イスラエル渡航前ワクチン・予防接種

イスラエル渡航前ワクチン・予防接種

推奨するワクチン

狂犬病ワクチン
19,800円/回
破傷風ワクチン
4,840円/回
A型肝炎ワクチン
9,900円/回
B型肝炎ワクチン
4,950円/回
ポリオワクチン
7,700円/回
B型肝炎抗原抗体検査
3,850円
 

ワクチンの接種時期と回数について

表は横にスクロールします

ワクチン種類 0日 1週間 2週間 3週間 4週間 5週間 6週間 7週間 8週間 5ヶ月 6ヶ月 12ヶ月 18ヶ月 24ヶ月
A型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
B型肝炎 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
狂犬病 (曝露前) ★1 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目
破傷風 不活化ワクチン 初回 2回目 3回目(2回終了後 1年~1年半)
  • ※上記は一例です。 患者様の渡航先に合わせてご案内します。
  • ※生ワクチンは基本、接種後4週間経つまでは他の生ワクチン接種ができないため、渡航まで時間がない場合は接種スケジュールに注意が必要です。(複数の生ワクチンの同時接種は可)
  • ★1 曝露後の狂犬病ワクチン接種は別スケジュールとなります。 詳しくはこちらをご参照ください。

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イスラエルへの渡航に備えたワクチン

地域概要

イスラエルは、地球上でユダヤ人が多数派の唯一の地中海に面する西アジアの国です。
国土面積は四国と同程度ですが、南北に400㎞と細長く、ビルが林立する都市部、岩だらけの土地が広がる地方、地中海や紅海に面した沿岸部、緑豊かな北部、砂漠地帯の南部など、変化に富んでいます。


医療情報

都市部は医療水準が高く、外国からのメディカル・ツーリズムに対応しています。医療費は私立病院を中心に高額で、旅行者や短期滞在者は治療・救援費を補償する海外旅行者保険等に加入しておく必要があります。救急外来の受診料は3~4万円程度ですが、入院すると1日あたり一般病棟で15万円以上、集中治療室で50万円以上かかります。ほとんどの医師は英語を話しますが、受付、技師、看護師はヘブライ語またはロシア語しか話さないことが多く、意思の疎通にしばしば苦労します。


気候

気候は地中海性気候で、夏季は日差しが強く、テルアビブでは最高気温が30℃を越える一方、冬季は最低気温が10℃以下まで下がります。また、標高800mのエルサレムでは5℃以下まで下がり、寒暖の差が激しくなります。12月から2月は毎月10日程度雨が降り、年間降水量は500㎜を越えますが、南部の砂漠では100㎜未満で、ほとんど雨が降りません。


宗教

ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、ドルーズ教


文化

アラブ人とイスラーム文化圏に囲まれた島のようなユダヤ人の国家で、エルサレムには、ユダヤ教、キリスト教、イスラーム、3つの宗教の聖地があります。 過去にユダヤ人の迫害、中東戦争、第2次世界大戦などを経た現在も、各地域で空爆やテロが発生しています。公用語はヘブライ語とアラビア語です。


気をつけたい感染症

細菌性赤痢やA型肝炎、腸チフス、サルモネラ、カンピロバクター感染症、コレラ、アメーバ赤痢、ジアルジア症(ランブル鞭毛虫症)、ポリオ、クリミア・コンゴ出血熱などに感染する可能性がございますので、滞在時はお気をつけください。



上水道は、淡水化海水と地下水を水源としており飲用可能ですが、時折汚染があり、地域ごとに使用の中止が保健省から警告されます。また、硬水に調整されており、飲用すると下痢傾向になるため、浄水器やボトル水の利用をお勧めします。
感染症については定点報告で集計されており、全数把握は困難ですが、水痘、消化器感染症、クラミジア症の流行が認められます。暑気にもかかわらず食品衛生管理が厳しくないので、加工食品へのサルモネラ菌やリステリア菌の混入がしばしば報告されます。


イスラエルの最新情報

最終更新日 : 2023年05月23日

出入国時の留意点

1.イスラエル入国時に、対立国であるアラブ諸国のビザや入国スタンプがあるとセキュリティチェックが厳しくなる場合がございます。
空港からの入国の場合、パスポートに出入国スタンプが押されることは原則なく、かわりに入国カードが発行されます。イスラエル滞在中はこのカードを携帯するよう気をつけてください。

2.空路で出国時は、チェックイン前にテロ防止の為かなり厳しいセキュリティチェックがあります。口頭質問や携行品のチェック等で30分~1時間程の時間がかかってしまうため、時間に余裕を持って空港へ到着できるようにしましょう。


ビザについて

日本国籍を持っている人は条件を満たすことでビザなし(無査証)での入国が可能です。


条件

渡航目的:観光、収入を伴わない商用、公用
滞在期間:90日以内
旅券の残存期間:入国時6ヵ月以上
旅券の未使用査証欄:入国時2ページ以上

詳細は下記にてご確認ください。
外務省 http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_044.html


取得場所

場所
イスラエル国大使館
住所
東京都千代田区二番町3
公式サイト
http://www.an
zen.mofa.go.jp/m/mbmann
erhealth_003.html
申請時間
10:00~13:00 ※入館時に旅券または運転免許証の提示が必要です
電話番号
03-3264-0197
安全情報
http://www.anzen
.mofa.go.jp/info/pcinfectionspotha
zardinfo_044.html#ad-image-0

PCR・抗原検査

4月29日以降に日本へ帰国・入国される方については、有効な新型コロナウイルス・ワクチン3回接種済み証明書又は出国前の検査証明書(PCR 検査陰性証明書等)の提示が不要となりました

