四種混合ワクチン

概要

百日咳、破傷風、ジフテリア、ポリオ(急性灰白髄炎)を予防することができます。三種混合ワクチンに不活化ポリオワクチンを加えたものです。 四種混合ワクチンは生後3ヶ月以降に計4回の定期接種です。

流行地域

数は減っているもののほぼ全世界でみられます。

製剤の特性

不活化ポリオワクチンが弱毒株であるセービン株由来のものです。

接種スケジュール

生後3ヵ月から接種し、その後3~8週間隔で2回目と3回目の接種、3回目の6ヶ月以上あけて4回目を接種します。

有効性

追加接種(5歳以上7歳未満に再度接種)まで全て接種すれば、いずれの種類のワクチンを用いても免疫を持つことに成功する確率は100%とされています。

副反応

注射部位の発み・腫れ・しこりなどの局所反応が主です。通常発熱はしませんが、接種当日に37.5℃以上の発熱がある場合があります。 発赤や腫れは数日で自然に軽快します。

その他の留意点

途中で中止してしまうと、百日咳、破傷風、ジフテリア、ポリオ(急性灰白髄炎)を発病してしまう可能性があるため、4回の定期接種をしっかりとする必要があります。

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