【沖縄で流行】麻疹(はしか)ワクチンで予防対策を。※日経新聞に取材いただきました。
- 豆知識
【沖縄で流行】麻疹(はしか)ワクチンで予防対策を。※日経新聞に取材いただきました。
新聞各社の最新報道でもございますが、沖縄県で台湾からの旅行者をきっかけとする「麻疹(はしか)」が流行しつつあります。報道によりますと、二次感染から三次感染と疑われる範囲まで広がりつつあるようです。
▼日本経済新聞(4/20)にて、当院での予防接種を取材いただきました。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO29622850Q8A420C1000000
ゴールデンウィークに旅行を検討中もしくは旅行に行かれた方はご自身の予防と、ご家族やご友人、お勤め先の同僚の方など周りへの感染拡大を防ぐために、ワクチンの接種をおすすめいたします。特に沖縄へ旅行にこれから行かれる方、すでに行かれた方には接種をおすすめいたします。
■麻疹(はしか)とは
麻疹(はしか)は麻疹ウイルスに感染することによって引き起こされる感染症で、空気感染、飛沫感染、接触感染という様々な経路で感染し、重症化すると死に至るケースもあります。
麻疹の症状は、感染してから約10日後に発熱、咳、鼻水のような風邪のような症状が現れ、数日間、熱が続き、39℃以上の高熱と発疹が出現します。肺炎や中耳炎が合併症としてあり、0.1%(1,000人に1人)の割合で脳炎も発症すると考えられています。
非常に感染力が強いウイルスになるため、手洗いやマスクだけでは予防できず、やはりワクチンによる予防接種がもっとも有効な予防方法になります。
■麻疹ワクチンの接種歴を確認しましょう
日本では、生まれた年代によって、接種履歴が下記の3パターンに分かれています。
・定期接種ではなく、任意接種だった方(昭和53年以前に生まれた方)
・定期接種で1回の接種が義務付けられた年代の方(昭和53年-平成2年4月1日に生まれた方)
・定期接種で2回の接種が義務付けられた年代の方(平成2年4月2日以降に生まれた方)
1回の接種で95%以上の人が免疫を獲得できるといわれており、2回接種をすることで1回目の接種で十分な免疫獲得が出来なかった人も免疫をつけることができます。
そのため、1度もワクチン接種をしたことがない方や、1回しか接種したことがない方、とくに海外(麻疹が流行している国)旅行へ行かれる方はワクチン接種をすることをおすすめします。
当院では、麻疹ワクチンを5,620円(税込)でご提供しております。
※現在、在庫不足のため、風疹も同時に予防可能なMRワクチン(税込10,500円)のご検討をお願いしております。
ご希望の方は、ワクチン仮申込フォームよりご連絡いただければ、在庫の確認後にご予約をお取りいたします。
▼渋谷区全額補助事業
大人の風しん抗体検査(HI法)・MRワクチン予防接種のご案内はこちら
※対象は現在渋谷区に住民登録がある19歳~49歳の女性、およびそのパートナー
▼国立感染症研究所 感染症疫学センター(2018 年 4 月 17 日)からの発表
麻しん風しん混合(MR)ワクチン接種の考え方