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フォーム送信後、当院担当よりメールでご連絡を差し上げます。

気をつけたい病気

日射病・熱中症

夏季、特に6~8月は日射しが強く気温も高いので、日中の野外活動は控えめにし、喉の渇きにかかわらず、十分な水分を摂取するように心がけて下さい。外出には飲料水を携行し、帽子、日焼け止め、サングラスなどを使用してください。


交通事故

高速道路網が整備されていますが、当地の運転は荒く、車線の逸脱や急な車線変更がよくあります。通勤時間帯の幹線道路は渋滞し、割り込みや連節バスの幅寄せがあります。運転時だけでなく、歩行時も十分に注意してください。


旅行者下痢

飲料水の違いによる軽症のものから、消化管感染症によるものまで起こります。赤痢やジアルジア症の流行や、サルモネラ菌やカンピロバクター菌による食中毒も起きています。鶏卵はサルモネラ菌で汚染されていることが多いので、生で食べることはお勧めしません。夏季は30℃を越える日が続くので、食品管理には十分注意してください。


花粉症、結膜炎

杉の自生は少ないですが、春にはオリーブ、秋にはブタクサの花粉が飛散し、結膜炎・鼻炎などの花粉症が起こります。乾燥する時期には細かい砂が空中を舞い、2月~4月頃にはハムシーンと呼ばれる砂嵐が襲来することがあります。これらに加えて、排気ガスなどによる大気汚染もあり、コンタクトレンズ使用者は結膜炎を起こしやすいので、眼鏡も持参することをお勧めします。


頭シラミ

多くの子供が経験する疾患です。子供が頭皮を常に痒がっている場合は、よく観察して、髪の毛についた卵を探してください。診断は皮膚科で受けますが、治療のための漉き櫛と薬用シャンプーは当地の薬局で購入できます。


毒蛇、サソリ

毒蛇の種類はIsrael viper, Black adder, Israel mole viperが多く、毒サソリはイエロースコーピオンがもっとも危険です。毒蛇や毒サソリは北部の高原からネゲヴ砂漠までイスラエル全域に生息しており、初夏に活動性が高くなります。日中は岩陰や藪に潜んでいるので、不用意に手足を突っ込んだり、地面に座ったりしないように気をつけてください。咬まれたり刺されたりした場合は、できるだけ受傷部位を安静にし、速やかに救急外来を受診してください。熱


渡航前ワクチンの流れ

渡航前ワクチンご予約から接種後の流れ

ご予約方法
  • ワクチン仮申込フォームを入力し送信してください。 24時間以内(土日・祝日を除く)に、当院からお電話もしくはメールでご連絡を差し上げ、ご予約確定となります。 ※英文証明書をご希望の場合、来院希望日時は申込日から5日後以降の日程をご選択ください。
  • ・事前に接種を希望されるワクチンの問診票を下記よりダウンロードしていただきご記入ください。
ご来院・接種
●お持ち物 問診票・母子手帳・接種証明書・ワクチン手帳(ある方)
  • ・37.5度以上の発熱があるなどの体調不良時には予防接種を受けることができません。
  • ・当院以外でも予防接種をおこなう場合は、ワクチンの接種間隔にご注意ください。
接種後
  • ・接種後15~30分間は体調変化の経過観察をしてください。
  • ・次回のワクチン接種予定がある方は、接種計画(ワクチンの種類・スケジュール)を確認してからご帰宅ください。
  • ・接種当日の激しい運動は避けてください。
  • ・シャワーや入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
  • ・1週間以内に接種部位が赤くなったり痛みが出たりなど、何らかの副反応が生じる場合がありますが、ほとんどの場合は数日以内に自然に軽快します。 日常生活に支障をきたすような症状がある場合、気になる症状がある場合は、当院までお問い合わせください。

注意事項 ※必ず事前にご確認ください。

  • ●初回は必ずワクチン仮申込フォームでの事前お申し込みが必要です。 下記「ワクチン仮申込フォーム」をご入力ください。
  • ●原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。 当日の接種をご希望の場合は事前に当院へご連絡ください。 ※インフルエンザワクチンについてはご予約をお受けしておりません。
  • ●英文証明書をご希望の場合、事前に当院での対応可否を確認しております。 ワクチン仮申込フォームより英文接種証明書をご希望いただき、別途事前にFAXにて記載箇所を明示の上ご送付ください。
  • ●証明書は発行までに数日程度お時間をいただく場合もございますのでスケジュールに余裕をもってお問い合わせください。
  • ●無断キャンセルはキャンセル料を頂く場合がございますので、予約のご変更はお早めにお電話くださいませ。
  • ●中学生以下の方の接種は、小児科医不在のためお断りしております。
  • ●高校生~未成年(20歳未満)の方の接種には保護者同席をお願いしております。
  • ●黄熱病予防接種実施機関ではないため、黄熱病予防接種証明書(イエローカード)については対応しておりません。

問診票について

予防接種時には問診票の記入が必要です。 事前に下記より問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちいただくと当日スムーズにご案内可能です。 (当日の状況次第では、お待ち時間が発生する可能性がございます。 ) 未成年の方の予防接種には、保護者の方の同意が必要です。 保護者の方が予防接種時に付き添えない場合には、事前に問診票をダウンロードしていただき、保護者の方のサインをご記入の上ご持参くださいませ。 医師問診の際に、保護者の方にオンラインでお繋ぎいただくことによって未成年の方は予防接種可能となります。 ※医師の判断により、予防接種を中止することがございます。 あらかじめご了承ください。