、基準値を極端に下回る場合でも注意が必要です。極端なダイエットや食事制限による中性脂肪値の低下は、頭痛やめまい、意識消失などを引き起こす原因となります。
中性脂肪値が高くなる要因は、エネルギー源となる炭水化物や脂質、糖分、タンパク質の取りすぎが挙げられます。特に甘味や脂もの、お酒などの取りすぎはよくありません。糖分の入った飲料をあまり飲まない、脂ものやお酒を控えるなど、特に食生活の改善に努めることが大切です。
- ・食べ過ぎない
- ・甘味・脂もの・お酒を減らす
肝機能検査
肝臓は体内に必要とされるさまざまな物質を作り、送り出す働きを持っています。沈黙の臓器と呼ばれることもあり、多少異常があったとしても、自覚症状を感じにくく表面化しずらい、という特徴を持っています。そのため、健康診断でしっかりと肝機能が正常か検査しておく必要があります。肝機能検査では、GOT(AST)・GPT(ALT)・γ-GTPの値を調べることで、肝機能が正常であるか診断します。
GOT(AST)
GOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)はアミノ酸を作り出す酵素であり、肝臓を始め心臓、筋肉、腎臓などに多く存在しています。基本的に臓器に留まっているため、血中の値が多い場合、臓器に異常があるとされています。GOTの基準値は検査機関によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会では30IU/L以下であれば正常値であるとされています。飲酒後や運動後は数値が上昇する傾向にあるため、健康診断前は控えましょう。31IU/L以上では「急性肝炎」や「慢性肝炎」「脂肪肝」「アルコール性肝炎」などが疑われます。
過度なアルコール摂取や不規則な生活が原因で肝臓に負荷がかかることが多いため、お酒を控える、規則正しい生活を送るなどして、生活改善を目指しましょう。
従来日本国内ではGOT(グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ)の名称を使用しておりました。しかし、国際的にはAST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)の名称が一般的であることから、近年名称を統一するためASTの名称を使用する病院が増加しています。GOTとASTは、名称が異なるだけで単位や基準値も同じです。
- ・規則正しい生活を送る
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
GPT(ALT)
GPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)はアミノ酸を作り出す酵素であり、そのほとんどが肝臓に存在しています。GOTと同様、基本的に臓器に留まっているため、血中の値が多い場合、肝臓に異常があるとされています。GPTの基準値は検査機関によって異なりますが、日本人間ドック・予防医療学会では30IU/L以下であれば正常値であるとされています。GOTと同様で、飲酒後や運動後は数値が上昇する傾向にあるため、健康診断前は控えましょう。31IU/L以上では「急性肝炎」や「慢性肝炎」「脂肪肝」「アルコール性肝炎」などが疑われます。GOTとGPTがどちらも高い場合は「急性肝炎」が、GPTのほうが高い場合は「慢性肝炎」や「脂肪肝」が疑われます。GOTと同様で、お酒を控える、規則正しい生活を送るなどして、肝臓を労わると良いでしょう。
従来日本国内ではGPT(グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ)の名称を使用しておりました。しかし、国際的にはALT(アラニンアミノトランスフェラーゼ)の名称が一般的であることから、近年名称を統一するためASTの名称を使用する病院が増加しています。GPTとALTは、名称が異なるだけで単位や基準値も同じです。
- ・規則正しい生活を送る
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
γ-GTP
γ-GTP(ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ)はたんぱく質を分解する酵素であり、肝臓を始め腎臓、膵臓などに多く存在しています。アミノ酸の生成にかかせない酵素であり、肝臓の解毒作用にも関わっています。肝臓や胆道に異常があると、血中のγ-GTP値が高くなります。γ-GTPはアルコールに対して反応が強いため、健康診断前に飲酒をすると、正常に数値を計測するのが困難になる場合があります。また、よく飲酒をする人は数値が上昇しやすいです。γ-GTPの基準値は男性と女性で異なり、男性は80IU/L以下、女性は30IU/L以下であれば正常値であるとされています。基準値を超えた場合、慢性肝炎やアルコール性肝障害、胆汁うっ滞などが疑われます。
