ベラルーシ(Belarus)

 
ベラルーシ(Belarus)

ベラルーシへの渡航に備えた予防接種

表は横にスクロールします

項目 説明
地域概要 東ヨーロッパに位置する共和制国家です。 ベラルーシ人、ロシア人、ポーランド人、ウクライナ人等の民族からなり、公用語はベルラーシ語、ロシア語となります。
医療情報 医療機関の設備や医師の技術は様々ですが、平均すると医療レベルは一定の水準にあります。医師・スタッフの多くはベルルーシ語あるいはロシア語しか通じません。
ベラルーシに入国する際は、医療保険に加入している証拠が求められます。 薬局では、ベラルーシの処方箋がなければ購入できない医薬品が多いため、持病の薬等は日本から持っていくことを勧めます。
気候 亜寒帯に属し、気候は冷涼で通年雨が降ります。首都ミンスクでは、12月の平均月間日照時間は25時間しかありません。
宗教 主にロシア正教、カトリック
文化 ヨーロッパにおいて代表的な独裁国家とされ、同時に共産主義の名残りがかなり強く見受けられます。民族的な近さもあり伝統的な新ロシア国となります。
気をつけたい感染症 麻疹、HIVエイズ、結核、狂犬病
推奨する予防接種 麻疹・風疹・おたふく風邪、ジフテリア、百日咳、破傷風、A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、腸チフス、ダニ媒介性脳炎
入国に際し、義務つけているものはないですが、必要なワクチン接種を済ませた上で渡航することをお勧めいたします。

気をつけたい病気

表は横にスクロールします

病名 説明
麻疹 麻しんウイルスによる感染症です。感染力はきわめて強く、特別な治療法はないため、定期予防接種を必ず受けることをお勧めいたします。
水痘 水痘は、小児の定期予防接種に含まれておらず、子供を中心に通年感染者が散発しています。
特徴的な症状は、水ぶくれと発熱で、全身に直径3~5mm程度の盛り上がった赤い発疹が出現します。有効な予防法は予防接種です。
HIV / AIDS ヒト免疫不全ウイルスに感染した血液や精液などから感染します。輸血など血液製剤による感染は減少し、性交渉での感染が増えています。また、注射器の使いまわしによる汚染血液が原因の感染も起こりえますので、ご注意ください。
狂犬病 ヒトの感染は極めて稀ですが、野生動物の間で感染が維持されています。予防接種を済ませておくことをお勧めいたします。