コロンビア渡航前ワクチン・予防接種

コロンビア(Colombia)

推奨するワクチン

狂犬病ワクチン
19,800円/回
破傷風ワクチン
4,840円/回
日本脳炎ワクチン
8,250円/回
A型肝炎ワクチン
9,900円/回
B型肝炎ワクチン
4,950円/回
腸チフスワクチン
11,000円/回
髄膜炎ワクチン
25,300円/回
4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)ワクチン
14,300円/回
水痘・帯状疱疹ワクチン
9,900円/回
おたふくワクチン
6,600円/回
ポリオワクチン
7,700円/回
ガーダシル9(一回分)
38,500円
シルガード9(一回分)
44,000円
3種T-dap(ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチン
13,600円/回
 

ワクチンの接種時期と回数について

表は横にスクロールします

ワクチン種類 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 5週間 6週間 7週間 8週間 5ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 24ヶ月
A型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
B型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
狂犬病 (曝露前) ★1 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
MR 生ワクチン 初回 2回目
髄膜炎 不活化ワクチン 1回
水痘・ 帯状疱疹 生ワクチン 初回 2回目
破傷風 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目(2回終了後 1年~1年半)
日本脳炎 (国産) 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目 (2回終了後1年後)
日本脳炎 (輸入) 不活化ワクチン 1回
インフルエンザ 不活化ワクチン 初回 2回目
  • ※上記は一例です。 患者様の渡航先に合わせてご案内します。
  • ※生ワクチンは基本、接種後4週間経つまでは他のワクチン接種ができないため、渡航まで時間がない場合は接種スケジュールに注意が必要です。
  • ★1 曝露後の狂犬病ワクチン接種は別スケジュールとなります。 詳しくはこちらをご参照ください。

予約でスムーズ!
待ち時間が少なく接種可能!

24時間ご予約可能!
ワクチン予約フォームはこちら

フォーム送信後、当院担当よりメールでご連絡を差し上げます。

コロンビアへの渡航に備えたワクチン

地域概要

南アメリカ大陸の北西部にある共和国で、西は太平洋、北はカリブ海があります。北西部はパナマに、東部はベネズエラとブラジルに、南部はエクアドルとペルーに接しています。
名前の由来として、アメリカ新大陸を発見したコロンブスからきており、黄金郷伝説発祥の地とも言われています。

医療情報

コロンビアの医療水準は中南米の中では高い方ですが、病院では主にスペイン語しか通じません。
日本人は主に私立病院に通院することが多く、ボゴタ、メデジン、カリの私立病院は日本と同等の医療サービスを受けることが出来ますが、高額になるため海外旅行傷害保険への加入は必須です。

気候

気候は、低地の熱帯雨林気候から冷涼で変化の激しい山岳性気候まで変化に富んでいます。

宗教

カトリック

文化

ラテンアメリカの交差点に位置しておりインディヘナ、ヨーロッパ系、アフリカ系、中東系をはじめとするアジア系の伝統が複雑に織り交ざって構成された多文化的な社会によって特徴づけられています。

気をつけたい感染症

胃腸障害と食中毒、季節性インフルエンザ、狂犬病、マラリア、デング熱、ジカ熱、黄熱

推奨する予防接種

A型肝炎 B型肝炎破傷風及び腸チフス

成人の方はA型肝炎、B型肝炎、破傷風及び腸チフスの予防接種をおすすめしており、小児期に定期予防接種を受けているか確認してください。 はしか、風疹、A、B肝炎、百日咳、ジフテリア、破傷風ワクチン等は最終接種日から10年経過すると抗体価が下がりますのでご注意ください。

小児の方は、日本の定期接種と任意接種は、年齢的に可能なものを全て接種して赴任することをお奨めします。入学、入園に際してワクチン接種証明書の提出を求められることがありますので、かかりつけ医から英文の証明書を貰っておくと良いでしょう。

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フォーム送信後、当院担当よりメールでご連絡を差し上げます。

気をつけたい病気

胃腸障害と食中毒

都市部では重症の食中毒をあまり経験しませんが、加熱が不十分な食肉で嘔吐、下痢、腹痛を起こすことがあります。生卵、生ものは十分加熱した上で食べるようにしてください。

季節性インフルエンザ

感染のピークは5月から6月、8月から12月にかけて流行します。2020年は新型コロナウイルス対策の影響か大きな流行は発生していません。
65歳以上の高齢者と子供が感染すると肺炎を併発することがありますのでワクチンの接種をお勧めします。

