保健指導と聞くと、中年層が対象と思い浮かべる方も多いと思いますが、メタボリックシンドロームの原因は若いうちからの生活習慣の乱れの蓄積に原因がありますので、実は若年層から生活習慣を見直していく必要があります。
実際に、平成30年に行われた国民健康・栄養調査では、肥満者の割合や糖尿病が疑われる者の割合は30歳代から急激に増加していることがわかっており、生活習慣病発症の基盤となる望ましくない生活習慣は18歳から20歳代の大学時代から就職期において定着強化されていく2)とも考えられています。
そのため、当院では40歳未満の若年層をターゲットにした若年保健指導も実施しています。