ほうれい線の基本から年代別の対処法・ない人の特徴について説明

  • クリニックブログ
2024/12/09

ほうれい線の基本から年代別の対処法・ない人の特徴について説明

ほうれい線でお悩みの方は、ふと鏡を見た瞬間やご友人と撮った写真などで目にしたときに「私のほうれい線ってこんな感じなんだ!」とショックを受けることが多いかと思います。
 
ほうれい線は他のしわと比べても目立ちやすく、笑顔になったときにはいつもより目立っている気もするなど、お悩みとしては深刻になりがちなものです。
 
ここでは、ほうれい線でお悩みの方に向けて、ほうれい線の基本的なことから、目立つようになる理由や対処法について、詳細にご説明していきます。

 
 

ほうれい線とは

ほうれい線とは、鼻の両側から口の外側にかけてできるしわのことです。医学用語では鼻唇溝(びしんこう)、ナゾラビアルフォールド(Nasolabial fold, Nasolabial sulcus)と呼ばれています。
 
ほうれい線は、年齢を重ねるとともに皮膚の弾力が低下するため、顔の筋肉や脂肪の位置が変化して現れることが多いです。加齢によって自然に発生するものですが、紫外線の影響や乾燥、生活習慣などもほうれい線の目立ちやすさに影響を与える要因となります。
 
ほうれい線が深くなると顔全体が老けて見えるため、美容ケアやエイジングケアの一環としてほうれい線への対策もされる方が多いです。

 
 

ほうれい線が目立つメカニズム

ほうれい線は、誰でも赤ちゃんのころからあるものですが、加齢や外部からのダメージにより目立つようになります。大きく分けて、何らかの要因によるコラーゲン・エラスチン不足から生じるハリ不足、表情筋などの筋力低下、生活習慣による影響、骨格などがほうれい線に関係しています。
 
ここでは以下に分けて、ほうれい線が目立つようになる要素を説明します。

  • ◯ 肌のハリ不足
  • ◯ 表情筋の衰え
  • ◯ よくない生活習慣
  • ◯ 骨格

 
ほうれい線が濃くなる原因としては、これらの要因が複合的に作用しているため、どれか一つを改善すればよいものとは限りません。
さまざまな切り口から、ほうれい線の原因について考えることが大切です。
 

肌のハリ不足

皮膚のハリ不足にはコラーゲンやエラスチンの減少が関係しています。
そして、これらに関係している要因は以下のように複数あります。

  • ◯ 加齢
  • ◯ 紫外線や乾燥
  • ◯ マスクやタオルなどの物理的な摩擦

 
年齢を重ねると、肌の弾力やハリを保つコラーゲンやエラスチンを作り出す真皮の繊維芽細胞が減少するため、それに伴ってコラーゲンやエラスチンも少なくなります。このようにして加齢によって皮膚がたるみやすくなり、頬の肉がほうれい線に乗るようにするため、目立ちやすくなるのです。
 
次に、紫外線や乾燥など外部からのダメージもほうれい線を悪化させる要因です。
 
紫外線は皮膚の深層にダメージを与えます。UV-Aという波長の紫外線が、コラーゲンやエラスチンなど、肌の弾力を作るのに必要な成分を産生しにくくする(光老化)ため、頬のたるみがほうれい線を濃くすることが考えられます。
 
乾燥は肌の保湿が上手くできていない状態で、肌のバリア機能が低下した状態です。外的なダメージを受けやすくなり、結果的にほうれい線が目立つことにつながります。
 
顔の肌全体の乾燥が進むと、ほうれい線以外のシワや頬のたるみにも影響します。頬のたるみからほうれい線が目立ちやすくなることもあるため、注意が必要です。
 
また、冬場や花粉症の時期などはマスクの摩擦によって肌に物理的なダメージを与えることが考えられます。
 
マスクをつけていると物理的な刺激によって肌が乾燥しやすくなってしまうのです。同様に、洗顔後やお風呂上がりにタオルで顔をゴシゴシと拭くことも、肌にとってはダメージとなります。
 

