プラセンタ注射について

  • クリニックブログ
2024/02/21

プラセンタ注射について

プラセンタとは

プラセンタの語源は“胎盤”のことであり、タンパク質・糖質・脂質の三大栄養素をはじめとして、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、細胞の新陳代謝を促す成長因子など、豊富な栄養素が含まれています。ヒトの胎盤からプラセンタエキスを抽出したものがプラセンタ製剤であり、これを接種することで様々な効果が得られます。現在国内で認可されているプラセンタ製剤は<ラエンネック>と<メルスモン>の2種類があります。

 

プラセンタの効果

 

ラエンネックとメルスモンの違い

ラエンネックとメルスモンはその抽出・製造方法が異なり、ラエンネックが胎盤含有量がやや多くなっています。

ラエンネック:肝機能障害の治療薬として開発

⇒特に疲労回復、二日酔い予防など肝機能アップによる効果を期待する場合に選択
?皮下または筋肉注射
 

メルスモン:更年期障害、乳分泌不全の治療薬として開発

⇒ホルモンバランスや自律神経を整えることを目的とする場合に選択
?皮下注射
⚠美容目的の場合は、両者の効果に大きな違いはないと言われています。

 

プラセンタ注射の注意事項

①一度でも注射をすると、献血ができない

プラセンタエキスは<特定生物由来製薬>に指定されているため献血することができない決まりとなっています。ただし、製品発売から今日に至るまで、感染症の報告はありません。
 

②効果が持続しない、即効性があるものではない

プラセンタの効果持続期間は数日から数週間程度といわれており、複数回接種することで効果を感じられると言われています。そのため定期的に注射する必要があります。定期的にプラセンタ注射をしている場合、途中でやめることには問題はありません。
 

③効果には個人差がある

プラセンタ注射はさまざまな効果が期待できるとされていますが、効果には個人差があります。

 

自由診療料金

当院での自由診療価格:・1A:1,100円、2A:1,650円(税込み)
⚠一部保険診療での投与に関しては、お問い合わせください。

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