切らない〝いびき〟のレーザー治療
いびきの原因とその影響
空気の通り道が狭くなると、気道の空気抵抗が高まり、粘膜が振動して、いびきの音が発生します。
肥満、小さな顎、加齢、鼻づまり、口呼吸、アルコール摂取などが原因となります。
いびきは単なる騒音だけではなく、睡眠の質を低下させ、日中の眠気や集中力低下を引き起こすことがあります。また、重度の場合は生活習慣病や心血管疾患のリスクを高めることもあります。
いびき治療が必要な理由
いびき治療が必要な理由は、睡眠時無呼吸症候群（SAS）のリスクが高まるためです。SASは睡眠中に呼吸が繰り返し停止する状態で、日中の強い眠気や集中力低下、頭痛などの症状が現れます。これにより、生活の質が著しく低下し、重大な健康リスクが伴うため、適切な治療が必要です。
いびき治療の最新情報
最新のいびき治療として、切らないレーザー治療が注目されています。痛みや副作用が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。
切らないいびきレーザー治療の概要
レーザーを使用して上気道の軟組織、特に軟口蓋や口蓋垂周辺の粘膜を加熱し、組織を引き締めることで気道を広げる方法です。これにより気道が広がり、いびきの音が軽減されます。
痛みや副作用について
レーザー治療は出血や痛みがほとんどなく、麻酔も不要です。照射中に軽いピリピリとした痛みを感じることがありますが、一般的に副作用は少ないです。治療の効果が出るまでの時間
治療の効果は数週間かけて少しずつ現れ、3回の照射で約1〜3年効果が続くとされています。その後は、いびきの程度に応じて1年に1〜2回程度の照射で効果を維持します。いびき治療に関するよくある質問
麻酔は必要ですか？
多くの場合、局所麻酔を使用せずに治療が可能です。
痛みはありますか？
麻酔を使用せずに治療が可能なほど、痛みは軽微です。
治療後の回復期間はどのくらいですか？
治療直後から会話や食事が可能なほど、ダウンタイムが少ないため、日帰りで治療が可能です。
治療の効果はどのくらい持続しますか？
個人の体質や症状の重症度によって個人差がありますが、一般的に数ヶ月から1年程度効果が持続すると言われています。
治療は何回必要ですか？
通常1ヶ月ごとに3回の照射を推奨されていますが、症状の程度や体質によって異なります。
保険は適用されますか？
一般的に自費診療となります。
副作用はありますか？
一時的な喉の違和感や軽度の腫れが生じる可能性がありますが、重大な副作用はまれです。
治療後にいびきが完全になくなりますか？
完全になくなるとは限りませんが、多くの場合で症状の改善が見られます。ただし、生活習慣の改善も併せて行うことが重要です。
各院の診療時間・アクセスは
下記よりご確認ください。
