リジュラン注射の効果とは?ダウンタイムやデメリット、痛みについて解説

  • クリニックブログ
2025/05/12

リジュラン注射の効果とは?ダウンタイムやデメリット、痛みについて解説

リジュラン
 

リジュラン注射は、肌の自己再生力を活性化し、しわやハリ不足を改善する美容施術です。ダウンタイムや副作用、アレルギーのリスクが少ないことから、美容業界で注目されています。
 
本記事では、リジュラン注射の特徴や効果、他の治療との違いについて詳しく解説しています。併せて、リジュラン注射の治療を受ける際の流れや料金もまとめました
 
肌のハリ感の低下やくすみ、小じわ、毛穴の開きを改善し、きめ細かい美肌を目指したい方に必見です。

 

当院提携院にて「リジュラン注射」
の取り扱いがございます。

 
 

 

リジュラン注射がおすすめの人

リジュラン注射は、以下に当てはまる人におすすめの治療です。

 

  • ・肌にハリがほしい
  • ・肌のくすみを改善したい
  • ・目元の小じわが気になる
  • ・毛穴が気になる
  • ・きめ細かい肌になりたい

 
 

リジュラン注射とは

リジュラン注射とは
 
 
リジュラン注射は、肌本来が持つ「再生力」を活性化させる美容医療です。主成分である「ポリヌクレオチド(PN)」というサーモン由来の成分を皮下に注入することで、肌のハリや弾力を高める効果が期待できます。
 
「ポリヌクレオチド(PN)」は、サーモンのDNAから抽出された断片をもとにした成分であることから、「高濃度サーモン注射」とも呼ばれています。
 
サーモンのDNAはヒトのDNAと構造や働きがよく似ているため、体になじみやすく、アレルギー反応や副作用のリスクが少ないとされています。
 
「ポリヌクレオチド(PN)」には細胞の修復や成長を促す作用があり、内側から肌を整える働きがあります。そのため、加齢や紫外線によってハリや弾力が失われた肌、小ジワ、毛穴の開きが気になる方におすすめの治療です。
 
 

リジュラン注射が持つ3つの働き

 
リジュラン注射が持つ3つの働き
 
リジュランに含まれるポリヌクレオチド(PN)は、肌の内側から再生力を高める作用があるため、エイジングケアや肌質改善を目的とした施術として注目されています。
 
ここでは、リジュラン注射がもたらす主な3つの働きについてご紹介します。
 
 

繊維芽細胞の働きを高める

 
リジュラン注射は、真皮層に存在する「繊維芽細胞」に直接作用し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸の産生を促します。
 
これらは肌のハリや弾力を保つうえで不可欠な成分であり、ダメージを受けた肌の回復にも重要な役割を果たします。
 
ポリヌクレオチドの働きによって、肌の奥からしっかりとアプローチし、若々しい印象を取り戻すことが可能です。
 
 

血管の再生を促し、血流を改善

 
リジュラン注射には、加齢により減少する毛細血管の再生を促す作用があります。新たな血管が作られることで血流が改善され、肌に必要な栄養や酸素が行き渡りやすくなります。
 
血流改善により肌の代謝を活性化し、くすみの軽減や肌トーンの向上にもつながります。
 
 

肌トラブルの原因となる炎症を鎮静化

 
リジュランの主成分であるPNには、炎症を抑える作用もあります。そのため、紫外線やストレスによる肌荒れ、ニキビ、赤みなどのトラブルを和らげる効果が期待できます。
 
慢性的な炎症は、肌の老化を進行させる要因でもあるため、炎症のコントロールはアンチエイジングにも重要です。リジュラン注射は、外的刺激に負けない健やかな肌づくりをサポートしてくれます。
 
 

リジュラン注射の特徴

リジュラン注射の特徴
 
リジュラン注射は、肌の再生力を根本から引き出すエイジングケア治療です。
 ポリヌクレオチド(PN)の働きにより、自然なハリや弾力を取り戻すことができるため、ナチュラルな仕上がりを求める方にも選ばれています。ここでは、リジュラン注射ならではの特徴について解説します。
 
 

