消化器検査・呼吸器検査・眼検査

消化器検査の結果の見方

胃部X線検査

1. 検査の目的

胃部X線検査(バリウム検査)は、食道・胃・十二指腸の形態や粘膜の状態を確認するための検査です。

2. 検査方法

✅ 造影剤(バリウム)を飲み、体の向きを変えながらさまざまな角度からX線撮影を行います。

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

     異常所見なし

(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
慢性胃炎(萎縮性、過形成、肥厚性など) 胃粘膜に慢性的な炎症が生じている状態です。ピロリ菌感染などが関連します。 必要に応じて、内視鏡検査やピロリ菌検査について医師にご相談ください。刺激物や暴飲暴食を控えるなど、生活習慣にも注意しましょう。
胃ポリープ 胃粘膜が盛り上がった状態(胃底腺ポリープ、胃過形成性ポリープ、腺腫性ポリープなど)です。多くの場合は良性です。 大きさや種類により、経過観察または内視鏡検査・組織検査を行い、必要に応じて切除します。
胃粘膜下腫瘍 粘膜の下にできた腫瘍により、粘膜が内腔に盛り上がった状態です。 大きさや種類により、経過観察または内視鏡検査で確認し、必要に応じて切除します。
潰瘍瘢痕 胃・十二指腸潰瘍が治った跡を瘢痕といいます。自覚症状がある場合は精密検査が必要です。 症状がある場合や、医師から精密検査を勧められた場合は、内視鏡検査などを受けてください。必要に応じてピロリ菌検査についてもご相談ください。
憩室 憩室は、食道・胃・十二指腸などの壁の一部が外側に袋状に突出した状態です。 多くの場合は経過観察となりますが、炎症や出血などの症状がある場合は医療機関を受診してください。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ 胃部内視鏡検査:食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察します。
✅ ピロリ菌検査:ピロリ菌感染の有無を確認します。
✅ CT・MRI検査:病変の種類や状態に応じて追加する場合があります。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹経過観察の場合:指示された時期に再検査を受け、経過を確認しましょう。
🔹生活習慣について:刺激物や暴飲暴食を控え、禁煙・禁酒を心がけましょう。ストレスや睡眠不足、鎮痛剤の長期服用などにも注意しましょう。
🔹精密検査が必要な場合:自己判断で放置せず、早めに医療機関を受診してください。
🔹バリウムについて:検査後は十分な水分をとり、医師の指示に従って下剤を使用するなど、バリウムを排出するようにしましょう。

6. まとめ

胃部X線検査では、胃炎・胃潰瘍・ポリープなどの異常や、胃の形状・機能の異常を確認することができます。
定期的に検査を受け、病気の早期発見・治療につなげましょう。バリウム検査で異常所見が認められた場合は、胃部内視鏡検査をお勧めします。

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胃部内視鏡検査

1. 胃部内視鏡検査とは?

胃部内視鏡検査(胃カメラ)は、食道・胃・十二指腸の粘膜の状態を直接観察する検査です。
炎症やポリープ、潰瘍、がんなどの有無を確認するために行われます。

2.主な検査方法

✅ 口から挿入する経口内視鏡(一般的な方法)
✅ 鼻から挿入する経鼻内視鏡(一般的に経口内視鏡より嘔吐反射が起こりにくい方法)

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

     異常所見なし

(2)異常が見られた場合の所見とその意味

表は横にスクロールします

所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
慢性胃炎 胃粘膜に炎症が生じている状態です。ピロリ菌感染などが関連します。 生活習慣の改善を行い、必要に応じてピロリ菌検査について医師にご相談ください。
萎縮性胃炎 胃の粘膜が薄くなった状態です。ピロリ菌感染が主な原因です。 胃がんのリスクが高くなるため、定期的な内視鏡検査を受け、必要に応じてピロリ菌検査について医師にご相談ください。
胃ポリープ 胃粘膜が盛り上がった状態です。胃底腺ポリープ、胃過形成性ポリープ、腺腫性ポリープなどがあり、多くは良性ですが、一部はがん化する可能性があります。 大きさや種類により、経過観察または組織検査を行います。
胃潰瘍 胃粘膜が深く傷ついた状態です。 胃酸を抑える薬を服用し、ピロリ菌検査が陽性の場合は除菌治療を検討します。
十二指腸潰瘍 胃酸の影響などにより、十二指腸に深い傷ができた状態です。 胃酸を抑える薬を服用し、ピロリ菌検査が陽性の場合は除菌治療を検討します。
逆流性食道炎 胃酸が食道へ逆流し、食道粘膜に炎症が生じる疾患です。 食生活や姿勢などを改善し、必要に応じて胃酸を抑える薬を服用します。
胃がんの疑い 胃粘膜に悪性腫瘍が疑われる所見が認められる状態です。 消化器内科を受診し、必要な精密検査を受けてください。

