マイナンバーカードが保険証の代わりに?オンライン資格確認が始まります!
- クリニック
- クリニックブログ
- 豆知識
マイナンバーカードが保険証の代わりに?オンライン資格確認が始まります!
皆様、いつも当院をご利用いただき誠にありがとうございます。
今回は、当院が導入した「オンライン資格確認」という仕組みについてご紹介いたします。
■オンライン資格確認とは?
「オンライン資格確認」は、マイナンバーカードのICチップまたは健康保険証の記号番号等により、オンラインで保険証の資格情報が確認できることをいいます。今までの資格確認の方法は、患者様から保険証をお預かりし、記号・番号・⽒名・⽣年⽉⽇・住所などを電子カルテに登録しておりました。しかしこの方法では、医療機関にとっては入力の手間がかかり、患者様にとっては待ち時間があるという課題がございました。
この課題を解決するために、厚生労働省によって導入されたのが「オンライン資格確認」です。特に注目されているのがマイナンバーカードが保険証の代わりとして使用できるようになることです。マイナンバーカードに健康保険証の情報を登録すると、以下のようなメリットがございます。
■マイナンバーカードを保険証の代わりに使うメリット
・保険の資格確認がスムーズに
医療機関や薬局に来院したら、顔認証付きカードリーダーで資格情報を確認します。すぐに正確な資格情報を確認することができるため、受付での待ち時間を短縮することができます。
・今までの医療情報を医師と共有
初めて行く医療機関でも、本人の同意があれば、過去3年分の薬剤情報や過去5年分の特定健診の記録を医師が閲覧することができます。医師が過去の医療情報を確認することができるため、より適切な医療を受けることが可能になります。
・ご自身の健康管理のために
政府が運営するマイナポータルにて、ご自身の特定健診や薬剤情報を確認することができるようになります。
・限度額以上の医療費の一時的な負担が不要に
限度額適用認定証などがなくても、高額療養費制度における限度額を超える支払いが特別な手続きなしで免除されます。(※自治体独自の医療費助成等については、書類の持参等が必要)
・医療費控除の手続きがより簡単に
2021年分の確定申告から、医療費控除の手続きで、マイナポータルを通じて医療費通知情報の閲覧と自動入力が可能となりました。
・健康保険証としてずっと使うことができる
今までは、転職や引越しをする度に保険証の作成や更新が必要でした。引越しや転職、結婚をしても、健康保険証の発行を待たずに、保険者での手続きが完了次第、マイナンバーカードで医療機関・薬局を利用できます。ただし、保険者が変わる場合、加入や変更の届出は引き続き必要となるため気をつけましょう!
■マイナンバーカードを健康保険証として利用するには?
マイナンバーカードをお持ちであれば、マイナポータルから簡単に利用申し込みが可能です。ご興味のある方は下記HPから詳細をご確認ください。
・マイナポータル(デジタル庁)
https://myna.go.jp/
■来院時の流れ
①受付前にある顔認証付きカードリーダーにマイナンバーカードを置く
②カードの顔写真をカードリーダーで読み取らせる
③オンラインで医療保険の資格を確認する
ICチップの情報を読み取るため、12桁のマイナンバーは使用せず、受付にカードを渡す必要もございません。
オンライン資格確認対応の医療機関を見つけるには、
こちらのステッカーが目印です。
オンライン資格確認を積極的に利用して、受付での待ち時間を短縮し、かつ適切な医療を受けご自身の健康を管理するためにも、当院をご受診の際はぜひマイナンバーカードをご持参ください!