キューバ渡航前ワクチン・予防接種

キューバ(Cuba)

推奨するワクチン

狂犬病ワクチン
19,800円/回
破傷風ワクチン
4,840円/回
日本脳炎ワクチン
8,250円/回
A型肝炎ワクチン
9,900円/回
B型肝炎ワクチン
4,950円/回
腸チフスワクチン
11,000円/回
髄膜炎ワクチン
25,300円/回
4種混合(ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオ)ワクチン
14,300円/回
水痘・帯状疱疹ワクチン
9,900円/回
おたふくワクチン
6,600円/回
ポリオワクチン
7,700円/回
ガーダシル9(一回分)
38,500円
シルガード9(一回分)
44,000円
3種T-dap(ジフテリア、百日せき、破傷風)ワクチン
13,600円/回
 

ワクチンの接種時期と回数について

表は横にスクロールします

ワクチン種類 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 5週間 6週間 7週間 8週間 5ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 24ヶ月
A型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
B型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
狂犬病 (曝露前) ★1 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
MR 生ワクチン 初回 2回目
髄膜炎 不活化ワクチン 1回
水痘・ 帯状疱疹 生ワクチン 初回 2回目
破傷風 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目(2回終了後 1年~1年半)
日本脳炎 (国産) 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目 (2回終了後1年後)
日本脳炎 (輸入) 不活化ワクチン 1回
インフルエンザ 不活化ワクチン 初回 2回目
  • ※上記は一例です。 患者様の渡航先に合わせてご案内します。
  • ※※生ワクチンは基本、接種後4週間経つまでは他の生ワクチン接種ができないため、渡航まで時間がない場合は接種スケジュールに注意が必要です。(複数の生ワクチンの同時接種は可)
  • ★1 曝露後の狂犬病ワクチン接種は別スケジュールとなります。 詳しくはこちらをご参照ください。

予約でスムーズ!
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フォーム送信後、当院担当よりメールでご連絡を差し上げます。

キューバへの渡航に備えたワクチン

地域概要

キューバはラテンアメリカにあるカリブ会に浮かぶ島国です。 カリブ海の真珠と讃えられる海などの自然の美しさが特徴的です。 また、コロニアル様式の建物もキューバの歴史を感じさせます。

医療情報

キューバ国民の医療費は無料ですが、外国人は有料かつ受診可能な医療施設も限られています。医師以外の医療従事者はスペイン語以外での意思疎通は困難です。医療機材の不足や治療方法の限界などで、 海外へ移送される場合もありますので、海外旅行傷害保険の加入は必須です。

気候

亜熱帯性海洋気候で、年間平均気温は26度前後、湿度は80%と一年中かなり高く、6月から9月までは紫外線も強く、日中は日陰でも30度を越します。

宗教

宗教は原則として自由

文化

キューバ人の国民性はラテンアメリカの国民性であり、「愉快」「陽気」「情熱的」といった言葉が当てはまり、ラテンアメリカの気候の影響もあり、国全体がのんびりとした雰囲気があります。
キューバの街中では歌や踊りを楽しむ人の姿が印象的です。

気をつけたい感染症

急性下痢症、食中毒、肝炎、性感染症、ジカウイルス感染症、デング熱、呼吸器感染症、シガテラ、狂犬病

推奨する予防接種

成人・小児とも A型肝炎 B型肝炎破傷風腸チフスに加え、できれば狂犬病の予防接種を推奨します。

入国時に必須の予防接種はありませんが、成人・小児ともA型肝炎、B型肝炎、破傷風、腸チフスに加え、可能であれば、狂犬病の予防接種をおすすめします。

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フォーム送信後、当院担当よりメールでご連絡を差し上げます。

気をつけたい病気

急性下痢症、食中毒、肝炎

水道水の汚染や食品の衛生管理や温度管理に問題があり、ジアルジア症は頻度の高い疾患です。赤痢や腸チフスもみられます。また2011年以降は、毎年コレラが散発しており、ハバナも汚染地域です。生水や生ものは避け、十分加熱された物を摂るように日々心掛け、手洗いの習慣も必要です。