最近ではアルコールとは関連性が低い非アルコール性脂肪肝炎においても、γ-GTP値が上昇することがわかってきています。健康診断で異常値が見受けられた場合、よく飲酒をしているのであればお酒を控えるように、飲酒をあまりしない人でも脂ものを避けるなど、食生活改善を目指すのがおすすめです。
- ・飲酒を減らす
- ・禁酒する
- ・脂ものを避ける
尿検査
尿検査では主に、尿にたんぱく質や糖分が含まれていないか調べます。本来タンパク質や糖分は体内で分解、吸収されるため、尿に混じって排出されるのは少量です。そのため、尿に含まれるタンパク質や糖分の値が多い場合、腎臓やその他臓器に異常がある可能性があります。尿中のタンパク質が15mg/dl以下であれば陰性(正常値)と判断され、15~30mg/dlの場合は疑陽性、30mg/dl以上で陽性と判断されます。基準値を超えた場合、糖尿病性腎症や高血圧による腎障害など、さまざまな病気が考えられます。尿糖は基準値があるわけではなく、血糖値と深い関係があります。基本的に血液中の糖は体内に吸収されていきますが、吸収しきれなかった場合、尿に混じって排出されます。そのため、尿糖の値が高い場合は体内に吸収しきれなかった原因があることになります。その原因を探るため血液検査やその他検査と合わせて総合的に判断します。糖尿病は尿に糖が混じっている病気というイメージがありますが、実際には血糖値が高い状態が続いている病気のことです。
尿糖の値を下げるには、次に挙げる食生活を中心とした改善が非常に重要です。
- ・1日3食栄養バランスのとれた食事を心掛ける
- ・ゆっくりよく噛む
- ・炭水化物を取りすぎず食物繊維を積極的に取る
- ・アルコールを控える
- ・適度な運動を心掛ける
「要検査」と「精密検査」の違いを理解しよう
健康診断で「要検査」となった場合、多くの方は不安を感じるでしょう。しかし、要検査とはあくまで再確認のための追加検査であり、必ずしも病気が確定したわけではありません。
ここでは、「要検査」と「精密検査」の違いと対処法について解説します。
要検査と判断された場合
健康診断の結果が「要検査」となった場合は、基準値を外れている異常が見つかったことを意味しますが、必ずしも病気が確定するわけではありません。健康診断の結果に記載される診断結果は、アルファベットと日本語で表記され、次のような種類があります。
- 「A」異常なし
- 「B」軽度異常あり
- 「C」要経過観察・再検査
- 「D」要精密検査・治療
再検査や精密検査で再来院が必要となるのは、「C」「D」判定です。「要再検査」や「要精密検査」は任意ではありますが、ご自身の身体に「問題がない」か、または「生活習慣病やその他の病気を発見できる」かを知れる機会です。そのため、再検査は受診しておくのがおすすめです。
また、再検査が必要な項目には、体調の変動や食事の影響が反映される場合があります。特に、血糖値や血圧の異常は一時的な変動である場合もあるため、正確な診断を受けるために再検査が推奨されます。
前日の夜遅くに飲食や飲酒をしていた場合、各種数値が基準値を外れている可能性が高まります。そのため、正確な診断を受けるためには、前日の食事制限も非常に重要です。
精密検査が必要な場合の対処法とフォローアップ
精密検査が必要と判断された場合は、早期に専門医の診察を受けることが重要です。「D」判定にも軽度・重度の違いがあります。軽度の段階では、健康診断の検査範囲だけでは判断しにくい所見であるため、再検査(要精密検査を含む)を受け、総合的な診断を行います。そのため、再検査(要精密検査を含む)の通知を受け取ったら、忘れずに再受診してください。
重度の段階では、異常所見が明らかに見受けられるという判定がなされます。この場合、速やかに医療機関を受診しなおして、専門科の医師の診断を受けてください。医師と相談の上、今後の治療方針を決定します。
当院では、アフターフォロー外来を設け、健診後のフォロー体制も整えております。精密検査の案内や再診のサポートを行い、検査結果の解説や生活改善の提案も行うため、不安を抱えずに治療や対策を開始できます。
MYメディカルクリニック 新宿が選ばれる理由
MYメディカルクリニック 新宿がおすすめな理由は、スムーズな受診が行える点や丁寧なサポートがあるからです。ここからは、おすすめな理由をポイントごとに紹介します。
駅直結
当院は、東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅から徒歩4分、C13連絡通路より地下道直結の好立地でアクセスが非常によいです。地下道直結のため、雨に濡れることもございません。また、都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅からも、B2出口から徒歩3分でアクセス可能です。