筋肉の衰え

顔の表情を動かすのに必要な表情筋ですが、この表情筋の衰えもほうれい線を引き起こす原因となります。筋肉が弱くなると皮膚を支える力が減少し、顔の肉が垂れ下がるように移動するため、ほうれい線が目立つようになります。
 
マスクの着用時や誰とも会わない期間が長くなると、無表情で過ごす時間が多くなるため、表情筋が衰えやすくなります。
 

日常の動作による影響

うつむきがちな姿勢の方や就寝中に左右どちらかの方向に固定したままの方も、肌のたるみに注意が必要です。頬がたるむ時間が長くなるため、シワが固定されることになります。
 
スマホやパソコンの長時間の使用で前傾姿勢・猫背が続くと、頭の重力が顔の筋肉にかかり、また、目を使いすぎて目の周辺の筋肉や顔の筋肉が硬くなることから、ほうれい線が目立ちやすくなります。
 
頬杖をついて皮膚が引っ張られることや、片側だけで食べ物を噛む癖によって筋肉や骨格がアンバランスになることもほうれい線が出やすくなる要因です。
 
笑顔や話すときの口の動きなど、日常的な表情の動きもほうれい線の形成に影響を与えます。表情筋が動かされて頻繁にほうれい線にしわが生じると、表情筋を動かしていないときにもほうれい線が目立つようになることもあるでしょう。
 

骨格

頬骨などの顔の骨や歯茎が関係して、ほうれい線が目立つ場合があります。
 
例えば、丸顔の方は顎の骨が小さい傾向にあります。
顎の骨が小さいと食事のときに筋肉が上手く使えず、表情筋などが衰えやすくなることがあるのです。
 
また、頬骨の位置が高いと頬の肉が下がったときにほうれい線が目立ちやすくなります。歯茎が出ている場合は、口周りの筋肉が歯に押し出されることによって、緊張している時間が長くなりやすいです。
 
口周りの筋肉が緊張状態だと、表情が作られるときに必要以上に顔の筋肉が使われるため、ほうれい線が目立つ原因となります。

 

当院提携院にて「脂肪吸引注射」の取り扱いがございます。

      

 
 

ほうれい線のデメリット

ほうれい線が目立つと、周りに与える印象や自己イメージ、経済的な負担の面でデメリットと感じることがあります。
ここでは以下の切り口から、ほうれい線が濃くなることによる悪影響についてご説明します。

  • ◯ 見た目の老化
  • ◯ 表情が固く見える
  • ◯ 自信の喪失や精神的なストレス
  • ◯ メイクが崩れやすくなる
  • ◯ スキンケアコストの増加

見た目の老化

ほうれい線が濃くなると、顔全体の印象が老けて見える傾向があります。
肌のたるみやしわに目がいくようになるため、年齢よりも老けて見えることがあるでしょう。
 

表情が固く見える

ほうれい線が深くなると、表情が常に疲れていたり、機嫌が悪そうに見えたりすることがあります。
頬などほうれい線の上のたるみにより、無意識のうちに他人にネガティブな印象を与えることがあります。
 

自信の喪失や精神的なストレスがある

ほうれい線が濃くなると外見の変化によって自分の容姿に自信を持てなくなることがあり、これが精神的なストレスや不安感に繋がることがあります。外見が重要な職業に就いている方の場合、深刻に感じてしまう方がいるでしょう。
 
また、ほうれい線が濃くなると顔の輪郭がぼやけ、顔全体のラインが崩れることがあります。頬のたるみがほうれい線の原因となっている場合、たるみが顔のバランスを崩して、立体感や若々しさが保ちにくくなることも気になる点でしょう。
 

メイクが崩れやすくなる

ほうれい線が濃くなるとメイクがその溝に入り込みやすく、化粧崩れが起こりやすくなります。ファンデーションがしわに溜まり、隠したつもりが逆にほうれい線を目立たせてしまうことがあります。
 

スキンケアの費用が大きくなる

ほうれい線の改善や予防を目的としたスキンケアには、専用のクリームや他のアイテムと比べて高価であることがあります。スキンケアよりも効果や持続性がよい美容医療であっても、経済的な負担が大きく感じる場合があることもデメリットです。