1. 注入直後から肌の安定化を実感

 
リジュラン注射は、施術後すぐに肌本来が持つ「再生力」の向上を促すことができます。そのため、比較的早い段階で肌の安定感やうるおい感を実感しやすいのが特長です。
 
これは、ポリヌクレオチド(PN)が肌細胞に素早く働きかけ、微細なダメージを補修する作用によるものです。
 
施術翌日からメイクが可能なケースも多く、ダウンタイムを気にすることなく美容ケアを取り入れたい方にも適しています。
 
 

2. 加齢やダメージで失った弾力を回復

 
紫外線や加齢により薄くなった皮膚は、弾力や厚みが失われ、しわやたるみの原因となります。リジュラン注射では、PNの再生作用により肌細胞の活動が促され、コラーゲンやエラスチンの生成が活性化します。
 
これにより、肌の弾力性が回復し、ふっくらとした質感を取り戻すことができます。内側からしっかりアプローチでき、自然な若返り効果が期待できるのです。
 
 

3. キメ細かい肌質へ導く水分バランス調整

 
リジュランは皮膚の水分保持力を高め、皮脂と水分のバランスを整える作用もあります。乾燥やインナードライでキメが乱れがちな肌に対し、自然なうるおいを与えることで、肌全体のなめらかさや透明感を向上させます。
 
毛穴の目立ちやすい部位にもアプローチできるため、肌質改善を目的とする方にも選ばれている治療です。
 
 

4. デリケートな部位にも対応可能

 
リジュランはテクスチャーが非常に柔らかく、皮膚の薄い目元や口元、首などの繊細な部位にも対応できます。とくに、目元や額などの表情のクセによって刻まれた細かなしわにも効果が見込めます。
 
リジュランは、「リジュランI」や「リジュランHB」など製剤によって、対応部位が異なるので、医師と相談し、適切な使い分けと、丁寧な注入が必要になります。
 
 

5. アレルギーリスクが低く、安全性が高い

 
主成分のポリヌクレオチドは、サーモン由来の成分であり、人体との親和性が高く、アレルギー反応が起きにくいとされています。
 
そのため、繰り返しの施術にも適しており、長期的な美肌ケアとして取り入れる方も増えています。魚介類アレルギーがある方は事前の確認が必要ですが、多くの方にとって安心して受けられる治療です。
 
 

リジュラン注射の効果

 
 
リジュラン注射は、肌本来の再生力を高めることで、ハリや弾力、小ジワ、毛穴の開きなど幅広い肌悩みにアプローチできる治療です。
 
ここでは、リジュランに期待できる具体的な効果について、肌の構造や作用メカニズムをふまえてわかりやすく解説します。
 
 

1. ハリ・弾力アップ!ふっくらとした若々しい美肌に

リジュラン注射の効果
 
リジュラン注射は、皮膚の奥にある線維芽細胞を活性化させることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進します。その結果、肌に内側からボリュームが生まれ、弾力やハリを取り戻すことができます。
 
とくに、加齢や紫外線ダメージで薄くなった皮膚がふっくらと再生され、たるみやシワが目立ちにくくなる点が大きな魅力です。肌の質感が向上するため、自然な若返りを希望する方に適した治療といえるでしょう。
 
 

2. 毛穴やニキビ跡の改善にもアプローチ

 
リジュランは肌のターンオーバーを整え、水分と皮脂のバランスを正常化させることで、毛穴詰まりや過剰な皮脂分泌によるニキビの予防に効果的です。また、肌本来が持つ再生力を高めることで、ニキビ跡の凹凸もなめらかになり、全体の肌質改善が期待できます。
 
さらに、色素沈着のあるニキビ跡にも作用し、透明感のある美肌へと導きます。毛穴の開きや凸凹が気になる方にとっても、おすすめの施術といえるでしょう。
 
 

3. クマやくすみを改善し、明るい印象に

 
リジュランは、血行不良や皮膚のたるみが原因で現れる目の下のクマやくすみにも効果が見込まれています。毛細血管の新生を促進することで血流が改善され、青ぐまのような血管由来のクマを目立ちにくくします。
 
また、皮膚の再生により目元のハリが回復し、たるみによる影ぐまの解消も期待できます。ターンオーバーの正常化により、色素沈着による茶ぐまの改善にも寄与し、全体的に明るく若々しい目元を手に入れられるでしょう。
 
