グレナダ(Grenada)

 
グレナダ(Grenada)

グレナダへの渡航に備えた予防接種

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項目 説明
地域概要 カリブ海の小アンティル諸島南部に位置し、首都はセントジョージズです。
ナツメグやカカオなどの産地として有名で、”スパイス・アイランド”とも呼ばれています。
医療情報 病気や軽症であれば応急処置を受けることは可能です。しかしながら医療設備に限界があり、重篤な症状や緊急性を要するケガの診察に関しては医療先進国への移送が必要になります。
気候 熱帯海洋性気候です。年間を通して高温多湿です。
宗教 キリスト教など
文化

気をつけたい感染症 エイズ、ジカウイルス感染症、デング熱
推奨する予防接種 A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、麻しん、風しん、水痘
入国の際に義務づけられている予防接種はありません。

気をつけたい病気

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病名 説明
A型肝炎 A型肝炎は加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気です。渡航前に予防接種を推奨します。
B型肝炎 B型肝炎は体液や血液を介して感染します。母体から新生児への感染と、性行為による感染の2つが主な原因となっています。事前のワクチン接種が厚労省によって推奨されています。
破傷風 破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。事前のワクチンを接種が厚労省によって推奨されており、日本でも感染するおそれがあるため、渡航前にかぎらず接種を検討してください。
狂犬病 狂犬病ウイルスを持つ動物に噛まれあたり引っかかれたりしてウイルスが侵入して感染します。
犬に限らず野生動物に接触しないことを心がけてください。
麻疹 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。途上国では5歳以下の乳幼児の主な死因です。
世界的にも風疹同様に、麻疹の排除にむけて予防接種率向上の動きがみられ、接種が推奨されています。
風疹 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。また感染している母親から胎児へ感染し、先天性風疹症候群を引き起こすことがあります。
世界的にも麻疹同様に、風疹の排除にむけて予防接種率向上の動きがみられ、接種が推奨されています。
水痘 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。
一般的には「水疱瘡」として知られており、子供(特に2~8歳)によくみられる感染症です。