 
 

ほうれい線を目立たなくする方法

ほうれい線を目立たなくさせる方法にはいくつかの方法があり、それらを分類すると以下のようになります。

  • ◯ 即効性があるが持続効果がないもの
  • ◯ 効果が出るまでに時間や労力が必要なもの
  • ◯ 費用をかけることで持続も効果も感じられやすいもの

即効性があるが持続効果がないもの

これはメイクやテープによる一時的な対処のことです。いずれも、すぐにほうれい線を隠すことができますが、根本的な治療にはならない点に留意しましょう。
 
メイクの場合、コンシーラーやファンデーションを使ってほうれい線を目立たなくする方法があります。即効性があり、普段からメイクをする方にとっては取り組みやすいでしょう。テクニック次第でほうれい線を薄く見せることができますが、洗顔後には元に戻ってしまいます。
 
テープを使用することでほうれい線を一時的に目立ちにくくすることが可能です。日中に使用するタイプと就寝中に使用するタイプがあります。比較的安価に入手することができ、ほうれい線をすぐに目立ちにくくできます。
 
一方でテープによるデメリットとしては、就寝中に使用するタイプは寝相によってテープがずれること、押し付けられて顔に跡がつくこと、かぶれることなどが挙げられます。
 
日中に使用するタイプのテープは、引っ張りが強すぎたり日常的に使用したりすると、かえってほうれい線が深くなることに注意が必要です。テープが長時間の使用に耐えられなかったり、テープが見えてしまうなどのデメリットもあります。
 
人前や外出中のときだけほうれい線が目立たなければよいと考える方は、メイクやテープによる対処でよいでしょう。
 

効果が出るまでに時間や労力が必要なもの

これには、表情筋のトレーニングや日々のスキンケア生活習慣の改善などが挙げられます。
 
表情筋など顔の筋肉を鍛えることで、ほうれい線の原因となる肌のたるみを防ぐことができます。トレーニング以外では、EMS(Electrical Muscle Stimulation)機能がついた美顔器を使用して顔の筋肉に電気刺激を与えることも良い方法です。効果が出るまでに時間がかかりますが、毎日コツコツとトレーニングを続けることで、自然なリフトアップができます。
 
日々のスキンケアでは、保湿クリームや美容液を使って肌のハリを保つことが可能です。コラーゲンやヒアルロン酸、ナイアシンアミドなどが配合された美容液で、ほうれい線のケアをすることができます。自然な方法でケアができますが、効果を感じるまでには数ヶ月ほどかかるでしょう。美顔器によって光や超音波、スチームを使ったケアも可能ですが、こちらも効果を実感するには日々のケアが大切です。
 
また、生活習慣を改善することも肌によい影響があります。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠、適度な運動を行うことで、肌の状態を内側から改善できます。食事ではタンパク質やビタミン類、ポリフェノール、カロテンなどが不足しないように摂取するとよいでしょう。肌の再生力が高くなってほうれい線の進行を抑えることが期待でき、肌に限らず全体的に元気で若々しい印象を保つことができますが、継続的な取り組みは必要です。
 

費用をかけることで持続も効果も感じられやすいもの

美容整形や美容系の施術が該当します。費用や副作用などのリスクはありますが、筋肉に直接アプローチしたり、肌によい成分を直接注射したりするなど、高い効果が期待されるものがあります。
 
ほうれい線によい施術には以下が挙げられます。
 

HIFU(ハイフ)

HIFUはHigh Intensity Focused Ultrasoundの頭文字をとっており、高密度、焦点式、超音波の意味を持つ施術です。
 
超音波を高密度で照射することにより、熱エネルギーを皮膚の奥に加えて小さなダメージを与えます。このダメージを回復させるために発生する力を利用して、照射部位を引き締め、リフトアップ効果などが期待できるものです。
 