 

4. 炎症を抑え、ニキビや赤ら顔を防止

 
リジュランに含まれるポリヌクレオチド(PN)には、抗炎症作用も認められています。外部刺激によって起こる肌の赤みや炎症を抑える働きがあり、ニキビや赤ら顔など敏感肌特有のトラブルを和らげる効果が期待されます。
 
肌のバリア機能を高めることで、刺激に強く、トラブルが起きにくい安定した肌環境を手に入れられるでしょう。とくに繰り返す炎症でお悩みの方には心強い治療だといえます。
 
 

リジュラン注射の種類と違い

 
リジュラン注射には複数の製剤が展開されており、それぞれ用途やテクスチャーが異なります。治療部位や肌悩みに応じて適切な製剤を選ぶことで、期待していた効果が見込めます。
 
ここでは代表的な4種類のリジュラン製剤と、2つの後発ジェネリック製剤についてご紹介します。
 
 

製品名 主な効果 適用部位 特長
リジュラン ハリ・弾力、小ジワ、毛穴、ニキビ跡 顔全体、首、デコルテ、手 ・標準タイプ
・幅広い肌悩みに対応
リジュランS ニキビ跡・瘢痕の凹凸改善 くぼみのある皮膚部位 ・最も硬い製剤で、肌の凹凸を整える
リジュランI 目元のクマ、小ジワ、くすみ 目元 ・柔らかく、デリケートな部位にも対応可能
リジュランHB 乾燥小ジワ、保湿力向上 顔、首など乾燥が気になる部位 ・ヒアルロン酸配合
・保湿+弾力ケアに効果的
リズネ(LIZNE) ハリ・ツヤ、小ジワ、毛穴 顔、首、デコルテ、手 ・鱒(ます)由来のジェネリック製剤
・コスパが良い
リジェバン くすみ、毛穴、ハリの改善 顔、首、手の甲など ・粘度が低く、痛み
・ダウンタイムが少ない

 
 

リジュラン(スタンダードタイプ)

 
リジュランは、最も汎用性が高く、多くのクリニックで導入されている基本の製剤です。
 
顔全体や首、デコルテ、手など広範囲に使用可能で、肌のハリや弾力の回復、小ジワ、毛穴の開き、ニキビ跡の改善に効果が期待できます。
 
 皮膚の厚みにかかわらず安定した効果が見込めるため、初めてリジュラン注射を受ける方にもおすすめです。
 

リジュランS(スカー:瘢痕用)

 
リジュランSは、凹凸のあるニキビ跡や瘢痕治療に特化した製剤で、シリーズ中で最も粘度が高く、やや硬めの質感が特徴です。
 
へこみに直接注入することで皮膚の凹凸を滑らかに整え、PNの再生力により、肌組織の再構築を促します。肌表面の凹みや傷跡に悩む方におすすめです。
 
 

リジュランI(アイ:目元専用)

 
リジュランIは、非常に柔らかく滑らかな製剤で、目元の薄い皮膚にも馴染みやすいことが特長です。目元や口元の小じわ、くすみなど、繊細な部位の肌悩みに対応できます。
 
刺激を最小限に抑えながら、ふっくらとしたハリ感を目元に与えられる点が魅力です。表情に影響を与えやすい目元のケアに適しています。
 
 

リジュランHB(保湿強化タイプ)

 
リジュランHBは、PNに加えてヒアルロン酸と麻酔成分を配合した製剤です。保湿力の高さと施術時の痛みを抑えられている点が特徴です。
 
乾燥やハリ不足が気になる方、ダウンタイムを軽減したい方に適しています。リジュランHBの施術を受けることで、ヒアルロン酸との相乗効果により、潤いと弾力をしっかり補い、乾燥小ジワや肌のかさつきにアプローチできるでしょう。
 
 

リズネ(LIZNE)|ジェネリック製剤

 
リズネ(LIZNE)は、リジュランと同様のPNを主成分としつつ、原料に鱒を使用していることが特徴です。粘性が低く、施術時の痛みや炎症リスクが軽減されています。
 
さらに、コストパフォーマンスにも優れているため、費用を抑えて施術を受けたい方からも人気です。顔や首、デコルテ、手などに使用できるので、この部位のハリ・弾力・肌ツヤを底上げしたい方におすすめです。
 
