息苦しいと感じるときの対処法!現代人はストレスでも息苦しさを感じる?

  • クリニックブログ
2023/12/11

息苦しいと感じるときの対処法!現代人はストレスでも息苦しさを感じる?

「首元が締め付けられるような感じがして息苦しい」「なんとなくすっきりしない」このような悩みや疑問はありませんか?一時的な息苦しさは、横になったり体を休めることで回復する場合が多いです。
 
しかし、長引くときは要注意です。それはあなたの身体からのSOSかもしれません。
本記事では息苦しさを感じたときに「息苦しい」とはどんな状態をさすのか、その原因や症状、考えられる病気を解説します。ぜひ最後までご覧ください。

問診中の男性医師
 
 

息苦しいと感じるときの症状とは?

「息苦しい」と感じることは、身体がSOSのサインを出している状態です。
今回の記事ではどのようなときに、「息苦しい」というサインを出すかを説明します。

息苦しいとは?

息苦しいというのは、のどが締め付けられるような感じがしてうまく空気を吸えないことを指します。息が苦しい場合は、それだけで症状が出ることはありません。
いろいろな表現の仕方がありますが「なんとなくのどが苦しい」「だるくて胸が締め付けられる感じがある」「胸のあたりが痛い」などという場合があります。
 
安静にして落ち着くときもあれば、上半身を起こすほうが呼吸が楽になると感じたり、のどの違和感を不快に感じることもあります。

 

息苦しいと感じた時の症状は?

「息苦しい」と感じるときは、のどに空気が通らない・気道が詰まっている感じ・空気をうまく吸い込めないなどと表現されることが多いです。
これらは、呼吸困難とも呼ばれることがあります。
 
息苦しいという症状は、外から見ても明らかに症状がみられます。
顔色が悪くなったり、脱力感があり体に力が入らない、判断能力が鈍いなどです。
息苦しいと感じるのは、大きな病気が隠れていることがあります。
息苦しさが関わる病気は、肺炎、喘息、心不全、心筋梗塞、貧血、ほかにもホルモンや神経や筋肉などがあります。
 
どのようなときに息苦しさを感じたかを、きちんと説明できるようにしておきましょう。

 
 

息苦しい理由は2つ!

「息が苦しい」と感じる原因は、大きく分けて2つあります。
精神的なストレスで症状が出ている場合と病気で症状が出ている場合です。
それぞれ分けて解説していきます。

精神的な理由(ストレスなど)で息苦しい

精神的な理由で息苦しくなる方は、過呼吸(過換気症候群)やパニック発作を抱えている場合が多いです。
二酸化炭素がうまく吸えなくなることで、一時的に息が苦しくなる症状です。
 
心臓が苦しくなり手足のしびれ、吐き気、震えなども併発し、「自分はどうなるんだろう」という不安に襲われることをパニック発作といいます。
この場合は精神的に身体をコントロールしていくことで、自然と症状が治まることが多いです。自分が周りにストレスを感じることのない空間を見つけたり、気になる発言をする方から離れたりなど肩の力を抜いて過ごすことができる空間を見つけましょう。

 

病気で息苦しい

次に起こりやすいのは、病気で息苦しいというものです。
病気の場合は、体の臓器に異常があり「体に異常があります」とサインを送っている状態が考えられます。
主な病名は、喘息が多いです。
 
喘息というのは、小児喘息や職業性喘息などがありアレルギーの原因物質に反応し気道が一時的に狭くなる症状です。
顔色が悪くなったり、動きが鈍くなっているような場合は、呼吸困難に陥っている状態なのですぐに受診するようにしましょう。

 

 喘息について詳しくはこちら

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息苦しさの対処法

「息苦しさ」を感じたときに行う対処法があります。
この方法を覚えておくと、いざ自分の状態が思わしくないときに、行動に移せるようになります。

「息を吐くこと」を意識する

まずは「息を吐くこと」を大きく意識しましょう。
呼吸の状態が乱れたときには、酸素を吸い込みすぎてしまい息を吐きだすことを忘れてしまいます。
吐くことに意識を集中すると自然と呼吸が整う場合があります。

 

身体の緊張を和らげる

息苦しく感じるときは、普段よりも身体が緊張している可能性があります。
体全体の筋肉がこわばっていると、落ち着きがなかなか取り戻せないため緊張を和らげるようにしましょう。
 
息を吐くことを意識しても、緊張が続く場合は背中を人にさすってもらったり、自分なりのリラックスの方法を見つけておくのもおすすめです。
香りを使ったリラックス方法などは、外出時などでも使いやすく精神的な安定感にもつながります。

 
 

息苦しさで受診してもよい!

息苦しさには、種類があります。
ストレスで息苦しい場合は、内臓の息苦しさとはまた違った対処方法が必要となります。
病院に受診すべきタイミングや様子を見ておく場合、それぞれを説明します。
 

病院を受診するタイミング

息苦しさを感じたときに、顔色の悪さやむくみが出る場合は要注意です。
すぐに落ち着く場合でも、一度病院へ受診をして原因を確認しておきましょう。
 

早急に病院へ受診をする症状

息苦しさを引き起こす病気のうち、以下のものは早急に病院を受診してください。
 

  • ● 心筋梗塞
  • ● アナフィラキシーショック
  • ● 気管支喘息(重積発作等)
  • ● 気胸
  • ● 肺塞栓
  • ● 心不全
  • ● 異物誤飲

 
これらの症状以外でも緊急の処置が必要な場合があります。

 

様子を見ておく症状

すぐに病院へ行かなくても様子を見ておく「息苦しさ」とは、すぐに収まるものです。
すぐに収まるものとは、特定の環境下においてストレスを与えられたときに、症状が起きる場合です。
その場合は、ストレスの原因を取り除くことで解消される場合があります。

 
 

まとめ

息苦しいというのは、身体が異常を知らせるサインを出している最初の合図となります。
内臓の不調での息苦しさもあれば、日常の生活で感じている生活が原因での息苦しさもあります。
単なる疲れから来るものとしてとらえがちな場合が多いですが、生活するうえで必要に応じて医療機関を受診することが大切です。
状態がすぐに良くなるからといって無理をしたりすると大変です。
身体のサインは最初は小さなものからでることが多いので、日頃から身体のサインに耳を傾けましょう。


 

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MYメディカルクリニック渋谷 笹倉 渉医師

監修:MYメディカルクリニック渋谷 非常勤医

笹倉 渉 Dr. Sasakura Wataru

資格

略歴

  • 藤田保健衛生大学医学部 卒業
  • 公立昭和病院
  • 東京慈恵会医科大学附属病院麻酔科 助教
  • 北部地区医師会病院麻酔科 科長
  • 2016年 MYメディカルクリニック 医師
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