【乳がんを予防しよう】ピンクリボン月間

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2019/10/07

【乳がんを予防しよう】ピンクリボン月間

色づく木の葉に、地面に重なる落ち葉や木の実。季節はもうすっかり秋ですね。
いよいよ10月となりました。
巷の各所では、乳がんの知識啓発ポスターや、シンポジウムなどが開催されるほか、1日には東京タワーや都庁がピンク色でライトアップされるなどのイベントが多数行われるため、毎年10月は「ピンクリボン月間」とよばれております。

 

ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発キャンペーン、もしくはそのシンボルです。
日本人女性のうち、乳がんを発症する割合は約12人に1人と言われております。
また、乳がんで死亡する女性の数は年間約1万人弱とされ、罹患率、死亡率共に年々右肩上がりと言われています。

 

癌

当院では、超音波を使用した乳房の検査に加え、6月から新たにマンモグラフィ(MMG)の機器が導入されました。
MMGは圧迫板で乳房を片方ずつ挟み撮影するレントゲン検査で、
微小な石灰化の発見に優れており、検査・受診の継続によって、乳がん死亡率が低下することが統計学的に証明されております。
その反面、放射線の被ばくを伴うので妊娠、またはその可能性がある方は検査を行うことはできません。
また、乳房を圧迫する際に多少の痛みを伴う。というデメリットもあります。

 

一方、超音波検査には痛みがなく、放射線による被ばくがない為、妊娠中でも受診可能というメリットがありますが、がん以外の良性の所見も見つかりやすく、再検査となる可能性が高くなる。というデメリットもあります。

 

適切な検査を受診していただく為に、当院では専門の乳腺外科医の診察をお勧めしております。
尚、当院での乳腺外科の受診日は火曜日と土曜日午前のみとなります。
詳しくはこちらをご確認下さい。
https://mymc.jp/ladies/#link2


乳がんが「見つかる事」が恐い事なのではなく、「知らないまま」が恐い事。
「ピンクリボン月間」をきっかけに、あなた自身とあなたを愛する人たちを悲しませないために、知らないままにしておくよりも、「知ってみる」ことの重要性を考える良い機会になることを、スタッフ一同願っております。

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