
ハンガリー(Hungary)
国ハンガリー(Hungary)

ハンガリーへの渡航に備えた予防接種
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項目 | 説明 |
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地域概要 | 中央ヨーロッパの共和制国家であり 西にオーストリア、スロベニア、北にスロバキア、東にウクライナ、ルーマニア、南にセルビア、南西にクロアチアに囲まれた内陸国です。 首都はブダペストです。基本的には中欧とされておりますが、歴史的には東欧に分類されたことがございます。 |
医療情報 | ハンガリーの医療水準は欧州地域の平均にほぼ達していると判断されます。しかし周辺の医療先進国と同等の医療が受けられるとは限らず、特に国公立病院を受診する場合には医師の多くは英語を理解しますが、看護師や受付職員との意思の疎通に戸惑うことがあり得ます。一部私立クリニックでは英語が通じ、また日本語通訳者が勤務しているクリニックもあります。これらの私立クリニックは基本的に外来専門であり、特別な場合を除き入院治療は行えませんが、専門医療機関受診の手配等を行うことは可能です。 また万が一、国外への緊急搬送が必要になった場合にも搬送手配ができます。 海外旅行傷害保険の契約内容によっては、キャッシュレスサービスが利用できる場合もあり、当地滞在時には必ず保険に加入し、病院受診前に保険会社に提携病院を確認ことが推奨されております。 |
気候 | 夏は湿気が少なく比較的過ごしやすいですが、時に35℃を超える日もありますので、熱中症に注意が必要です。 一方、冬の寒さは厳しく、十分な防寒対策の必要もあります。 |
宗教 | カトリック、カルバン派など |
文化 | ハンガリー王国は多民族国家であり、現在のハンガリー人のみで構成されていたわけではありません。 そのため、その他の民族とハンガリー民族を特に区別する際に「マジャル人」という表現が用いられることもあります。 |
気をつけたい感染症 | 上気道感染症、胃腸炎、ダニ媒介性脳炎 |
推奨する予防接種 | ダニ媒介性脳炎 |
気をつけたい病気
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病名 | 説明 |
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サルモネラ感染症 | サルモネラによって引き起こされる感染症です。通常、急性の発熱、腹痛、下痢、嘔気、ときには、嘔吐によって特徴づけられます。疾患症状の発症はサルモネラを取り込んでしまってから6~72時間(通常12~36時間)で現れ、症状は2日~7日続きます。
サルモネラ症の症状は、比較的軽く、ほとんどの患者では治療を必要とせずに回復します。 しかし、幼少期の子どもや高齢者では、脱水が重度となり、生命の危機に陥ることがあります。 |
ダニ媒介性脳炎 | 夏季にダニによる脳炎の発生があり、ダニの吸血によるライム病などの感染症があります。 草むらなどでの野外活動の際は長袖・長ズボンを着用して肌の露出を避け、 帰宅後全身のダニをチェックすることが重要です。 |
各院の診療時間・アクセスは
下記よりご確認ください。