肺炎球菌ワクチン(Pneumococcal Disease)

  

目次

  

肺炎球菌とは

肺炎球菌はさまざまな感染症を引き起こす病原体です。 もともと鼻やのどなどの人の体にいる常在菌で、乳児では鼻やのどの奥に20〜50%の高頻度で常在し、成人では3〜5%に常在しているとされています。 主に咳やくしゃみで、人から人へと感染(飛沫感染)していくとされています。

肺炎は日本の死亡原因の上位であり、成人肺炎の 約20%が肺炎球菌によるものです。

肺炎球菌感染症は、特に小児や高齢者、免疫力の低下している方が感染すると重症化しやすいことがわかっており、日本では高齢者を対象に、定期接種が実施されています。

肺炎球菌感染症の症状や特徴

肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、主に気道の分泌物に含まれ、唾液などを通じて飛沫感染します。乳児の20~50%、高齢者では3~5%の方の鼻やのどの奥に菌が常在しているとされます。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。

肺炎球菌は、感染した体の場所により症状や経過が異なります。通常は突然の発熱と全身の倦怠感が起こります。高齢者ではこれらの症状がはっきりしない場合があり注意が必要です。髄膜炎では、発熱、頭痛、けいれん、意識障害が起こったり、首が動かしにくくなるなどの症状がみられます。

肺炎球菌感染症のほとんどを占めている肺炎球菌性肺炎の場合、潜伏期間は短く、1~3日程度とされています。 一般的な症状は突然の発熱、寒気、悪寒です。 その他の多くみられる症状は胸膜炎性胸痛、粘液膿性のさび色の喀痰を伴った咳、呼吸苦、頻呼吸、低酸素、頻脈、倦怠感などです。

流行している地域、流行するシーズン

世界中で発生がみられます。
インフルエンザが流行する冬の時期は、肺炎球菌による肺炎に注意が必要です。

肺炎球菌ワクチンの説明

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます。

65歳の方や、60~64歳で心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、喘息やCOPDなどの呼吸器の病気、糖尿病、腎臓の病気などの持病を持っている方、脾臓摘出を受けた方などは、定期接種の対象となっています。

接種してから抗体(免疫)ができるまで、平均でおよそ3週間ほどかかります。

インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンの両方を接種することで、肺炎にかかりにくくなり重症化を防ぐことが期待できます。

高齢者対象の肺炎球菌ワクチン:ニューモバックスNP
全年齢対象の肺炎球菌ワクチン:プレベナー

副反応

ワクチン接種後には、接種部位の痛み、赤みや腫れ、全身症状としては筋肉痛、倦怠感、発熱、頭痛などの副反応がみられることがあります。



肺炎球菌ワクチンの費用

・接種方法:原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。

ご予約から接種後の流れ

ご予約
  • ワクチン仮申込フォームを入力し送信してください。 24時間以内(土日・祝日を除く)に、当院からお電話もしくはメールでご連絡を差し上げ、ご予約確定となります。 ※英文証明書をご希望の場合、来院希望日時は申込日から5日後以降の日程をご選択ください。
  • ・事前に接種を希望されるワクチンの問診票を下記よりダウンロードしていただきご記入ください。
ご来院・接種
●お持ち物 問診票・母子手帳・接種証明書・ワクチン手帳(ある方)
  • ・37.5度以上の発熱があるなどの体調不良時には予防接種を受けることができません。
  • ・当院以外でも予防接種をおこなう場合は、ワクチンの接種間隔にご注意ください。
接種後
  • ・接種後15~30分間は体調変化の経過観察をしてください。
  • ・次回のワクチン接種予定がある方は、接種計画(ワクチンの種類・スケジュール)を確認してからご帰宅ください。
  • ・接種当日の激しい運動は避けてください。
  • ・シャワーや入浴は可能ですが、長風呂は避けてください。
  • ・1週間以内に接種部位が赤くなったり痛みが出たりなど、何らかの副反応が生じる場合がありますが、ほとんどの場合は数日以内に自然に軽快します。 日常生活に支障をきたすような症状がある場合、気になる症状がある場合は、当院までお問い合わせください。

注意事項 ※必ず事前にご確認ください。

  • ●初回は必ずワクチン仮申込フォームでの事前お申し込みが必要です。 下記「ワクチン仮申込フォーム」をご入力ください。
  • ●原則、事前のワクチン確保が必要なため、完全予約制です。 当日の接種をご希望の場合は事前に当院へご連絡ください。
  • ●英文証明書をご希望の場合、事前に当院での対応可否を確認しております。 ワクチン仮申込フォームより英文接種証明書をご希望いただき、別途事前にFAXにて記載箇所を明示の上ご送付ください。
  • ●証明書は発行までに数日程度お時間をいただく場合もございますのでスケジュールに余裕をもってお問い合わせください。
  • ●無断キャンセルはキャンセル料を頂く場合がございますので、予約のご変更はお早めにお電話くださいませ。
  • ●中学生以下の方の接種は、小児科医不在のためお断りしております。
  • ●高校生~未成年(20歳未満)の方の接種には保護者同席をお願いしております。

問診票について

予防接種時には問診票の記入が必要です。事前に下記より問診票をダウンロードし、ご記入の上お持ちいただくと当日スムーズにご案内可能です。 (当日の状況次第では、お待ち時間が発生する可能性がございます。) 未成年の方の予防接種には、保護者の方の同意が必要です。 保護者の方が予防接種時に付き添えない場合には、事前に問診票をダウンロードしていただき、保護者の方のサインをご記入の上ご持参くださいませ。 医師問診の際に、保護者の方にオンラインでお繋ぎいただくことによって未成年の方は予防接種可能となります。 ※医師の判断により、予防接種を中止することがございます。 あらかじめご了承ください。

各種証明書

証明書の種類と料金

証明書の種類 料金
当院書式【日本語】 3,300円(税込)
予診票コピー【日本語】
領収書【日本語】
当院書式【英語】 5,500円(税込)
当院以外の指定書式【英語※事前相談必須】 5,500円(税込)

「国際基準」のワクチン接種記録手帳

ワクチン接種記録手帳3,300円(税込)

当院で接種されたワクチンについては、WHO(国際保健機構)の手帳に記載いたします。 1冊あたり3,300円(税込)です。