 

リジェバン(Regevan)|粘性調整タイプ

 
リジェバン(Regevan)は、粘度が低く注入時の刺激が少ないのが特長です。PNによる肌再生力の向上効果が期待できるため、肌のハリ、毛穴、くすみの改善に幅広く活用されています。
 
施術時の痛みやダウンタイムが抑えられており、コスト面の負担も軽減できる点が大きな魅力です。
 
 

リジュランの効果はいつから出て、いつまで持続する?

 
リジュランの効果は施術後、2〜3週間ほどで実感できる方が多いです。施術直後は大きな変化を感じにくい場合もありますが、肌内部で細胞再生が進むにつれ、ハリや弾力、しわの改善などが見られます。
 
肌のターンオーバーの周期に沿って効果が現れるため、即時的な変化ではなく、ナチュラルな効果を実感できる傾向にあります。
 
効果の持続期間は個人差があるものの、目安として半年から1年程度とされています。リジュランは肌の再生力を高める治療であるため、単なる一時的な美容効果ではなく、根本的な改善が期待できるのも大きな魅力です。
 
 

リジュランの効果は1回でも感じられますか?

 
個人差はあるものの、1回の施術でも肌のハリやうるおい感の向上を実感される方は少なくありません。
 
ただし、より安定した効果を得るためには、2〜3週間ごとに3〜4回の施術を継続することが推奨されています。回数を重ねることで、肌の内側からしっかりとアプローチでき、より高い美肌効果が期待できます。
 
 

リジュラン注射の副作用

 
リジュラン注射は比較的安全性の高い施術ですが、以下のような副作用が生じる可能性があります。
 
 

主な副作用 詳細
軽度の腫れ・赤み・むくみ・痛み・かゆみ 施術直後に起こることがある
通常は1〜2日以内に改善する
内出血 まれに発生することがある
1〜2週間ほどで落ち着く
注入部位のふくらみや炎症 小さな膨らみや赤みが出ることがある
多くは短期間で落ち着く
感染・アレルギー・硬結のリスク ごくまれに起こる可能性がある
施術前に医師と十分に相談しましょう。

 
 
施術直後に軽度の腫れや赤み、むくみ、痛み、かゆみなどの反応が見られますが、これらは通常1〜2日で自然に落ち着きます。
 
一方、注射薬のマンジャロは継続的な作用が期待できる反面、自己注射のハードルがあります。生活スタイルや治療方針に応じまれに内出血や、施術部位に小さなふくらみ、軽い炎症が一時的に出ることがありますが、過度に心配する必要はありません。て、医師と相談のうえ、最適な薬剤を選択することが大切です。
 
感染症やアレルギー、硬結といったリスクはゼロではないため、必ず専門の医師に相談してから治療を受けましょう。
 
なお、施術後は血行を促進する行為(飲酒や激しい運動など)を控え、肌への刺激を避けることが推奨されます。
 
 

リジュラン注射は痛い?

 
リジュラン注射では、極細の針を使用して薬剤を皮下に注入するため、注射時にチクっとした刺激や、薬剤が浸透する際に軽くつねられるような感覚を伴うことがあります。
 
ただし、多くのクリニックでは施術前に表面麻酔を使用するため、痛みは最小限に抑えられます。また、リジュランHBには麻酔成分が配合されており、施術時の刺激を感じにくい処方となっているため、「痛みがほとんどない」と注目されています。
 
痛みの感じ方には個人差があるため、痛みに敏感な方や、不安がある方は事前に相談しておきましょう。
 
 

リジュラン注射のダウンタイムとデメリット

 
リジュラン注射のダウンタイムは比較的軽度で、多くの場合は数時間から数日で落ち着きます。
 
注入後に一時的な赤みや小さなふくらみ、軽度の痛みを感じることがありますが、通常1〜2日以内に目立たなくなります。
 
 

症状 内容 目安の持続期間
赤み・膨らみ 注入直後に一時的に皮膚が盛り上がることがある 数時間〜1日程度
軽い痛み 注入部位にチクチクとした違和感が残ることがある 数日以内
内出血 針による出血で青あざのようになる場合がある 通常1週間以内

