心臓エコー検査について

  • クリニックブログ
2024/04/10

心臓エコー検査について


心臓エコー検査(心臓超音波検査)についてお話いたします。
心臓エコー検査(心臓超音波検査)は、心臓の構造や機能を評価するための非攻撃的な検査手法です。この検査では、音波を使って心臓の内部をみることができ、心臓の大きさや動き、弁の働きなどの異常や疾患を評価するのに役立ちます。

 

 

心エコー検査で何がわかるの?

①心臓病の診断

心臓弁の異常、心筋肥大、心臓の奇形など、心臓に関する様々な疾患を診断するために使用されます。
 

②心臓機能の評価

心臓の収縮や拡張の能力、心臓弁の動き、血液の流れなど、心臓の機能を評価するために使用されます。
 

③治療のモニタリング

心臓疾患の治療後、治療の効果を評価するために使用されることがあります。
 

④手術計画のための情報提供

心臓手術を行う前に、手術計画を立てるための情報を提供するために使用されることがあります。


 

検査方法

心臓エコー検査は、通常、胸部にジェルを塗布した後、患者の胸部に超音波を発生させる超音波プローブを当てて行われます。この画像を解釈し、医師は心臓の異常や疾患を診断します。心エコー検査は患者にほとんどの場合、痛みや不快感を伴いません。また、放射線を使用しないため、妊婦や小さな子どもにも検査実施が可能です。


 

心電図と心エコー検査との違い

両方とも心臓の状態を評価するための検査手法ですが、それぞれ異なる情報を提供します。心電図は、心臓の電気的な活動をするための検査です。 心電図検査は身体に電極を取り付け、心臓の活動が電気信号として記録されます。 これにより、心臓のリズムや異常が評価されます。急性の心臓疾患の診断や、不整脈の監視、心臓薬の効果の評価などに広く使用されます。


 

検査をオススメする方の特徴

  • ・胸痛など症状がある方
  • ・心臓の異常が疑われた方
  • ・心電図で指摘されたことがある方
  • ・心雑音で指摘されたことがある方
  • ・高血圧、糖尿病、脂質異常症など生活習慣病がある方
  • ・喫煙をする方
  • ・運動不足である方
  • ・不規則な食生活がある方

 


 

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