ハイフには頬のたるみを改善させる効果が期待されるため、ほうれい線にお悩みの方に受けていただくことがあります。
 
副作用には紅斑、浮腫、鈍痛、内出血、ミミズ腫れ、痺れ、知覚鈍麻、しこり(拘縮)などが生じる可能性があります。数日から数週間続く場合があるため、受ける場合は施術前の説明時によく確認しておきましょう。
 
配布の効果の持続期間は3ヶ月〜6ヶ月ほどが目安です。施術を継続的に受けられる場合は3ヶ月〜6ヶ月に一度のペースで受けることをおすすめしています。
 

糸リフト(スレッドリフト)

糸リフトは溶ける特殊な糸を皮膚の下に挿入し、たるんだ肌を引き上げてリフトアップする、切らない施術です。糸の効果だけでなく、糸の刺激によってコラーゲン生成が促進されるため、肌のハリや弾力が増すことも期待できます​​。ほうれい線への効果だけでなく、小顔治療として検討されることが多いです。
 
副作用には、腫れ、内出血、赤い点状の針痕が残ることなどが挙げられます。いずれも数日〜2週間ほどで治る方が多く、針跡は1週間ほどで消失することが多いです。
 
持続期間は、個人のケアや生活習慣などによりますが、半年〜2年ほどが目安です。

 

ヒアルロン酸注射

肌にうるおいやハリを与えるヒアルロン酸を、皮膚の真皮層に直接注入する施術です。注入箇所のボリュームアップができるため、濃いほうれい線を目立ちにくくするために行います。
 
副作用には、軽度なものだと紅斑や内出血、痒み、硬結などが挙げられます。重度な副作用は注入したヒアルロン酸が血管を詰まらせる血管閉塞、稀に起こる副作用はアレルギー反応や感染などです。
 
また、注意点としては、注入した部位が左右非対称になることが挙げられます。持続期間はヒアルロン酸の種類にもよりますが、6ヶ月〜2年が目安です。

 

脂肪吸引注射

脂肪吸引注射は、脂肪吸引よりも細い針を使って行う脂肪吸引です。針が細いため取り除ける脂肪の量が限られますが、施術部位が顔のような小さい部位であれば、吸引量に関して大きな問題はありません。脂肪吸引注射を行うことにより頬の脂肪を取り除くことができれば、ほうれい線の上に乗る脂肪が少なくなり、ほうれい線を目立ちにくくすることが可能です。
 
脂肪吸引注射では脂肪細胞を取り除くため、リバウンドが起こりにくいという特徴があります。注射を用いるため手術跡が気になる方もおられますが、肌色に近いテープを1週間ほど注射部位に貼っていただくことになります。
 
副作用には、倦怠感、熱感、頭痛、蕁麻疹、痒み、むくみ、発熱、咳、胸痛、施術箇所の知覚の麻痺やしびれ、色素沈着、感染症、多量出血、脂肪塞栓症、内臓損傷、麻酔トラブルが起こる場合があります。吸引部の皮膚が硬くなることや凹凸ができること、また、効果に満足できない場合があります。

 

ボトックス注射

ボトックスは細菌の毒素を使って緊張した筋肉をほぐす施術です。筋肉によってエラが張っている場合や肩周辺の筋肉をほぐす際に行われる施術でもありますが、笑ったときにほうれい線が目立つ方にも受けていただける施術です。また、顔では眉間やおでこなどの表情ジワや、笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルの改善にも使用されます。
 
副作用には注射部位の腫れや内出血が挙げられます。稀に起こる副作用にはアレルギー反応、抗体産生、血腫、神経痛などがあり、多量に使用した場合は嚥下困難や呼吸困難、全身性筋麻痺が起こる場合があります。
 
効果の持続は3ヶ月〜4ヶ月が目安です。ほうれい線の悩みは改善されても、笑ったときの表情が不自然な印象になる場合もあるため注意が必要です。
 

PRP

PRPはPlatelet Rich Plasma(多血小板血漿)の頭文字をとった言葉であり、PRPに含まれる成長因子を利用した肌再生治療のことを指します。自身の血液から成長因子を作り出し、それらの成長因子によってコラーゲンや毛細血管の新生が促進されます。できるだけ自然な方法でほうれい線を薄くしたい方に向いている治療だといえるでしょう。

