胃カメラ検査とピロリ菌について

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2023/04/04

胃カメラ検査とピロリ菌について

今回のMYメディカルクリニックブログは、内視鏡を担当しております医師が担当いたします。
日中は少し汗ばむほどの季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、胃カメラ検査とピロリ菌についてお話したいと思います。

 

胃カメラ検査とは

胃カメラ検査とは上部消化管内視鏡検査といわれ、先端にカメラ(スコープ)がついたチューブを口または鼻から上部消化管へ挿入し内部の観察をする検査のことを指します。
食道、胃、十二指腸の観察ならびに処置を行います。医師が直接施行しますが、事前の問診や、鎮静剤を使用した後の経過観察などを必要とするチーム医療での検査です。

 

胃カメラ検査を受けることの必要性

胃がんの予防・早期発見のために、特に40代以降の方は受ける必要があると考えます。がんが進行してリンパ節へ転移するのを防ぐためにも早期発見/早期治療が大切です。また胸焼けなどの消化器症状があり、ご家族で食道・胃・十二指腸の病気の方がいらっしゃる方は医師にご相談下さい。
 

また胃カメラで予防・早期発見することが可能な「胃がん」についてですが、ピロリ菌感染症という感染症が注目されています。
 

 

ピロリ菌について

・ピロリ菌とは
ピロリ菌とはヘリコバクターピロリといい、幼少期に感染し胃内に定着した結果、萎縮性胃炎を惹起し、胃十二指腸潰瘍および胃がんの原因になると特定された細菌です。胃カメラを使用した検査や、採血による抗体検査などで感染しているかどうかを調べることができます。
 

・治療法
抗生物質と胃薬の併用で高い除菌率が報告されています。7日間の内服後、6週間以降に尿素呼気試験にて除菌成功したかどうか判定します。

 

当院の検査について

当院では胃カメラ検査及びピロリ菌の抗体検査を実施いただけます。
※胃カメラ検査をご希望の方は前日の夕食より食事制限をしていただく必要がございます。
 

■外来で胃カメラ実施の場合
・一度受診し、必要に応じて窓口で予約を取る
・お電話によるお問い合わせ
上記二つの方法によりご予約いただけます。
※一日の実施数には限りがございます。
 

■健診で胃カメラ実施の場合
オプションとして追加していただくことが可能です。
コースや健保補助によって金額が異なります。
詳しくは当院スタッフまでお気軽にご質問ください。
 

■ヘリコバクターピロリ抗体検査
血液検査でピロリ菌感染の有無を調べる検査です。
※検査方法:採血

その他ご不明等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

食事制限について

胃カメラ検査では食べ物の通り道を観察することが目的のため、食道に食べ物が残っているとよく観察できない場合があります。そのため、受診される方には下記のとおり食事制限をお願いしております。
 
①夕食は健診時間から7時間前までに済ませていただき以降のお食事はご遠慮ください。
また、アルコール類は避け、軽めの夕食をおすすめします。
※お茶などの水分は摂取していただいてかまいません。
※普段から夕食後、就寝前に薬を服用している方は、主治医の方に服用の判断をしていただいたうえでの服用をお願いいたします。

②午前中に受診の方は朝から禁食となります。

③午後からの受診の方は、検査時間の7時間前までに朝食(うどんやおかゆなど消化に良い軽いもの)を済ませ、以後は絶飲食としてください。
 

なおクリニックにより食事のルールが異なりますので、当院への受診をご検討いただいている方はぜひ下記URLよりご確認下さい。

 
▼詳しくはこちら
https://mymc.jp/forindividuals/caution/
 

 

最後に

検査を受けて頂いた患者さまへ
2022年は胃カメラ検査を3522人担当しました。またピロリ菌の除菌治療を104人担当しました。胃カメラ検査をきっかけに治療につながった患者様を多く担当し、改めて胃カメラを受けて頂くことの大切さを実感しました。
また先日は食道がんと診断された患者様が早期発見/早期治療にて回復したとのご報告をいただきました。
ご同意をいただけましたので、画像を添付いたします。

 

関係者の皆様ありがとうございました。

 

※患者様より掲載許可をいただいております。
 
 
長々と記載してまいりましたが、胃カメラについてご理解いただけましたでしょうか。少しでも不安に感じたら、ぜひお越しください。
皆様のご予約・ご来院心よりお待ちしております。
 

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