待ち時間が少ない
当院では、待ち時間短縮のため完全予約制を採用しております。また、事前問診はWeb上で行えるため、クリニックについてから手書きで問診票を書く必要もございません。完全予約制かつクリニック内で行う事前準備を減らすことで、可能な限りスムーズな進行をご提供しております。
また、健診結果もオンライン上で受け取れます。
医師やスタッフの丁寧なサポート
経験豊富な医師とスタッフが在籍しており、検査から結果説明まで一貫してサポートします。不明点や不安な点は、受診者の立場に寄り添いながらわかりやすく解説するため、安心して受診ができます。
また、毎週火曜日はレディースデイとなっており、女性のみ受診可能な曜日を設けたり、アフターフォロー外来を設けることで健診後の不安にも寄り添える体制を整えております。
健康診断の流れ
当院の健康診断の流れは、次のとおりです。- 問診のご入力
-
健康診断受診日までに、Web上で問診のご入力をお済ませください。
ご予約時にご登録いただいたメールアドレスに、問診入力のご案内メールが届きますので、流れに沿ってご入力ください。ご予約時にメールアドレスのご登録がない方は、問診票を郵送いたします。ご受診日までにご記入の上、当日ご持参ください。 - 事前案内書類・検査キットの受け取り
-
健康診断のご案内・検査キットは郵送いたします。 お受け取りになりましたら開封し、中身をご確認ください。
検便・検尿が受診コースに含まれる方は、下記尿便の採取を忘れずにおこなってください。
・検尿:1回分採取(当日の朝の尿)
・検便:2日分採取
(受診日を含む1週間以内に採取したもの)
※検便・検尿が受診コースに含まれるかどうかは、「健康診断のご案内」に記載しておりますのでご確認ください。 - 当日:受付
-
ご予約時間に受付にお越しいただき、下記をご提出ください。
【お持ち物】
検査キット・問診票または受付確認票・保険証・その他必要書類(ある方)
- 当日:着替え
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更衣室で健診着にお着替えいただきます。
健診着の下はワイヤーやストラップのあるものは着用しないようにしてください。 - 当日:各種測定・検査
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各種測定や検査を行います、担当者の指示に従い受診してください。
また、ご気分が優れない場合など、お気軽にお申し付けください。 - 当日:診察
-
各種測定や検査の終了後、最後に医師による診察があります。
ご質問、ご相談がありましたらお気軽にお尋ねください。 - 当日:お会計
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お支払いがある方は現金の他、各種クレジットカード(JCB、アメックス、VISA、MasterCard、Diners、DISCOVER)もご利用いただけます。
- アフターフォロー外来
-
健診後のフォロー体制も整えております。再検査や精密検査の指示を受けた場合だけでなく、健康診断結果についてご不明な点やご不安な点がある場合でもご相談いただけます。
健診後のフォロー体制も整えております。再検査や精密検査の指示を受けた場合だけでなく、健康診断結果についてご不明な点やご不安な点がある場合でもご相談いただけます。
健康診断後にやること|当院の対応とサポート
健康診断は受診後の対応も重要です。結果を素直に受け止め、必要に応じて生活習慣の見直しを行うことで、より健康な身体を維持できます。
異常があった場合は、速やかに再検査や精密検査を受けましょう。再検査後も日常生活の改善が求められる場合があります。
ご不安な点やご不明点がございましたら、当院にご相談ください。皆様の健康維持のため、最大限のサポートをご提供いたします。
アクセス:「西新宿」駅から徒歩4分
- 〒160-0023
東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル5階 - 東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅から徒歩4分※C13連絡通路より地下道直結
- JR・小田急線・京王線「新宿」駅西口 徒歩7分
都営地下鉄大江戸線「都庁前」駅B2出口 徒歩3分 - TEL:03-5050-0274 FAX:03-5990-5779
- 駐車場
※新宿野村ビル内に地下駐車場(地下3階~5階)がございます。
料金:30分毎に400円 1日最大料金2,000円
詳しくは新宿野村ビル公式サイトをご確認ください。
https://snb-portal.com/nomura-shop/access/
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