アンゴラ(Angola)

 
アンゴラ(Angola)

アンゴラへの渡航に備えた予防接種

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項目 説明
地域概要 アフリカ大陸南部の大西洋岸に位置し、首都はルアンダに置かれています。コンゴ民主共和国を挟んで、飛び地のカビンダ州を含み、国土は日本の約3倍です。かつてはポルトガル領だったため、公用語はポルトガル語です。
医療情報 公立病院は設備が不十分かつ大きな病院でも医師が常在していません。私立病院でも、設備が揃っている施設もありますが医師が常勤ではありません。救急車も来ないことのほうが多いです。そのため緊急・重症の場合以外は日本国内で治療を受けることが望ましいでしょう。
気候 サバンナ気候、熱帯雨林気候、砂漠気候と、全体でみると気候は様々で、首都のルアンダ市はサバンナ気候のため過ごしやすいでしょう。1年の中に雨季と乾季が存在し、前者は激しい雨かつ高温多湿、後者は曇りがちで気温18~27℃前後で比較的涼しいです。
宗教 在来宗教・カトリック・プロテスタント
文化 アンゴラでは各民族集団がそれぞれ多彩な音楽とダンスを誇っており、自然に日常生活と融合しています。なかでも伝統音楽の”センバ”が、ブラジルのサンバのルーツと言われています。
また、アンゴラでは各民族集団が独自の伝統料理を持っていますが、その食文化においてもポルトガルの影響が残っています。
気をつけたい感染症 マラリア、デング熱、感染性胃腸炎、チクングニア熱、ポリオ、麻疹、狂犬病、破傷風、エイズHIV/AIDS、住血吸虫症、アフリカ・トリパノソーマ症(アフリカ睡眠病)、オンコセルカ症(河川盲目症)、結核、ハンセン病(ライ病)
推奨する予防接種 義務:黄熱

強く推奨:A型肝炎、B型肝炎、破傷風、狂犬病、腸チフス、ポリオ、髄膜炎菌、コレラ、水痘、流行性耳下腺炎、インフルエンザ桿菌b型(小児の予防接種として当国で推奨されている)
審査申請・入国の際に義務づけられている予防接種は1種類のみですが、強く推奨されているものが多数あります。虫や寄生虫、細菌などが多く存在し、衛生環境が悪いため、渡航の際は接種を検討してください。

気をつけたい病気

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病名 説明
A型肝炎 A型肝炎は加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気です。 A型肝炎ワクチンは日本では定期予防接種として実施されていませんが、特に途上国に1ヶ月以上滞在する人、中でも70歳以下の人に対して、事前のワクチン接種が厚労省によって推奨されています
B型肝炎 B型肝炎は体液や血液を介して感染します。母体から新生児への感染と、性行為による感染の2つが主な原因となっています。事前のワクチン接種が厚労省によって推奨されています。
破傷風 破傷風菌は世界中の土壌の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。破傷風は傷口から感染するので冒険旅行などで怪我をする可能性の高い人に対して、事前のワクチンを接種が厚労省によって推奨されています。
狂犬病 狂犬病ウイルスを持つ動物に噛まれあたり引っかかれたりしてウイルスが侵入して感染します。犬に限らず野生動物に接触しないことを心がけてください。
腸チフス 腸チフスは多くの発展途上国で多く見られる感染症です。チフス菌に感染した人の便や尿で汚染された水、氷、食べ物を国にすることで感染が広がります。生水は避け、食事も火が通っていることを確認してください。
長期間滞在する場合はワクチン接種を検討してください。
髄膜炎 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。世界的には人口の3~25%が髄膜炎の免疫を持っているとされているのに対し、日本人は0.4%と相対的に少ないため、接種が推奨されています。
水痘 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。一般的には「水疱瘡」として知られており、子供(特に2~8歳)によくみられる感染症です。
ポリオ ポリオは、ポリオウィルスが人の口から入り、腸で増殖することによって感染します。主に5歳未満の子供がかかるため、子供の場合はワクチン接種が推奨されています。
コレラ 国内でのコレラの報告はほとんど海外での感染によるもので、一部国内での感染も報告されていますが、輸入食品などからによるものだとされています。しかし、コレラワクチンは日本では未承認のため、輸入ワクチンを取り扱うトラベルクリニックなどで接種してください。
流行性耳下腺炎 ウィルスを吸い込む飛沫感染とウィルスが付着した手で口や鼻を触る接触感染によって感染します。一般的に「おたふく風邪」として知られ、感染することによって耳下腺が腫れる感染症です。
インフルエンザ桿菌B型 「インフルエンザウィルス」とは関係なく、髄膜炎や肺炎等をもたらす病原体の細菌です。日本では、小児の予防接種として推奨されています。