4. 検査結果で「要精密検査」となった場合

外来を受診し、医師の指示に従ってください。医師の指示により、下記のような追加検査を行う場合があります。
✅ ピロリ菌検査:ピロリ菌感染の有無を確認します。
✅ 組織検査(生検):採取した組織を調べ、がん細胞などの有無を確認します。
✅ CT・MRI検査:腫瘍の存在が疑われる場合などに追加で行います。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹 経過観察の場合:指示された時期に再検査を受け、経過を確認しましょう。
🔹 生活習慣の改善:刺激物や暴飲暴食を控え、禁煙・禁酒を心がけましょう。ストレスや睡眠不足、鎮痛剤の長期服用などにも注意しましょう。
🔹 異常が見つかった場合は、早めに当院外来を受診し、医師にご相談ください。

6. まとめ

胃部内視鏡検査は、慢性胃炎や消化性潰瘍、食道がん、胃がんなどの早期発見に役立ちます。
検査結果を確認し、必要に応じて追加検査や生活習慣の改善を行うことが重要です。異常が見つかった場合は、自己判断せずに医師にご相談ください。

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その他の胃検査

1. 検査の目的

胃がんや胃炎の原因となるピロリ菌の感染の有無、胃の状態を確認するために検査を行います。

2. 検査方法

✅ 採血(ヘリコバクター・ピロリ抗体、ペプシノゲン、ABC検査)
✅ 呼気採取(尿素呼気試験)

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

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検査項目 基準値 この検査でわかること
ヘリコバクター・ピロリ抗体 3.0未満(-) ピロリ菌に対する血清抗体の有無を調べます。
尿素呼気試験 2.5未満 診断薬を服用し、服用前後の呼気を集めてピロリ菌の感染の有無を調べます。簡便に行うことができ、精度の高い検査です。
ペプシノゲン ペプシPG判定(-)
(ペプシノゲンⅠ値 70.1ng/mL以上 または ペプシノゲンⅠ/Ⅱ比が 3.1以上)
血清中のペプシノゲン値を測定して、胃粘膜の萎縮の程度を調べます。
胃がんのリスクと関連する萎縮性胃炎の評価に役立ちます。
ABC検査 A群 ヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無と、それに伴う胃粘膜の萎縮の程度を調べます。
A群:ピロリ菌抗体、ペプシノゲンともに陰性で、胃粘膜の萎縮が少ないと考えられる状態です。
(2)異常が見られた場合の所見とその意味

ヘリコバクター・ピロリ抗体

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
3.0~9.9(±) 陰性高値。過去にピロリ菌に感染していた、または現在感染している可能性があります。 陰性高値の場合でも、ピロリ菌に感染している可能性がありますので、外来を受診し、内視鏡検査や尿素呼気試験についてご相談ください。除菌後も一定期間は陽性となることがありますので、除菌済みの場合は、自己判断で再除菌せず医師にご相談ください。
10.0以上(+) 陽性。過去にピロリ菌に感染していた、または現在感染している可能性が高い状態です。 胃がんのリスクが高くなる可能性があるため、外来を受診し、内視鏡検査や除菌療法についてご相談ください。
尿素呼気試験

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
2.5以上 ピロリ菌に現在感染している可能性がある状態です。 外来を受診し、除菌療法についてご相談ください。
ペプシノゲン(ペプシPG判定)

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
±、+、2+ 胃粘膜の萎縮が進んでいる可能性がある状態です。 胃粘膜の萎縮が進むと胃がんのリスクが高くなるため、外来を受診し、ピロリ菌検査や内視鏡検査などの追加検査についてご相談ください。
ABC検査

