ケニア渡航前ワクチン・予防接種

ケニア(Kenya)

推奨するワクチン

狂犬病ワクチン
19,800円/回
破傷風ワクチン
4,840円/回
日本脳炎ワクチン
8,250円/回
A型肝炎ワクチン
9,900円/回
B型肝炎ワクチン
4,950円/回
腸チフスワクチン
11,000円/回
髄膜炎ワクチン
25,300円/回
4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)ワクチン
14,300円/回
水痘・帯状疱疹ワクチン
9,900円/回
おたふくワクチン
6,600円/回
ポリオワクチン
7,700円/回
ガーダシル9(一回分)
38,500円
シルガード9(一回分)
44,000円
3種T-dap(ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチン
13,600円/回
 

ワクチンの接種時期と回数について

表は横にスクロールします

ワクチン種類 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 5週間 6週間 7週間 8週間 5ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 24ヶ月
A型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
B型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
狂犬病 (曝露前) ★1 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
MR 生ワクチン 初回 2回目
髄膜炎 不活化ワクチン 1回
水痘・ 帯状疱疹 生ワクチン 初回 2回目
破傷風 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目(2回終了後 1年~1年半)
日本脳炎 (国産) 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目 (2回終了後1年後)
日本脳炎 (輸入) 不活化ワクチン 1回
インフルエンザ 不活化ワクチン 初回 2回目
  • ※上記は一例です。 患者様の渡航先に合わせてご案内します。
  • ※生ワクチンは基本、接種後4週間経つまでは他のワクチン接種ができないため、渡航まで時間がない場合は接種スケジュールに注意が必要です。
  • ★1 曝露後の狂犬病ワクチン接種は別スケジュールとなります。 詳しくはこちらをご参照ください。

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ケニアへの渡航に備えたワクチン

地域概要

ケニアはアフリカ大陸の赤道直下に位置し、面積は日本の1.5倍、人口は約半分の4756万人で東アフリカにおいて最も大きな経済規模を有する国です。ナイロビの外国人居住区域では上・下水道が整備されていますが、周辺に拡がるスラム街の衛生状況は劣悪であり、足の踏み入れは厳に慎むべきです。ナイロビの私立病院の医療レベルはアフリカにおいては高レベルと言えますが、日本や欧米先進国のような洗練された対応は期待できません。

医療情報

ケニア第二の都市モンバサはインド洋に面しており、年中高温多湿であることから、デング熱が季節を問わず流行しています。またケニア第三の都市であるキスムはビクトリア湖に面しており、マラリアが多発しております。このようにケニアでは地方によって気候、医療環境も大きく異なるため注意が必要です。

気候

首都ナイロビは標高1,700mの高地にあるため、一年を通して気温は15度~25度と涼しく、湿度も低くて過ごしやすい気候です。そのためマラリアを媒介するハマダラカは生息しておらず、マラリアの心配はありません。3~5月が大雨期、11月が小雨期となりますが、この時期には下痢症が流行し、6~8月は冬で最も寒く、風邪症状を呈する方が多くみられます。

宗教

仏教・イスラム教・キリスト教など

推奨する予防接種

黄熱、 A型肝炎 B型肝炎破傷風腸チフス髄膜炎

ケニア入国に際して義務づけられた予防接種はありません。しかしケニアはWHOの黄熱汚染国に指定されており、経由地によっては「イエローカード(黄熱ワクチン接種証明書)」の提示を出入国審査時に求められることがあります。特にイエローカードを持っていないとケニアから他国へ移動する事が困難になります。

