新しい日常を送るため、3密を避け人が大勢密集する場所へは行かないようにしたり、ソーシャルディスタンスを保ったりするのはもう当たり前になりつつありますね。
家で過ごす時も密を防ぐようにしていますか?
お部屋での密回避は「密閉空間」にならないようにすることです。

 

厚生労働省の「冬場における『換気の悪い密閉空間』を改善するための換気について」という資料には、「換気の悪い密閉空間」を改善するための必要換気量として一人あたり毎時 30㎥が推奨されています。
わかりやすい目安に言い換えると「換気回数を毎時2回以上(30分に一回以上、数分間程度、窓を全開する)」となります。

 

室温は18℃以上となるように部屋を温めてから、窓を開けるようにしましょう。
一方向の窓を少しだけ開けて常時換気をする方が、室温変化を抑えられます。
窓を開ける幅は、居室の温度と湿度をこまめに測定しながら調節してください。

 

2003年7月以降に着工された住宅には「常時換気設備(24時間換気システム)」が設置されているので、常時稼働にすることが望ましいです。

 

冬季はコロナウイルスをはじめとした感染症対策として「換気の強化」とともに「湿度の管理」が重要なポイントとなります。

 

乾燥状態では机に落下する飛沫の量が減る一方、エアロゾル化して空中に浮遊する飛沫量が増加し、特に湿度30%以下では飛沫量が顕著となります。
加湿器などを使用し、40%~60%の湿度を保てるようにしましょう。
加湿器は定期的に清掃し、水もこまめに交換しましょう。
ご家庭に温湿度計を用意し、定期的に確認する習慣をつけるとよいですね。

 

当院では加湿対策として大型加湿器をはじめとした加湿器の設置を行い、換気対策としては通路の窓を常時開放しております。フロアが寒く感じる場合はお知らせください。また空気清浄機・次亜塩素酸を放出する空間除菌脱臭機も20台以上設置し、24時間稼働しております。

その他の感染対策としてはクリーンキーパーが館内を巡回し、デスクや椅子、ドアノブ、エレベーターの押しボタン、電気のスイッチ、階段の手すり、会議室のテーブル、トイレ内など通常の清掃に加えて念入りにアルコールまたは次亜塩素酸水を用いたふき取り掃除を行っております。

アルコール噴霧器も館内に多数配置し、受診者様ご自身でこまめに手指消毒を行っていただけるようにしております。

 

暖かい春まであと少し。上手に加湿と換気と除菌をしながら冬を乗り切ってください。

 

参考資料
第3回AIアドバイザリーボード(2020年10月26日)
厚生労働省「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
東京都保健福祉局 「健康・快適居住環境の指針」 17分野と37指針について

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