 
 
まれに内出血が起こることもありますが、多くは1週間以内に自然と落ち着く傾向にあります。施術当日から洗顔やシャワーは可能で、翌日にはメイクや入浴も再開できます。
 
ただし、血流が促進される激しい運動や飲酒は控えるようにしましょう。肌への刺激を避け、清潔に保つことが回復を早めるポイントです。
 
 

リジュラン注射と併用できるおすすめの施術

 
リジュラン注射の効果をより高めたい方には、他の美容施術との併用がおすすめです。美容治療を併用することで、肌の再生力や保湿力、透明感アップなどの効果が期待できるでしょう。
 
ここでは、リジュランと相性が良く、目的別に取り入れやすいおすすめの施術を2つご紹介します。
 
 

ハイドラジェントル

 
ハイドラジェントルは、水流の力で毛穴の汚れや古い角質をやさしく除去し、同時に美容成分を導入できるピーリング施術です。
 
リジュラン注射を行う前に肌表面を整えることで、有効成分がより均一に浸透しやすくなり、治療効果の底上げが期待できます。とくに毛穴の詰まりや皮脂の多い肌質の方には、ハイドラジェントルによるディープクレンジングが相乗効果を生みます。
 
また、赤みや刺激が少なくダウンタイムも短いため、肌にやさしく、定期的なメンテナンスとしても取り入れやすいのが特長です。
 
 

エリシスセンス

 
エリシスセンスは、髪の毛よりも細い針(マイクロニードル)を用いて肌に微細な穴を開け、針先から高周波(RF)エネルギーを照射する次世代型のマイクロニードルRF治療です。
 
創傷治癒(傷が自然に治っていく体の仕組み)の力を活用して、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、ニキビ跡や毛穴の開き、小ジワの改善に高い効果が期待できます。
 
また、薬剤を真皮層に直接届けるドラッグデリバリー機能を搭載しており、リジュランなどとの併用で相乗効果が得られるのも魅力です。
 
従来のポテンツァやダーマペンと比べて痛みやダウンタイムが抑えられており、敏感肌の方やダウンタイムの少ない治療を希望する方にも適しています。
 
当院が提携するクリニックでは、エリシスセンスによってリジュランを皮膚の深部にまで直接届けることが可能です。なお、リジュランを併用しなくても、エリシスセンス単体で肌のハリや毛穴の引き締め、ニキビ跡の改善など、総合的な美肌効果が見込まれています。
 
 

当院提携院にて「リジュラン注射」
の取り扱いがございます。

 
 

リジュラン注射と水光注射の違い

 
美容医療における人気施術として知られる「リジュラン注射」と「水光注射」ですが、それぞれの目的や使用薬剤、効果の出方に違いがあります。
 
肌悩みに合わせて適切な施術を選ぶためには、それぞれの特性を理解しておくことが大切です。
 
以下では、両者の主な違いを6つの観点から比較し、どちらがどのような方に向いているのかを解説します。
 
 

施術方法の違い

 
水光注射は、専用の機器を使って顔全体に薬剤を均一に注入するのが特徴です。施術のスピードが速く、広範囲を一度にカバーできます。
 
一方、リジュランは医師が手作業で注射する「手打ち」と、機械を使用する「水光注射式」の両方に対応しており、部位や悩みに応じた打ち分けが可能です。
 
 

効果と持続性の違い

 
水光注射は即効性があり、施術後すぐに肌のツヤ感やうるおいを感じやすいですが、持続期間は数週間から3か月ほどです。
 
リジュラン注射は効果の実感までに1〜2週間かかることが多いものの、肌質の根本改善やエイジングケアに優れており、3か月〜半年の持続効果が期待できます。
 
 

副作用・リスクの違い

 
どちらもダウンタイムは比較的短めですが、施術直後に赤みや腫れ、内出血が出ることがあります。
 
水光注射では使用薬剤によってアレルギーのリスクがあるのに対し、リジュランはヒトとの親和性が高いPNを使用しているため、副作用のリスクが低いとされています。
 
 

費用の違い

 
水光注射は1回2〜5万円ほどと比較的リーズナブルに受けられる施術ですが、薬剤によって費用は変動します。
 
リジュラン注射は1回あたり3〜6万円が目安で、やや高額ではあるものの、持続性と再生力を重視したい方に適しています。
 
 

どちらがおすすめ?