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所見
(診断名)
意味・原因 注意点・対策
B群 ピロリ菌(±・+)かつペプシノゲン(-)
胃粘膜の状態は軽度の萎縮です。
胃粘膜に軽度の萎縮がある状態です。胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃がんのリスクがあるため、外来を受診し、内視鏡検査や尿素呼気試験、除菌療法についてご相談ください。
C群 ピロリ菌(±・+)かつペプシノゲン(±・+)
胃粘膜の状態は中等度の萎縮です。
胃粘膜の萎縮が進んでおり、胃がんのリスクが高い状態と考えられます。外来を受診し、ピロリ菌の除菌治療や定期的な内視鏡検査についてご相談ください。
D群 ピロリ菌(-)かつペプシノゲン(±・+)
胃粘膜の状態は高度の萎縮です。
胃粘膜の萎縮が非常に進んでいると考えられます。胃がんなどのリスクがあるため、外来を受診し、内視鏡検査などについてご相談ください。
E群 ピロリ菌除菌後 ピロリ菌の除菌治療を受けた方は、除菌後も胃がんのリスクが残るため、定期的に胃部内視鏡検査を受けましょう。除菌により胃がんのリスクは低下しますが、リスクがなくなるわけではありません。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ 胃部内視鏡検査:胃の粘膜の状態を直接観察します。
✅ 尿素呼気試験:呼気を集めてピロリ菌感染の有無を確認します。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹当院外来を受診し、追加検査(内視鏡検査、尿素呼気試験など)についてご相談ください。
🔹ピロリ抗体が陽性で萎縮性胃炎を認める場合や、尿素呼気試験が陽性の場合は、医師の指示に従って除菌治療を受けてください。
🔹除菌後は、除菌が成功したことを確認する検査を受けてください。
🔹除菌後も定期的に内視鏡検査を受けてください。

6. まとめ

ピロリ菌は無症状でも感染していることがあり、胃がんや消化性潰瘍の原因となる細菌です。気になる方は一度検査を受けてみましょう。
検査結果について気になる場合は、医師にご相談ください。
ピロリ菌検査が陽性の場合は、内視鏡検査などの結果を踏まえて医師が治療の必要性を判断します。除菌治療については、当院外来を受診し、医師にご相談ください。

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腹部超音波検査

1. 検査の目的

放射線を使用せず、超音波を使って腹部の臓器の状態を確認します。

2. 検査方法

✅ 超音波機器による画像検査

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

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検査項目 基準値 この検査でわかること
腹部超音波検査 異常所見なし 腹部にゼリーを塗り、その上から超音波を当てて、臓器の状態を画像で確認します。
主に肝臓・腎臓・胆嚢・膵臓・脾臓の5臓器と腹部大動脈を観察し、腫瘤や嚢胞、結石などの異常を確認します。
(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見
(診断名)
意味・原因 注意点・対策
脂肪肝 肥満や飲酒習慣などがある場合に認められることがあります。 肝機能の低下につながる場合があるため、生活習慣の改善に取り組みましょう。
肝血管腫 明確な原因は分かっていませんが、先天的な要因やホルモンバランスなどが関係すると考えられています。 初回に指摘された場合は、腹部CT検査(造影)などの精密検査を受けてください。精査済みの場合は、年に1回の超音波検査で大きさなどに変化がないか確認してください。
肝腫瘤(腫瘍) 良性の場合もありますが、悪性腫瘍の可能性もあります。 初回に指摘された場合は、腹部CT検査(造影)などの精密検査を受けてください。精査済みの場合は、年に1回の超音波検査で大きさなどに変化がないか確認してください。
胆石 胆汁に含まれるコレステロールやビリルビンなどの成分が結晶化してできる病気です。 高脂肪食などが関連する場合があるため、生活習慣の改善に取り組みましょう。上腹部痛などの症状がある場合は、当院外来を受診してください。
腎結石 慢性的な尿路感染や食事の偏りなどが原因となる場合があります。 血尿や腰背部痛などの症状がある場合は、泌尿器科を受診してください。症状がない場合も、指示された時期に超音波検査を受け、経過を観察してください。
腎腫瘤(腫瘍) 良性の場合もありますが、悪性腫瘍の可能性もあります。 初回に指摘された場合は、腹部CT検査(造影)などの精密検査を受けてください。精査済みの場合は、年に1回の超音波検査で大きさなどに変化がないか確認してください。
膵嚢胞性病変 膵臓にできる袋状の病変の総称で、良性の場合と悪性の場合があります。 精密検査が必要ですので、当院外来を受診してください。
肝嚢胞 肝臓内にできる液体の袋です。 多くの場合は心配ありません。
胆嚢ポリープ 胆嚢の内側に隆起した病変がみられる状態です。 初回に指摘された場合は、腹部CT検査(造影)などの精密検査を受けてください。精査済みの場合は、年に1回の超音波検査で大きさなどに変化がないか確認してください。
腎嚢胞 腎臓内にできる液体の袋です。 多くの場合は心配ありませんが、石灰化を伴う場合は年1回の超音波検査で経過を観察してください。また、多発している場合は精密検査が必要となることがあるため、当院外来を受診してください。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ CT検査やMRI検査などの精密検査を受けてください。CT検査は大手町・新宿で実施することが可能です。
✅ 必要に応じて、精密検査が可能な医療機関への紹介状を作成します。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹所見を認めた場合は、変化(大きさなど)を観察する必要があるため、コメントを参考に、指示された時期に再検査を受けてください。
🔹再検査の場合、直前に飲食をしていると、すぐに検査を受けられない可能性があります。
🔹精密検査が必要となった場合は、早めに受診してください。

