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2022/01/17

【ブログ】オミクロン株について

寒の内とはいえ、心地よい晴天の続くこのごろ、お元気でご活躍のこととお喜び申し上げます。

本日は、『オミクロン株』に関する記事でございます。
オミクロン株についての知識を広げご不安を少しでも解消できればと思います。

 

オミクロン株とは◆
オミクロン株とは、2021年11月24日に南アフリカから報告された新型コロナウイルス変異株の1種です。2022年1月現在で、VOCはアルファ、ベータ、ガンマ、デルタ、オミクロンの5つになりました。2021年11月28日に国立感染症研究所は「懸念される変異株」と位置付け、警戒を高めています。国内では、同月30日に最初の患者が確認されました。

 

オミクロン株の感染力について◆
南アフリカで流行している株が、デルタ株からオミクロン株へと急速に置き換わっているため、高い感染力の可能性が懸念されています。新規感染の中でオミクロンが優位を占める国も多くなっています。オミクロン株は、他の株よりも感染(伝播)しやすいと考えられていますが、まだ明らかになっておりません。

 

オミクロン株の症状◆
南アフリカでの症状のほとんどは、「1日・2日続く強い疲労感、その後、頭痛や発熱・体の痛み」と言われており、日本で確認されている症例だと、初期症状として「頭痛・発熱、咳、のどの痛み・倦怠感・関節痛・鼻水・筋肉痛」などがあるようです。日本国内の症例で多い症状としては「発熱・咳(せき)・倦怠感」です。WHOで新型コロナウイルスの分析を担当するマフムード氏は、炎症の場所が鼻やのどにとどまるケースが多く、重症化するリスクは低いという見解を示しております。しかし、症例数が少なく、海外の報告を併せても現時点では重症度の評価は困難であるとされているため、オミクロンに感染した場合他の変異株に感染した場合より重症化しやすいかは、まだ明らかになっていません。引き続き国内外の動向を注視する必要があるとされています。

 

オミクロン株の抗原キットやPCRでの診断精度◆
オミクロン株は現在国内で使用されている診断キットで検出可能です。国立感染症研究所も「抗原定性検査キットの診断精度については、オミクロン株による影響を受けない可能性が示唆されている」と報告しています。しかし、一部の海外の研究では感度がやや落ちるのではという報告もあり、今後の動向に注視が必要です。

 

オミクロン株に対するワクチンの効果◆
英国健康安全保障庁(UKHSA)では、アストラゼネカ製・ファイザー製・モデルナ製それぞれの発症予防効果について、報告しております。2回接種の場合、いずれのワクチンでも2回接種後20週経過すると、オミクロン株に対するワクチン効果はゼロに近くなるとのことです。また、3回接種の場合は、下記の通りです。

 

・アストラゼネカ製2回接種後、3回目にファイザー製かモデルナ製
→2~4週間後60%程度にとどまり、5~9週後には45%程度

 

・ファイザー製2回接種後、3回目もファイザー製
→1週間後70%程度で、10週間経過すると45%

 

・ファイザー製2回接種後、3回目はモデルナ製
→9週後まで70~75%

 

・モデルナ2回接種後の3回目のワクチン効果については解析対象者がないためデータなし

 

 

北里大学では、実際のオミクロン株を使って国内でファイザーかモデルナのワクチンを2回接種した人、それぞれ6人の血液に含まれる抗体にどれだけ効果があるかを、培養細胞を使った実験で調べております。結果としては、下記のとおりです。

 

・ファイザーのワクチンを2回接種して3か月たった人
オミクロン株に対する中和抗体の値はデルタ株の場合と比べて平均で72%減少

 

・モデルナのワクチンでは接種後3か月たった人
オミクロン株に対する中和抗体の値はデルタ株の場合と比べて平均で82%減少

 

という結果となりましたがオミクロン株感染例は少ないことから、推定値の評価には注意が必要です。また、この報告は発症予防効果についてであり、オミクロン株感染による重症をワクチンがどれだけ予防できるかはこれからの検討されることになります。国内でもオミクロン株に対する効果が低下していることが確認されたため、3回目の追加接種で、抗体の量を上げて感染防御力を獲得することが非常に重要になってくるとの可能性を示唆しております。また、オミクロン株に対してはワクチンを接種した人も基本的な感染対策を改めて徹底する必要があると指摘しています。

 

感染対策
これまで同様、マスクの正しい着用、手洗い、うがい、三密の回避、換気といった基本的な感染予防対策の徹底を行い、引き続き、感染予防に努めていきましょう。
オミクロン株に関してのまとめや、東京都での感染防止の取り組みなど、より詳しい情報への案内も下記サイトにて記載されていますのでご参考になりましたら幸いです。

 

 

・東京都福祉保健局(オミクロン株に関する情報)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/corona_portal/henikabu/omicron_info.html

 

 

▼参照URL
https://www.soujinkai.or.jp/himawariNaiHifu/covid19-omicron-variant/#%E3%82%AA%E3%83%9F%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%B3%E6%A0%AA%E3%81%AE%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%82%84%E9%87%8D%E7%97%87%E5%8C%96%E3%81%AF%EF%BC%9F
https://news.yahoo.co.jp/byline/kuraharayu/20211222-00273528
https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20211228b.html

 

 

◆当院での新型コロナウイルス関連検査◆
https://mymc.jp/ownexpense/#covid19

 

◎料金
抗原検査(税込11,000円)
抗体検査:定量(税込5,500円)
抗体検査:定性(税込6,600円)

 

◎診療時間
午前 9:00~13:00 (受付時間 9:00~12:30)
午後 13:30~17:00(受付時間 13:30~16:30)
夜間 18:00~21:00(受付時間 18:00~20:15)

 

 

当院は、渋谷ハチ公口から徒歩3分のところにあるクリニックです。
その他、ご不明点等ございましたらお電話ください!
TEL:03-4579-9011

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