 
即効性を求めるなら水光注射、肌の根本改善やエイジングケアを重視するならリジュランがおすすめです。
 
併用も可能なため、「リジュラン水光注射」として両方のメリットを取り入れる施術を提供するクリニックもあります。
 
 

リジュラン注射の予約から施術を受けるまでの流れ

 

 
リジュラン注射を受ける際の一般的な流れは、以下の通りです。事前のカウンセリングから施術後のケアまでを把握しておくことで、安心して治療に臨めます。
 
 

1. 予約・お問い合わせ

 
まずは、クリニックの公式サイトや電話でカウンセリングの予約を行います。事前に希望する部位や肌悩みを整理しておくとスムーズです。
 
 

2. カウンセリング・肌診断

 
医師によるカウンセリングでは、肌の状態や悩みを確認し、リジュランの種類や注入方法を決定します。クリニックによっては、肌診断機を使ったチェックを行うこともあります。
 
 

3. 洗顔・麻酔

 
施術前にはメイクや皮脂をしっかり落とすために洗顔を行い、その後、表面麻酔(クリームタイプ)を塗布します。
 
 

4. リジュラン注射の施術

 
極細の針を使用し、部位ごとに丁寧に注入していきます。所要時間は20〜30分程度です。
 
 

5. クールダウン・アフターケアの説明

 
施術後は赤みや腫れを落ち着かせるために冷却を行う場合があります。医師からダウンタイムの注意点やホームケアについての説明を受けて終了です。
 
 

リジュラン注射の料金・相場

 
リジュラン注射の相場は、1ccあたり30,000円〜60,000円(税込)前後が一般的です。使用する製剤の種類や施術部位、注入量、さらにクリニックごとの方針によって料金は異なります。
 
目元などの部分的な治療では1ccで対応できるケースが多い一方、顔全体への施術には1〜3cc(本)ほど使用する傾向があります。
 
また、初診料や麻酔代などが別途必要になる場合もあるため、事前に費用の内訳やプラン内容をしっかり確認し、自分に合った施術を選ぶことが大切です。
 
当院提携院では、リジュラン注射を1ccあたり44,000円(税込)で提供しております。なお、施術時には、麻酔クリーム(3,300円・税込)をオプションで追加することも可能です。
 

当院提携院にて「リジュラン注射」
の取り扱いがございます。

 
 

リジュラン注射の詳細情報

症状 内容
所要時間 1本あたり30分程度
施術部位や注入量などによって異なります。
麻酔を行う場合は約20〜30分ほどかかります。
治療間隔 2〜3週間に1回のペースで、3〜4回程度を推奨

※症状や個人差によって異なります。
痛み 個人差がありますが、塗る麻酔を行いますので我慢できる程度の痛みです。
メイク メイクは翌日からは可能
リスク・副作用 ・注入部位に痒みや痛み、炎症(発赤、浮腫、紅斑)が出現し、1週間ほど持続することがあります。
・注射による施術のため、稀に注入部位に内出血が起きることがあります。この場合、完全に回復するまでに1〜2 週間必要となります。
・稀に注入後に感染症や出血が起きる可能性もございます。
禁忌・注意事項 ・妊娠中・授乳中の方

・抗凝固剤・免疫抑制剤等を使用している方

・アレルギー疾患、自己免疫疾患の方

・リドカインアレルギーの方(リジュランHBをご使用の場合)

・魚や魚卵などのアレルギーをお持ちの方
その他 本施術は、国内未承認の医薬品を用いた自由診療です。
薬機法に基づき、MYビューティクリニックの医師が個人輸入手続きを行った医薬品を使用します。

 
 

