
風疹ワクチン(Rubella)
説明 | |
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概要 | 風疹は、潜伏期間は2~3週間で、主に飛沫感染で感染する病気です。主な症状として発疹、発熱、リンパ節腫脹などの症状があり、稀に血小板減少性紫斑病や脳炎を合併することがあります。 2015年に南北アメリカでは排除されたと言われ、日本でも排除が目指されている感染症です。また、妊娠初期の妊婦が感染した際には効率で胎児に障害を引き起こすと言われています。 |
流行地域 | 主にアジア及びアフリカ諸国で、中でも、中国、インド、モンゴル、パキスタン、ナイジェリアなどからの報告数が多くなっています。 |
製剤の特性 | 弱毒化された風疹ウイルスを培養し、精製したワクチン液を凍結乾燥させて作られています。 |
接種スケジュール | 海外渡航者で免疫が不明、不十分の可能性が高い場合は2回(初回,4週間後) |
有効性 | ー |
副反応 | ー |
その他の留意点 | 妊娠されている方への接種は基本的には行なえません。妊活など妊娠を考えられている方は妊娠までの接種を強くおすすめします。 海外に渡航する場合に既往歴や感染が確認できない方は接種をおすすめします。 麻しんとの混合ワクチンであるMRワクチンもご検討ください。 日本を含む排除を目指す先進国では、発症した際に行動の制限や追跡が行われる場合もあります。 |