 

レーザー治療

レーザー治療では、表皮の下にある真皮層へ熱エネルギーを伝えることにより、コラーゲン産生を促します。ほうれい線だけでなく、肌のキメがよくなることや毛穴、くすみ、産毛、赤ら顔などへの効果も期待できます。

 

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年代によっても対処法が異なる

ほうれい線のお悩みは、その方のご状況によって原因が異なるため、対処法も年代によって違います。10代や20代の方だと肌のたるみを感じる方は少ないため、年齢を重ねた後のことを考えて紫外線対策やスマホ・パソコンの長時間使用を控えることが大切です。多くの方は20代の後半あたりから肌の衰えを感じ始め、ほうれい線が気になる方も増えるようです。
 
実際に行われたほうれい線に関する意識調査では、20代では43.0%の方がほうれい線を意識していたのに対し、30代では58.1%に増加し、40代以降も増加するとの結果があります。そのため、20代後半〜30代からはスキンケアをより高品質なものに変更することや、生活習慣をより健康的なものにするとよいでしょう。
 
40代前後は筋肉の衰えを感じることが増えるため、それまでに行っていたケアに加えて表情筋のトレーニングなども欠かさないことがおすすめです。
 
50代では閉経を迎える方が多くおられます。閉経による骨密度の変化から頭蓋骨が小さくなるため、今までよりもシワが発生しやすくなります。日々のスキンケアや良い生活習慣、トレーニングを継続することで若々しさを保ちやすくなるでしょう。
 
美容医療を受けるとすれば、30代前後かそれ以降がよいと考えます。日々の努力はもちろん大切ですが、美容医療ではセルフケアだけでは改善が難しいお悩みに対処できる場合があり、経済的な余裕も生まれやすい年代だと考えます。

 
 

ほうれい線がない人の特徴

ほうれい線が目立たない人は、今回の記事で挙げたようなほうれい線の原因となることを避けているものです。具体的には、スキンケアで日頃の紫外線対策や保湿ケアを徹底していること、表情筋の動きに癖がなくトレーニングを行っていること、タオルやマスクなどの物理的な負担を避けていること、これらが大切な要素です。
 
マッサージや洗顔など、本来であればスキンケアに良いものであっても、やりすぎると肌を痛める原因になります。大切な要素をバランスよく、生活に取り入れることが大切です。
 
一方で、予防策を徹底していても、目立ってしまうほうれい線はあるものです。セルフケアは大切ですが、同時に限界もあるため、ほうれい線をどうしても薄くしたい方は美容医療による施術をご検討いただいたほうがよいでしょう。
 
ほうれい線やたるみでお悩みの方は多いため、治療には多くの選択肢を揃えております。美容医療に詳しくない方は選択肢の多さに混乱してしまうかと思いますので、気になる施術があればお気軽にご連絡くださいませ。
 
美容医療に慣れていない方であれば、まずはヒアルロン酸注射が始めやすいかと考えます。ヒアルロン酸は体内にも存在するものであり、時間が経つと効果はなくなりますが、慣れていない方からすると安心材料の一つかとも思います。
 
また、頬のたるみなどの再発も抑えたい方は脂肪吸引注射がおすすめな場合があります。脂肪細胞自体を取り除くため、リバウンドしにくく、頬が脂肪で大きくなりづらくなります。脂肪吸引注射は、脂肪吸引よりも細い針を使うため脂肪の吸引量は少ないですが、顔のように小さな部位の施術では吸引量は大きな問題にならず、副作用やダウンタイムも脂肪吸引より小さいという特徴があります。

 
 

まとめ

一言でほうれい線の悩みといっても、その原因はいくつかに分かれ、複合的に関係してるものです。対策方法も多岐にわたり、年代による違いもありますが、ご自身の状況や要望に合うものを選んでいきましょう。

 

当院提携院にて「脂肪吸引注射」の取り扱いがございます。

      

 
 

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