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気をつけたい病気

麻疹・風疹

麻疹は予防接種で効果的に予防できる感染症の一つでもあり、風疹とともに2回の接種が推奨され、日本でも定期予防接種として実施されています。

しかし、1回しか接種されていない世代があるため、渡航の有無に限らず母子手帳の確認を行い1回のみの場合は追加の予防接種を強く推奨します。

A型肝炎

A型肝炎ワクチンは日本では定期予防接種として実施されていませんが、カンボジアにおいては子供の定期予防接種として定められています。

都市でも散発的に見られ、衛生状態の悪い地方では流行することもあります。

その為、長短期滞在者、旅行者も接種を推奨します。

B型肝炎

B型肝炎は体液や血液を介して感染しますので、感染者との性交渉や輸血を避ければ感染の心配はありません。

しかし、カンボジアにはキャリアと言われるウイルス保有者が大変多く注意が必要です。

特にB型肝炎のキャリアは日本と比較し保有率が非常に高いため、ワクチンを推奨します。

破傷風

破傷風菌は世界中の土壌に存在し、日本でも死亡者が報告されています。

マカオではワクチンが手に入らない場合もありますので、日本での渡航前ワクチンを推奨します。

狂犬病

マカオでは2017年に512人が発症し、うち502名が死亡しています(外務省)。

また、北京市内や上海市内でも狂犬病の感染症の報告があります。

発症すると致死率が高い感染症です。

動物に接する機会が多い人や長期滞在する場合は、前もってワクチンを接種することもご検討ください。

日本脳炎

日本脳炎は、豚や野鳥を吸血した蚊に刺されることによって感染し発症者の20%が死亡、生存者の約40%で後遺症となる感染症です。

日本を含め、マカオも流行地域となっております。

近郊に豚舎などがある農村地区の滞在や、温帯の夏季や熱帯の雨季などの蚊が多い時期に渡航される場合、ワクチンを接種することを検討してみてください。

また、北海道では流行が認められていなかったことから定期予防接種を実施していなかったため、接種されていない方で流行地域に行く場合は予防接種を推奨します。

腸チフス

腸チフスは主に南アジア・アフリカで流行しており、マカオも感染リスクのある国の一つとなっております。

食べ物からの経口感染する感染症の為、衛生環境の悪い地域の長期間滞在する場合などは検討してください。

ポリオ

ポリオワクチンは、国際基準で日本での小児期定期予防接種(2回)を完了している場合、成人で1回の追加予防接種することを推奨しています。

ポリオはアフガニスタンやパキスタンが危険地帯としてリスクが高い感染症ですが、マカオも感染の可能性を否定は出来ないため長期滞在する場合は接種をお勧めします。

渡航前ワクチンの流れ

渡航前ワクチンご予約から接種後の流れ

ご予約
  • ワクチン仮申込フォームを入力し送信してください。 24時間以内(土日・祝日を除く)に、当院からお電話もしくはメールでご連絡を差し上げ、ご予約確定となります。 ※英文証明書をご希望の場合、来院希望日時は申込日から5日後以降の日程をご選択ください。
  • ・事前に接種を希望されるワクチンの問診票を下記よりダウンロードしていただきご記入ください。
ご来院・接種
●お持ち物 問診票・母子手帳・接種証明書・ワクチン手帳(ある方)
  • ・37.5度以上の発熱があるなどの体調不良時には予防接種を受けることができません。
  • ・当院以外でも予防接種をおこなう場合は、ワクチンの接種間隔にご注意ください。
接種後
  • ・接種後15~30分間は体調変化の経過観察をしてください。
  • ・次回のワクチン接種予定がある方は、接種計画(ワクチンの種類・スケジュール)を確認してからご帰宅ください。
  • ・接種当日の激しい運動は避けてください。
  • ・シャワーや入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
  • ・1週間以内に接種部位が赤くなったり痛みが出たりなど、何らかの副反応が生じる場合がありますが、ほとんどの場合は数日以内に自然に軽快します。 日常生活に支障をきたすような症状がある場合、気になる症状がある場合は、当院までお問い合わせください。

注意事項 ※必ず事前にご確認ください。

  • ●初回は必ずワクチン仮申込フォームでの事前お申し込みが必要です。 下記「ワクチン仮申込フォーム」をご入力ください。
  • ●原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。 当日の接種をご希望の場合は事前に当院へご連絡ください。 ※インフルエンザワクチンについてはご予約をお受けしておりません。
  • ●英文証明書をご希望の場合、事前に当院での対応可否を確認しております。 ワクチン仮申込フォームより英文接種証明書をご希望いただき、別途事前にFAXにて記載箇所を明示の上ご送付ください。
  • ●証明書は発行までに数日程度お時間をいただく場合もございますのでスケジュールに余裕をもってお問い合わせください。
  • ●無断キャンセルはキャンセル料を頂く場合がございますので、予約のご変更はお早めにお電話くださいませ。
  • ●中学生以下の方の接種は、小児科医不在のためお断りしております。
  • ●高校生~未成年(20歳未満)の方の接種には保護者同席をお願いしております。
  • ●黄熱病予防接種実施機関ではないため、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)については対応しておりません。

問診票について

予防接種時には問診票の記入が必要です。 事前に下記より問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちいただくと当日スムーズにご案内可能です。 (当日の状況次第では、お待ち時間が発生する可能性がございます。 ) 未成年の方の予防接種には、保護者の方の同意が必要です。 保護者の方が予防接種時に付き添えない場合には、事前に問診票をダウンロードしていただき、保護者の方のサインをご記入の上ご持参くださいませ。 医師問診の際に、保護者の方にオンラインでお繋ぎいただくことによって未成年の方は予防接種可能となります。 ※医師の判断により、予防接種を中止することがございます。 あらかじめご了承ください。