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2022/06/03

【婦人科検診とは】~実際に行っている検査内容をご存知ですか?~ 

今回のMYメディカルクリニックのブログは、MYメディカルクリニック大手町婦人科医師の長谷川が担当いたします。

 

 最近は健康診断などでも婦人科検診を受けられる方も多くなってきたように思います。「婦人科検診は受けているから婦人科関係は大丈夫!」そう思われている方も多いのではないでしょうか?

 本日は一般的な婦人科検診の検査内容についてお話したいと思います。

 

◆「子宮頸部細胞診」と「内診」

 婦人科検診では、「子宮頸部細胞診」と「内診」を行うのが一般的です。

 子宮頸部細胞診とは子宮頸がん検診のことを指します。腟鏡という器械を用いて子宮腟部を観察し、ブラシを用いて子宮腟部、頸管の表面の細胞を採取します。この方法は、「子宮頸部異形成」とよばれる子宮頸がんの前がん病変、および「子宮頸がん」の早期発見をすることが目的です。また子宮頸部異形成、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の有無を調べることも可能です。HPVの有無を調べることでハイリスク HPV の持続感染の状態・一過性感染の状態まで検出されるため、早い段階で子宮頸部異形成を発見できる、より感度の高い検査手法として注目されています。

 一方、内診では外陰部の視診、腟鏡を用いた腟、子宮腟部、帯下(おりもの)の様子の観察、腟・腹部からの触診によって、異常がないか診察しています。子宮筋腫や卵巣嚢腫などの疾患を発見するきっかけとなることもあります。

経腟超音波検査で小さな病変も発見

 しかしながら、これらの方法では検出できない婦人科疾患はたくさんあります。小さな子宮筋腫や、子宮内腔に発生するポリープや子宮筋腫、卵巣嚢腫などを触診のみで診断するのは難しいこともあります。また内診は体格にも左右され、病変が見逃されてしまうこともあります。

 そのような場合は経腟超音波検査を行うことで、体格に大きく左右されることなく、小さな病変も描出することができます。経腟超音波検査は、婦人科受診が必要な状態かどうか判断するのに非常に優れた検査方法です。

 この経腟超音波検査は残念ながら、企業の健康診断や自治体の子宮頸がん検診に含まれていないことが多いです。ご自身が受診されている婦人科検診の内容について是非一度ご確認いただきたいと思います。子宮筋腫や卵巣嚢腫の有無、またサイズの確認などのご希望があれば、経腟超音波検査を実施していただくことをおすすめします。

 経腟超音波検査については次回ブログにて細かくご説明させていただきます。ぜひご一読ください。

 

◆検査を受ける際の注意点

婦人科検診を希望の場合、以下の点にご注意ください。

 

・月経時はお避けください

・妊娠されている方、妊娠の可能性がある方はその旨お伝えください

・ラテックスアレルギーの方はその旨お伝えください

・検査が不安の方、検査内容を詳しく知りたい方は

 検査の前に医師との面談も可能です

 

 

▼婦人科検診のご予約はこちら

WEB予約:https://mymc.jp/contact/appointment/

電話番号:03-4579-9011(渋谷)

     03-4565-0200(大手町)

 

◯参考資料

日本産婦人科学会 子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために

https://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

 

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