6. まとめ

当院では、より診断しやすい画像を取得するため、肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓など、症状が出にくい臓器を一つひとつ丁寧に確認しています。
症状が出たときには重症化している可能性もあるため、定期的に検査を受け、早期発見につなげましょう。

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呼吸器検査の結果の見方

肺機能検査

1. 検査の目的

肺が正常に機能しているかを確認するため検査を行います。

2. 検査方法

✅ 呼気、吸気から肺活量や速度をスパイロメトリーにて測定

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

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検査項目 基準値 この検査でわかること
肺活量 ― できるだけ息を深く吸い込んで、吐き出したときの息の量です。
%肺活量 80%以上 (肺活量÷予測肺活量)×100で算出されます。各個人の性別・年齢・身長に基づいて計算した「肺活量の予測値」に対する肺活量の割合を示しています。
努力性肺活量 ― 肺および呼吸の機能の指標で、一気に息を吐いた時の空気の量です。通常の肺活量とは、ゆっくりとではなく、一気に息を吐く点で区別されます。
1秒量 ― 息を最大に吸い込んで最大に吐き出した最初の1秒間の空気量です。
1秒率 70%以上 1秒量が努力性肺活量の何%になるかを示したものです。息を吐き出す瞬間の量の割合をみます。この率が低いときは、吸い込んだ息を早く吐き出すことのできない病気(肺気腫・喘息など)が疑われます。
%1秒量 80%以上(かつ1秒率70%以上) (1秒量÷予測1秒量)×100で算出されます。予測1秒量は年齢と性別と身長から割り出されます。
(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
%肺活量<80 拘束性障害 外来を受診してください。
1秒率<70 閉塞性障害 外来を受診してください。
1秒率<70かつ%肺活量<80 混合性障害 外来を受診してください。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ CT検査は、当院の新宿院・大手町院で実施可能です。
渋谷院・横浜みなとみらい院・田町三田院のCT検査につきましては、当院が提携する近隣の検査センターをご案内いたします。
いずれの検査も、医師より健診結果に応じてご案内いたします。ご不明な点や不安なことがありましたら、どうぞ遠慮なく当院外来へご相談ください。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹呼吸器症状がある場合は外来を受診してください。当院でも検査可能です。
🔹呼吸器疾患でかかりつけ医がある場合はかかりつけ医にご相談ください。
🔹喫煙している場合は禁煙しましょう。

6. まとめ

呼吸が苦しい、咳が続くなどの症状がある方、喫煙歴がある方に、特にお勧めする検査です。
生活習慣の見直しや投薬が必要になる場合があるため異常を早期発見していきましょう。