狂犬病

コロンビアでは狂犬病は根絶されておらず、長期滞在する場合にはワクチン接種を推奨いたします。野生動物への接触は控え、熱帯地方ではリスザルやコウモリにも気をつけて下さい。

マラリア

殆どが太平洋側の山間部僻地で発生します。マラリアは蚊を媒介とした原虫の感染症です。この蚊は夜間に活発に活動する習性がありますので、就寝時は蚊帳などの使用をお勧めします。

デング熱

デング熱に罹る者の中に出血性デング熱など重症化して死亡する場合があります。蚊を媒介とするウイルス性感染症のため防蚊対策が重要です。

ジカ熱

ジカ熱はウイルス性感染症で根本的な治療法はありません。ギラン・バレー症候群(末梢神経麻痺)との関連も示唆されており、感染予防に防蚊対策が欠かせません。
主な症状は発熱、目が赤くなる、発疹、筋肉痛、頭痛、関節痛などです。

黄熱

ウイルス性出血性感染症で黄熱とは黄疸症状が見られる感染者に由来します。
ワクチン未接種者の50%が重症になり死亡に至る可能性があります。

渡航前ワクチンの流れ

渡航前ワクチンご予約から接種後の流れ

ご予約
  • ワクチン仮申込フォームを入力し送信してください。 24時間以内(土日・祝日を除く)に、当院からお電話もしくはメールでご連絡を差し上げ、ご予約確定となります。 ※英文証明書をご希望の場合、来院希望日時は申込日から5日後以降の日程をご選択ください。
  • ・事前に接種を希望されるワクチンの問診票を下記よりダウンロードしていただきご記入ください。
ご来院・接種
●お持ち物 問診票・母子手帳・接種証明書・ワクチン手帳(ある方)
  • ・37.5度以上の発熱があるなどの体調不良時には予防接種を受けることができません。
  • ・当院以外でも予防接種をおこなう場合は、ワクチンの接種間隔にご注意ください。
接種後
  • ・接種後15~30分間は体調変化の経過観察をしてください。
  • ・次回のワクチン接種予定がある方は、接種計画(ワクチンの種類・スケジュール)を確認してからご帰宅ください。
  • ・接種当日の激しい運動は避けてください。
  • ・シャワーや入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
  • ・1週間以内に接種部位が赤くなったり痛みが出たりなど、何らかの副反応が生じる場合がありますが、ほとんどの場合は数日以内に自然に軽快します。 日常生活に支障をきたすような症状がある場合、気になる症状がある場合は、当院までお問い合わせください。

注意事項 ※必ず事前にご確認ください。

  • ●初回は必ずワクチン仮申込フォームでの事前お申し込みが必要です。 下記「ワクチン仮申込フォーム」をご入力ください。
  • ●原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。 当日の接種をご希望の場合は事前に当院へご連絡ください。 ※インフルエンザワクチンについてはご予約をお受けしておりません。
  • ●英文証明書をご希望の場合、事前に当院での対応可否を確認しております。 ワクチン仮申込フォームより英文接種証明書をご希望いただき、別途事前にFAXにて記載箇所を明示の上ご送付ください。
  • ●証明書は発行までに数日程度お時間をいただく場合もございますのでスケジュールに余裕をもってお問い合わせください。
  • ●無断キャンセルはキャンセル料を頂く場合がございますので、予約のご変更はお早めにお電話くださいませ。
  • ●中学生以下の方の接種は、小児科医不在のためお断りしております。
  • ●高校生~未成年(20歳未満)の方の接種には保護者同席をお願いしております。
  • ●黄熱病予防接種実施機関ではないため、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)については対応しておりません。

問診票について

予防接種時には問診票の記入が必要です。 事前に下記より問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちいただくと当日スムーズにご案内可能です。 (当日の状況次第では、お待ち時間が発生する可能性がございます。 ) 未成年の方の予防接種には、保護者の方の同意が必要です。 保護者の方が予防接種時に付き添えない場合には、事前に問診票をダウンロードしていただき、保護者の方のサインをご記入の上ご持参くださいませ。 医師問診の際に、保護者の方にオンラインでお繋ぎいただくことによって未成年の方は予防接種可能となります。 ※医師の判断により、予防接種を中止することがございます。 あらかじめご了承ください。