ヨーロッパ(Europe)

 
ヨーロッパ(Europe)

ヨーロッパへの渡航に備えたワクチン

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項目 説明
地域概要 近代から産業や文化の牽引役となってきた歴史もあり、経済水準の高い国が多いです。

東欧ではロシアからの影響や様々な文化や民族が混在し、衝突や紛争などを経て様々な文化が存在しています。

医療情報 医療水準に問題はなく、高度医療を受診できますが、東欧では難しい場合もあるようです。

また、西欧では公的医療保険を使用できる場合もあるようですが、条件もあり、医療費が高額になる場合があるので、渡航者医療保険などへの加入も検討が必要です。

気候 ヨーロッパの大部分は比較的穏やかな西岸海洋性気候で過ごしやすい地域が多いです。

北部が亜寒帯気候になるため、冬季には厳しい寒さになる一方で、南部は地中海性気候で夏は日差しが強く、乾燥します。

宗教 ほぼキリスト教だが、特に東欧などではイスラム教も混在している
文化 洗練されたファッション、建造物などおしゃれなイメージがありますが、多くの国が様々な歴史や文化を持っており、多種多様な人々が暮らしています。

穀類を食べる文化が多く、パン食がメインとなっています。

東欧では、寒冷な内陸地が多いことから、煮込み料理が多いのも特徴です。

気をつけたい感染症 A・B・C型肝炎、腸チフス、狂犬病、破傷風、麻しん、インフルエンザなど(地域によって様々なため、事前にお調べください)
推奨する予防接種 A型肝炎 B型肝炎破傷風狂犬病など

ワクチンの費用

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項目 金額(税込)
狂犬病ワクチン 19,800円/回
破傷風ワクチン 4,840円/回
日本脳炎ワクチン 8,250円/回
A型肝炎ワクチン  9,900円/回
B型肝炎ワクチン 4,950円/回
腸チフスワクチン 11,000円/回
MR(麻疹・風疹の混合)ワクチン 10,780円/回
髄膜炎ワクチン 25,300円/回
4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)ワクチン 14,300円/回
水痘・帯状疱疹ワクチン 9,900円/回
おたふくワクチン 6,600円/回
肺炎球菌ワクチン 9,350円/回
ポリオワクチン 7,700円/回
ガーダシル9(一回分) 38,500円
ガーダシル9(三回分) 110,000円
シルガード9(一回分) 44,000円
3種T-dap(ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチン 13,600円/回
麻疹(はしか)抗体検査 4,070円
風しん抗体検査 4,070円
麻疹風疹抗体検査 4,840円
水痘抗体検査 4,070円
おたふく抗体検査 4,070円
B型肝炎抗原抗体検査 3,850円
 

ワクチンの接種時期と回数について

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ワクチン種類 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 5週間 6週間 7週間 8週間 5ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 24ヶ月
A型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
B型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
狂犬病 (曝露前) ★1 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
MR 生ワクチン 初回 2回目
髄膜炎 不活化ワクチン 1回
水痘・ 帯状疱疹 生ワクチン 初回 2回目
ムンプス 生ワクチン 初回 2回目
破傷風 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目(2回終了後 1年~1年半)
日本脳炎 (国産) 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目 (2回終了後1年後)
日本脳炎 (輸入) 不活化ワクチン 1回
インフルエンザ 不活化ワクチン 初回 2回目
  • ※上記は一例です。 患者様の渡航先に合わせてご案内します。
  • ※生ワクチンは基本、接種後4週間経つまでは他のワクチン接種ができないため、渡航まで時間がない場合は接種スケジュールに注意が必要です。
  • ★1 曝露後の狂犬病ワクチン接種は別スケジュールとなります。 詳しくはこちらをご参照ください。