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喀痰細胞診

1. 検査の目的

痰に含まれる細胞を顕微鏡で観察し、肺がんなどの呼吸器疾患の早期発見を行います。

2. 検査方法

✅ 自然喀咳法

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

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検査項目 基準値 基準値(東振協) この検査でわかること
喀痰細胞診 ClassⅠ ― 痰を採取して細胞の検査を行います。
(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見
(診断名)
意味・原因 注意点・対策
ClassⅠ 異型細胞は認められない状態 異常なし
ClassⅡ 異型細胞は認められるが悪性の疑いなし 自覚症状がなければ経過観察してください。
ClassⅢa 異型細胞が認められるが悪性と断定できない(おそらく良性異型)、境界病変を疑う 外来を受診してください。
ClassⅢb 異型細胞が認められるが悪性と断定できない(悪性を疑う)、境界病変を強く疑う 外来を受診してください。
ClassⅣ 悪性の疑いが強い異型細胞を認める 外来を受診してください。
ClassⅤ 悪性と断定できる異型細胞を認める 外来を受診してください。
判定不能 検体不良などで検査ができなかったもの 再検査をご検討ください。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ CT検査は、当院の新宿院・大手町院で実施可能です。
渋谷院・横浜みなとみらい院・田町三田院のCT検査につきましては、当院が提携する近隣の検査センターをご案内いたします。
いずれの検査も、医師より健診結果に応じてご案内いたします。ご不明な点や不安なことがありましたら、どうぞ遠慮なく当院外来へご相談ください。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹呼吸器症状がある場合は外来を受診してください。当院でも検査可能です。
🔹呼吸器疾患でかかりつけ医がある場合はかかりつけ医にご相談ください。
🔹喫煙している場合は禁煙をお勧めします。

6. まとめ

肺がんだけではなく核結・肺炎・真菌感染症などの呼吸器疾患の診断の1つとなる検査です。
咳や痰が続く方、喫煙歴が長い方は、定期的な喀痰細胞診を受け、疾患の早期発見に繋げましょう。

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眼検査の結果の見方

眼底検査

1. 眼底検査とは

目の奥にある網膜・視神経・血管の状況から眼、全身の病気の発見するため検査を行います。

2. 検査方法

✅ 眼底カメラにて眼の状態を撮影し、網膜・視神経・血管の状態を観察します。

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

     異常所見なし

(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
視神経乳頭陥凹の拡大 眼の奥にある視神経の出口の凹みが大きい状態です。 生まれつきの場合もありますが、緑内障の可能性もあります。眼科にて緑内障かどうか確認が必要です。
加齢黄斑変性 加齢に伴い網膜の中心部である黄斑の働きが低下している状態です。 働きが低下した部分の網膜は再生しないため、早めに眼科を受診のうえ今後の治療方針の相談が必要です。
網膜出血
点状出血
眼底にある網膜の血管が出血した状態です。 飛蚊症や視野障害、視力低下などを引き起こす可能性があります。眼科を受診のうえ、網膜静脈閉塞症、糖尿病網膜症等が原因の出血かどうか確認が必要です。
網脈絡膜変性・萎縮 眼の網膜と脈絡膜の組織の変性、萎縮が生じている状態です。 強度の近視や加齢黄斑変性によって引き起こされている可能性があります。症状の進行を防ぐため、眼科にて相談が必要です。
レーザー治療後 眼に関連するレーザーの治療を受けた後の状態です。 経過観察し、なにか異変を感じた場合は眼科にて相談が必要です。
白内障 主に加齢が原因で、眼の中でレンズの役割をする水晶体が濁った状態です。 症状の進行により視界が不鮮明となった場合は、手術にて治療が必要です。
ドルーゼン 眼底に黄白色の小円形隆起病変が見られる状態です。 軽度であれば経過観察で問題ないですが、加齢黄斑変性の原因となる可能性もあるため定期的な検査が必要です。
高血圧性眼底 日常的に血圧が高い状態が続き、網膜や血管が傷ついた状態です。 高血圧のコントロールが必要です。眼科および内科受診をお勧めします。
緑内障 視神経に障害が起こり、視野が狭くなる状態です。 失明の原因1位の疾患です。早めに適切な治療を受ける必要があるため、眼科を受診してください。
乳頭周囲脈絡網膜萎縮 視神経の周囲に萎縮が生じている状態です。 経過観察で問題のない可能性もありますが、他に併発している所見がないか眼科にて確認をお勧めします。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ 眼科を受診のうえ、眼圧検査、眼底検査やOCT検査、視野検査などにて詳細な確認が必要です。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹点眼薬や内服薬が開始となった場合は、医師の指示に従って治療の継続が必要です。