性感染症

AIDS等の性病対策キャンペーンの成果か、AIDS患者数は減少傾向です。一方、淋病、梅毒は届出感染症の中でも1位、2位と上位を占めています。

ジカウイルス感染症

中南米諸国では多数の患者が報告されていますが、キューバでも2016年3月に初めて報告されました。
予防接種や特効薬はありませんので、蚊に刺されない努力が必要です。

デング熱

予防接種や特効薬はありませんので、蚊に刺されないように対策をしましょう。

シガテラ

聞き慣れない病名ですが、ある特定の魚や巻貝によって起こる食中毒です。消化器症状(吐き気、下痢、腹痛)や神経症状(めまい、頭痛、筋肉痛、麻痺、温度感覚異常:ドライアイスセンセーション)といった様々な症状を引き起こします。

狂犬病

狂犬病はすべての人を含む哺乳類に感染し、人も動物も死亡率はほぼ100%と言われておりますが、ワクチンを連続して接種することにより発症を防ぐことが可能です。

渡航前ワクチンの流れ

渡航前ワクチンご予約から接種後の流れ

ご予約
  • ワクチン仮申込フォームを入力し送信してください。 24時間以内(土日・祝日を除く)に、当院からお電話もしくはメールでご連絡を差し上げ、ご予約確定となります。 ※英文証明書をご希望の場合、来院希望日時は申込日から5日後以降の日程をご選択ください。
  • ・事前に接種を希望されるワクチンの問診票を下記よりダウンロードしていただきご記入ください。
ご来院・接種
●お持ち物 問診票・母子手帳・接種証明書・ワクチン手帳(ある方)
  • ・37.5度以上の発熱があるなどの体調不良時には予防接種を受けることができません。
  • ・当院以外でも予防接種をおこなう場合は、ワクチンの接種間隔にご注意ください。
接種後
  • ・接種後15~30分間は体調変化の経過観察をしてください。
  • ・次回のワクチン接種予定がある方は、接種計画(ワクチンの種類・スケジュール)を確認してからご帰宅ください。
  • ・接種当日の激しい運動は避けてください。
  • ・シャワーや入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
  • ・1週間以内に接種部位が赤くなったり痛みが出たりなど、何らかの副反応が生じる場合がありますが、ほとんどの場合は数日以内に自然に軽快します。 日常生活に支障をきたすような症状がある場合、気になる症状がある場合は、当院までお問い合わせください。

注意事項 ※必ず事前にご確認ください。

  • ●初回は必ずワクチン仮申込フォームでの事前お申し込みが必要です。 下記「ワクチン仮申込フォーム」をご入力ください。
  • ●原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。 当日の接種をご希望の場合は事前に当院へご連絡ください。 ※インフルエンザワクチンについてはご予約をお受けしておりません。
  • ●英文証明書をご希望の場合、事前に当院での対応可否を確認しております。 ワクチン仮申込フォームより英文接種証明書をご希望いただき、別途事前にFAXにて記載箇所を明示の上ご送付ください。
  • ●証明書は発行までに数日程度お時間をいただく場合もございますのでスケジュールに余裕をもってお問い合わせください。
  • ●無断キャンセルはキャンセル料を頂く場合がございますので、予約のご変更はお早めにお電話くださいませ。
  • ●中学生以下の方の接種は、小児科医不在のためお断りしております。
  • ●高校生~未成年(20歳未満)の方の接種には保護者同席をお願いしております。
  • ●黄熱病予防接種実施機関ではないため、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)については対応しておりません。

問診票について

予防接種時には問診票の記入が必要です。 事前に下記より問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちいただくと当日スムーズにご案内可能です。 (当日の状況次第では、お待ち時間が発生する可能性がございます。 ) 未成年の方の予防接種には、保護者の方の同意が必要です。 保護者の方が予防接種時に付き添えない場合には、事前に問診票をダウンロードしていただき、保護者の方のサインをご記入の上ご持参くださいませ。 医師問診の際に、保護者の方にオンラインでお繋ぎいただくことによって未成年の方は予防接種可能となります。 ※医師の判断により、予防接種を中止することがございます。 あらかじめご了承ください。