保健指導

健康診断を受けられた方が、生涯にわたり健康的な生活を送れるように、当院では保健師による特定保健指導・若年保健指導を実施しております。

健康診断の結果から現在の生活習慣を一緒に見直し、生活習慣病予防に向けたアドバイスや継続的なサポートをさせていただきます。

一緒にご自身の健康に、目を向けてみませんか?

特定保健指導のはじまり

2007年に発表された健康日本21において、男性の肥満者が増加しつづけていること、糖尿病の有病率や透析患者数に歯止めがかかっていない現状が明らかとなり、また医療費や介護給付費などの社会保障費の増大も社会問題となってきたことから、平成20年度に生活習慣病(メタボリックシンドローム)予防を目的とした特定健診・特定保健指導制度が開始されました。1)

この制度は「高齢者の医療の確保に関する法律」に基づいており、医療保険者に40歳以上74歳以下の者を対象とした特定保健指導の実施が義務付けられました。

生活習慣病が占める割合

メタボリックシンドロームとは

高カロリーな食品などの食べ過ぎ、運動不足などの生活習慣の乱れにより内臓脂肪が蓄積し、さらに蓄積が進むことで血圧や血糖、脂質に異常をきたす状態のことを言います。この状態がさらに続くと、血管が固くなる動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞(心血管イベント)の基盤をつくっていきます。

最初のうちはほとんど自覚症状がありません。しかし例えば血糖の高い状態が続くと、目が見えなくなる・手足の感覚がなくなる等の症状や、血圧の高い状態が続くと頭痛や吐き気などの症状、さらに進行し血管がボロボロ・血液がドロドロになり脳梗塞などを引き起こすと、突然の意識消失や手足の麻痺が生じる等の重い症状が出てきます。介護が必要となったり、最悪の場合、死に至る可能性もあります。

生活習慣の乱れを正すことで予防することができるということも明らかにされておりますので、早い段階で予防に取り組みたいですね。

若年保健指導の必要性

保健指導と聞くと、中年層が対象と思い浮かべる方も多いと思いますが、メタボリックシンドロームの原因は若いうちからの生活習慣の乱れの蓄積に原因がありますので、実は若年層から生活習慣を見直していく必要があります。

実際に、平成30年に行われた国民健康・栄養調査では、肥満者の割合や糖尿病が疑われる者の割合は30歳代から急激に増加していることがわかっており、生活習慣病発症の基盤となる望ましくない生活習慣は18歳から20歳代の大学時代から就職期において定着強化されていく2)とも考えられています。

そのため、当院では40歳未満の若年層をターゲットにした若年保健指導も実施しています。

参考・引用文献

  • 特定健診・特定保健指導ガイドブック 津下一
  • 働く世代の生活習慣病予防-健診・保健指導の今後の展開と若年期からの対策の重要性,臨床医学委員会・健康・生活科学委員会合同生活習慣病対策分科学

特定保健指導のご案内

健康診断の結果において、生活習慣に関する項目で引っ掛かってしまった40歳以上74歳以下の方を対象に、保健師による特定保健指導を行っております。

対象となる方

当院の健康診断をご受診いただいた40歳以上の74歳以下の方で、健康診断の結果において「動機づけ支援」「積極的支援」に該当し、加入健康保険組合が全国健康保険組合または関東ITソフトウェア健康保険組合の方が対象となります。

※当院の健康診断結果表の下に、対象となる支援の記載がございますので、ご確認ください。「情報提供」の方は指導の対象にはなりません。

※東京都総合組合保健施設振興協会の方は、健保を通してから保健指導を行います。まずは東京都総合組合保健施設振興協会にお問い合わせください。

※支援の分類は下記のとおりです。

腹囲 追加リスク ④喫煙歴 対象
①血糖 ②脂質 ③血圧 40-64歳 65-74歳
≧85cm(男性)
≧90cm(女性)
2つ以上該当 積極的支援
1つ該当 あり 動機づけ支援
なし
上記以外で BMI≧25 3つ該当 積極的支援
2つ該当 あり 動機づけ支援
なし
1つ該当

※追加リスクの数値は以下のとおりです。

①血糖(空腹時血糖100g/dl以上またはHbA1c5.6%以上)

②脂質(中性脂肪150mg/dl以上またはHDL40mg/dl以下)

③血圧(収縮期血圧130mmHg以上または収縮期血圧85mmHg以上)

支援の流れ

動機づけ支援
積極的支援

初回1回目の面談

健康診断当日に保健師と面談を行い、生活習慣病の説明や健康診断で測定をした体重や腹囲・血圧の値から食生活・運動習慣などの生活習慣に関してアドバイスを行います。また、生活習慣改善に向けた目標や行動計画を一緒に考えていきます。

初回2回目の面談

健康診断を受けてから約2週間後、採血などの全ての結果が出揃った段階で、再度面談を行います。採血数値の説明や、初回1回目で立てた行動計画の実施状況の確認を行い無理なく継続ができるようにサポートをします。

※健康診断当日に保健師と面談を実施していない場合は(初回1回目の面談を実施していない場合)、初回1回目と2回目の面談をまとめて1回で行います。面談方法は加入健康保険組合により異なります。
  • 全国健康保険組合の方はテレビ電話(LINE電話・スカイプ・フェイスタイムのいずれか)または対面での面談をお選びいただけます。
  • 関東ITソフトウェア健康保険組合の方は対面での面談のみとなります。

