季節の変わり目の過ごし方

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2022/11/07

季節の変わり目の過ごし方

朝晩日毎に冷え込んできましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は「季節の変わり目の過ごし方」に関して、お話いたします。
 

◆急な体調変化にご注意
 
「季節の変わり目に、急に体調が悪くなる」そんな経験をしたことはございませんか?
近年、猛暑日が続く夏とこれから訪れる冬との変わり目は寒暖の差が激しくなるため、体調に異変が生じやすくなります。
 
現れる主な症状としては
・頭痛
・消化器官
・肌荒れ
・めまい
などがあります。
 
健康的な生活を送るために日々の生活で、以下のようなことに気を配ってみましょう。

 
◆自律神経をコントロールしましょう
 
自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。
本来、交感神経は体が起きているときに働き、副交感神経は体や脳が安静な状態のときに働きます。つまり、朝から昼に働くのが交感神経、夜から睡眠時・寝起きにかけて働くのが副交感神経ということになります。
この2つの神経がバランスを崩してしまうと、心身のバランスにも影響を及ぼしてしまいます。
自律神経は、比較的敏感な動きをする器官で、気候の急激な変化などに反応してしまうことがあります。
予防策として、規則正しい生活を心掛けることが大切です。
現代社会では、なかなか難しいことですが、眠る前のスマホやPCを控えるだけでも効果が期待できます。
体を落ち着かせ、ゆっくりと睡眠を取ることが、一番の薬に成り得るのです。
その他、オススメの習慣を何点かご紹介させていただきます。

 

◯朝食を食べて、朝日を浴びる
朝食を食べて、腸を刺激し排便習慣をつけましょう。腸内環境が整うと、自律神経のバランスも整うと考えられています。そして、朝日を浴びると「幸せホルモン」とも呼ばれる「セロトニン」が分泌されます。体だけではなく心の調子も整える役割があるため、数分間でも朝日を浴びることをオススメいたします。
 
◯室内と屋外の温度差を減らす
屋外と室内の温度差が開きすぎないように、エアコンの設定温度を見直しましょう。暑い日に冷房がしっかり効いた部屋にいると、体のだるさを感じることがあるかと思います。これは寒暖差に対応するためにエネルギーを使っているからです。夏場は扇風機を併用して調整をし、冬場は湯たんぽや温かい飲み物でじんわりと体を温めることをオススメいたします。
 
◯耳をマッサージする
天候が崩れそうなときは、耳をつまんで上下や横に引っ張ったり回したりしてマッサージをし、耳と耳の周りをもみほぐしましょう。気圧を察知する内耳の器官は、血行が悪くなると浮腫んで過敏になります。耳の後ろの部分をホットタオルなどで温めるのも、血行が良くなるのでオススメいたします。
 
◯ストレスをためない
ストレスを多く感じているときは、心身をリラックスさせる副交感神経が優位に働くような対策を取りましょう。暗めの照明の部屋で静かな音楽を聞くことや、ラベンダーなど鎮静作用のあるアロマの香りでのんびりと寛ぐのをオススメいたします。また、軽いストレッチも気分転換になります。

 
◆健康診断で体の状態をチェックしましょう

 
年に1度の健康診断では良くも悪くも自身の体の健康状態を知ることができます。
定期的に自分の体の状態をチェックすることで、1年間の体に対する意識が変わってきます。
例えば、消化器官に気になるところがあった方は食事改善から、血液検査の数値に気になるところがあった方は生活リズムから…と、結果から見直す点が分かり、それが1年間の自身の健康テーマになると考えています。
 
当院の健康診断は元々検査項目に入っているものだけでなく、そこに追加できるオプション検査が豊富です。
オプション検査を行うことで様々な観点から自分の体を検査することができます。
また、大手町院、みなとみらい院は新規院になりますので、きれいなクリニックでなおかつ最新の設備で健康診断をご受診いただけます。今後も新規院を開院予定ですので、年に1度の健康診断を「特別なもの」かつ「今年度の健康テーマ」を得られるような健康診断になるよう、ぜひ当院がお力添えさせていただければと思います。

 
参考文献
http://www.spinehouse-chiro.com/cpu/column/theme02/column24.php
https://www.cocokarafine.co.jp/oyakudachi/health/201609156.html

 
MYメディカルクリニックOP検査一覧ページ
https://mymc.jp/forindividuals/option/

 

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