リジュラン注射が受けられない方

 
リジュラン注射は安全性の高い治療ですが、すべての方に適しているわけではありません。以下に該当する方は、施術によるリスクを避けるため、治療を控える必要があります。
 
また、以下に該当しない場合でも、体調や既往歴によって治療が推奨されないケースもあります。必ず医師と相談し、安全性を確認したうえで施術を受けるようにしましょう。
 

妊娠中・授乳中の方

 
妊娠中や授乳中は、ホルモンバランスの変化により肌の状態が不安定になりやすくなります。
 
さらに、美容施術が母体や胎児・乳児に与える影響については十分な安全性が確認されていないため、原則として治療は控えるべきとされています。
 
リジュラン注射も例外ではなく、万が一のリスクを避けるため、治療を受けることができません。断乳後に身体の調子が戻ってから開始しましょう。
 

アレルギーや特異体質のある方

 
薬剤や外部成分に対して強いアレルギー反応を起こしたことがある方は注意が必要です。
 
特に、魚や魚卵に対するアレルギーがある場合、リジュランに含まれるポリヌクレオチド(PN)との相性により、反応が出る可能性があります。施術前に医師と十分な確認が必要です。
 

血液をサラサラにする薬・免疫抑制剤を服用中の方

 
抗凝固薬や免疫抑制剤を服用している場合は、注射による内出血や炎症のリスクが高まる恐れがあります。
 
施術中や施術後に出血や腫れが強く現れる可能性があるため、リジュラン注射は原則として控えるべきとされています。必ず専門の医師やスタッフに服用している薬剤を申告しましょう。
 

ケロイド体質の方

 
ケロイド体質の方は、皮膚が過剰に反応して傷あとが肥厚する可能性があります。
 
リジュラン注射のような針を用いる治療は、かえって肌状態を悪化させるリスクがあるため、基本的には施術を控えるべきです。
 

感染症や炎症がある部位への施術希望の方

 
施術予定部位に赤み、腫れ、化膿などの炎症や感染症がある場合は、その状態が悪化するリスクがあるため治療はできません。
 
症状が落ち着いてから、あらためて施術可能かどうか医師の診断を受けましょう。
 
 

安い料金で提供しているクリニックは危険?

 
リジュラン注射を安価に提供しているクリニックが必ずしも危険とは限りませんが、価格の理由を見極めることが大切です。
 
極端に低価格な場合、製剤の品質が正規品でない可能性や、施術者の技術・経験が不足していることも考えられます。また、施術前のカウンセリングやアフターケアが不十分なケースもあります。
 
価格だけで選ぶのではなく、医師の資格や症例実績、使用薬剤の明記、衛生管理体制などを総合的に確認したうえで、信頼できるクリニックを選ぶようにしましょう。
 
 

リジュラン注射に関連する質問

 
ここでは、リジュラン注射を検討中の方からよく寄せられる質問について、分かりやすく回答します。施術内容や効果、費用感など、気になる疑問を事前に解消しておきましょう。
 

リジュラン注射は何に効くの?

 
リジュラン注射は、肌のハリや弾力の回復、小ジワや毛穴の目立ちを改善する効果が期待できる施術です。肌細胞の修復や再生を促すため、加齢や紫外線などによるダメージ肌に特に適しています。
 

リジュラン注射の料金はいくらですか?

 
リジュラン注射の料金は、1ccあたりおよそ30,000〜60,000円が一般的な相場です。注入量や使用する製剤の種類によって費用は変動するため、事前にクリニックで見積もりを確認するのが安心です。
 

リジュランは1回で効果ありますか?

 
リジュラン注射は、1回でも肌のハリやうるおい感の変化を実感する方が多いですが、より持続的な効果を得るには2〜3週間おきに複数回(3〜4回)の施術を重ねることが推奨されています。
 

リジュラン注射のデメリットは?

 
リジュラン注射は、大きな副作用は少ないものの、注射を用いた施術であるため、赤みや腫れ、内出血などが一時的に現れることがあります。
 
また、即効性よりも中長期的な肌質改善が目的となるため、効果実感までに時間がかかる点もデメリットと言えるでしょう。
 
 

まとめ

 

リジュラン注射は、肌本来の力を引き出し、内側から美しさを高める再生治療として注目されています。施術の特長や注意点を理解したうえで、自分の肌悩みに合った最適なプランを見つけましょう。

 
 

当院提携院にて「リジュラン注射」
の取り扱いがございます。

 
 

一覧に戻る