6. まとめ

眼底は全身の病気のサインが現れる場所ともいえます。
早期発見することで治療を行ったり、重症化を予防することができます。
定期的に検査を行い、必要であれば生活習慣の改善や治療を行いましょう。

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眼圧検査

1.検査の目的

眼圧(眼球内圧)とは、目の中の房水(ぼうすい)の圧力を指し、眼球の形状を維持するために重要な役割を果たします。眼圧が高すぎると 緑内障 のリスクが高まり、低すぎると視力に影響を与えることがあります。

2. 検査方法

✅非接触型眼圧測定にて機器から角膜に対して空気を吹きかけ、へこみ具合を測定します。

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

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検査項目 基準値 この検査でわかること
眼圧検査(右/左) 9~20mmHg 眼球内の圧を測定します。
眼圧が高くなる代表的疾患、緑内障の診断に使います。
(レーシック術後の方は5~7mmHgほど基準が下がることがあります。詳細については手術を受けた医療機関にご相談ください)
(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
21~ 眼圧が高い 緑内障の可能性も考えられます。眼科にて精密検査を受けてください。
6~8 やや眼圧が低い 年に1回の検査にて経過観察をしてください。
0~5 眼圧が低い 眼科にて精密検査を受けてください。
レーシックの手術を受けられている場合は、そちらが関係している可能性もあります。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ 眼底検査を受け、そちらの結果と併せてどのような疾患が考えられるか判断をするために眼科を受診してください。
✅ 必要に応じて点眼薬や内服薬を使用します。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹 画像検査と併せた診断が必要です。眼底検査を受けていない場合はまずは眼科にてご相談ください。
🔹必要であれば点眼薬や内服薬を適切に使用し、適切な眼圧を保ちましょう。
🔹高眼圧の注意点
眼圧が 21mmHg以上 の場合、 緑内障 のリスクが高まります。
ただし、日本人には「正常眼圧緑内障」といって、 眼圧が正常範囲内でも緑内障を発症するケース が多いため、眼圧だけでなく 視野検査 や 眼底検査 も重要です。
🔹低眼圧の注意点
眼圧が 10mmHg未満 だと、眼球の形が変化し、視力に悪影響を及ぼすことがあります。
手術後や外傷が原因で起こることがあり、視界がかすむ症状が見られる場合は注意が必要です。

6.まとめ

視力低下や視野がかける病気である緑内障は眼圧検査によって進行具合を知れ、点眼薬や内服薬によって進行を防ぐことが可能です。
特に日本人は 正常眼圧緑内障の割合が高いため、眼圧が正常範囲内でも 視野検査・眼底検査も受けることが重要です。
40歳以上の方や、家族に緑内障の方がいる場合は、定期的な眼科検診をお勧めします。

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色覚検査

1. 検査の目的

色の識別ができるかを確認するために行われる検査です。

2. 検査方法

✅ 石原式色覚異常検査表を用い、特殊な色のドットで描いた円のなかの数字や形を識別できるか確認します。

3. 検査結果の見方

(1)正常な結果の場合(基準値)

    所見なし

(2)異常が見られた場合の所見とその意味

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所見(診断名) 意味・原因 注意点・対策
所見あり 色覚異常の可能性があります。 眼科を受診して精密検査をしてください。

4. 要精密検査・追加検査となった場合

✅ 眼科を受診して、詳細な検査を受けてください。

5. 検査結果を受けた後の注意点

🔹「石原式色覚異常検査表」を使用しているので、所見の有無のみの判定となります。
🔹所見があった場合は、眼科を受診する必要があります。

6. まとめ

色の識別能力を評価します。
遺伝的なものもありますが、早期に発見し必要に応じた対応が必要です。

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