フォロー連絡

メールまたは電話にて数回連絡を取らせていただきます。
生活状況の確認や目標達成度の確認を行い、継続して行えるようにアドバイスなどの支援を行います。また、保健師へのご質問やご相談も受け付けております。

評価面談

3か月の頑張りを一緒に振り返ります。面談方法は、対面での面談・メール・電話をお選びいただけます。 目標の達成度を確認し、継続していく必要があること、新たに改善が必要なことを見出し、支援終了後も継続していけるようにアドバイスを行います。
ご来院いただき対面での面談を実施する場合は、身体測定・腹囲計測・血圧測定を行い身体の変化を確認します。また、ご希望があれば採血の再検査も可能です。検査費用は無料です。

費用

特定保健指導は、健康保険組合の負担となるため、対象者様の負担はありません。

予約方法、予約変更方法

当院の保健師直通電話にご連絡をいただくか、下記のフォーマットより予約・予約変更を承っております。

若年保健指導のご案内

健康診断の結果において、生活習慣に関する項目で引っ掛かってしまった若年層(40歳未満)の方を対象に、保健師による若年保健指導を行っております。

対象となる方

40歳未満の方で、健康診断の結果において以下の項目に1つでも引っかかっていれば対象となります。当院の健康診断受診の有無は問いません。

  • BMI25以上
  • 腹囲 男性で85cm以上・女性で90cm以上
  • 収縮期血圧130以上もしくは拡張期血圧85以上
  • 血圧が昨年から指摘されている
  • 空腹時血糖100g/dl以上
  • 中性脂肪150mg/dl以上
  • HDLコレステロール40mg/dl未満
  • 尿酸値8.0mg/dl以上

支援の流れ

初回面談

テレビ電話や対面にて面談を行い、健康診断で引っ掛かった検査項目に関しての説明や食生活・運動習慣などの生活習慣に関してアドバイスを行います。また、生活習慣改善に向けた目標や行動計画を一緒に考えていきます。

1か月後の支援

メールまたは電話にて生活状況の確認や目標達成度の確認を行い、継続して行えるようにアドバイスなどの支援を行います。
その他、保健師へ質問やアドバイスをご希望の場合は、メール5通まで、電話5回まで可能です。それ以降の連絡に関しては別途料金が発生致します。

評価面談

3か月の頑張りを一緒に振り返ります。初回面談と同様にテレビ電話か対面で行います。
目標の達成度を確認し、継続していく必要があること、新たに改善が必要なことを見出し、支援終了後も継続していけるようにアドバイスを行います。
ご来院いただき対面での面談を実施する場合、身体測定・腹囲計測・血圧測定を行います。また、ご希望があれば採血の再検査も可能です。(ただし、採血には医師の診察が必要となるため、別途診察費と検査費がかかります。)健康診断からのご自身の変化を確認することができるので、お勧めです。

面談方法

テレビ電話での面談(クロンというシステムを使用して行います)か、当院にご来院いただき対面にて面談を行います。
※スマートフォンをお持ちでない場合は、クロンがご利用いただけないため、テレビ電話での面談が実施できません。また、タブレット端末でもクロンの利用はできませんので、ご了承ください。

費用

初回面談、評価面談それぞれ以下の料金です。1回の面談ごとに費用がかかります。

  • テレビ電話での面談の場合:
    税込3,330円(クロン利用料330円込み)
  • 対面での面談の場合:
    税込3,000円

※評価面談にて採血の検査をご希望の場合は医師の診察が必要となるため、別途診察料と検査費がかかります。
※また初回面談後、保健師へ質問やアドバイスをご希望の場合は、メール5通まで、電話5回までは無料です。それ以降の連絡に関しては別途メール・電話それぞれ1回ごとに税込500円の料金が発生致します。

予約方法

  • テレビ電話での面談をご希望の場合
  • 「クロン」というシステムからご予約を承ります。ご利用方法・操作方法は以下をご参照ください。

  • 対面での面談をご希望の場合
  • お電話にて承りますので、保健師直通電話へご連絡ください。また、若年保健指導の予約希望の旨をお伝えください。

    保健師直通連絡先:080-7216-9464

クロンをご利用にあたって

  • スマートフォン上のみでのご利用となります。スマートフォンをお持ちでない方は、クロンがご利用いただけません。PCやタブレット端末での操作もできませんので、ご了承ください。
  • 決算方法はクレジットカード決算のみとなります。登録の際にクレジットカード情報を入力していただく必要がございます。(ご使用できるカード:VISA・MASTER・JCB・AMEX・Diners)
  • 面談時間になりましたら、保健師からお電話を致します。プライバシーが確保される場所でご準備ください。また、連絡が開始時間から多少前後する可能性もございますので、ご了承ください。

クロン操作方法

「クロン」と検索してアプリをダウンロードしてください。ダウンロード後はアプリの指示に従ってください。※医療コードは「2053」です。

詳細はこちら( https://mymc.jp/wp-content/uploads/onlinemedicaltreatment_curon.pdf )をご確認ください。

クロンからの案内が表示されましたら、「初診」を選択していただき、「若年保健指導」を選択します。
その後は案内どおりに予約をお取りください。