
リベルサスの効果!副作用や危険性、正しい飲み方についても解説
- クリニックブログ
リベルサスの効果!副作用や危険性、正しい飲み方についても解説
リベルサスは、GLP-1受容体作動薬の一種で、ダイエット効果が期待できる経口投与タイプの医薬品です。リベルサスに興味があるものの「何キロ痩せる?」「副作用はある?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
本記事では、臨床データや実際の治療の流れをもとに、リベルサスの効果や副作用、注意点について分かりやすく解説します。リベルサスで減量を成功させたい方や、食事制限ではなかなか痩せられない方は、ぜひチェックしてみてください。
リベルサスとは
出典:リベルサス®錠を 服用される方へ
GLP-1受容体作動薬の一種である「リベルサス」とは、減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれる経口投与タイプの医薬品です。
インスリン分泌を促進し、血糖値をコントロールしながら、食欲を抑える効果が期待できます。これまでGLP-1製剤は注射での投与が一般的でしたが、リベルサスは経口投与が可能な点が大きな特徴です。
主成分である「セマグルチド」は、体内で分解されにくく、作用が持続するため胃の動きをゆるやかにし、自然な食欲抑制も期待されます。
1日1回の服用で作用が持続するため、注射に抵抗がある方にとっても無理なく継続しやすい治療といえるでしょう。
「2型糖尿病治療薬」の
承認を受けている薬
2020年6月29日に製造販売承認を取得し、同年11月18日に薬価基準に収載されました 。
出典:2型糖尿病治療剤 初の経口GLP-1受容体作動薬 セマグルチド (遺伝子組換え) 「リベルサス®錠」発売のお知らせ | MSD
出典:・新医薬品として承認された医薬品について(◆令和02年06月29日事務連絡)
リベルサスで痩せない・効果がない理由
リベルサスは、日本国内で承認された医薬品であり、減少効果を実感している方も多く見られます。一方で、「思うように痩せない」「期待したほどの効果がなかった」といった声が聞かれることもあります。
本来の作用を十分に引き出すためには、医師の指導のもと、適切な服用方法を守ることが欠かせません。ここでは、リベルサスの効果を得るために、見直すべきポイントや、日常生活で意識したい工夫について解説します。
服用方法が適切でない
リベルサスの効果を得るには、服用方法を押さえることが大切です。特に、服用時のタイミングや飲水量には注意が必要です。
たとえば、服薬後30分以内に飲食をすると、有効成分の吸収が妨げられることがあります。また、水を多く摂りすぎたり、他の薬と一緒に服用すると効果が薄れる場合もあります。
リベルサスの効果をしっかりと感じるためには、正しい飲み方を理解し、医師の指示に従って続けることが最も重要です。
1日の活動量が少ない(運動不足)
日常的に運動をしていない方は、リベルサスの効果を実感しにくい傾向があります。運動不足が続くと筋肉量が減少し、基礎代謝も落ちていきます。その結果、1日に消費できるカロリーが減り、体重の変化が現れにくくなるのです。
たとえ食欲が抑えられても、カロリーの摂取量が消費量を上回れば、体重の変化は現れにくくなります。軽いウォーキングやストレッチなど、無理のない範囲で体を動かす習慣を取り入れると、薬の作用が高まりやすくなるでしょう。
食生活を改善していない
リベルサスを服用しても、食事内容が乱れているとダイエット効果が見込めない可能性があります。高カロリーな食品や甘い飲み物、過度な間食が続くと、摂取エネルギーが増えて、体重の変化を実感しにくくなります。
リベルサスの服用によって食欲が抑えられても、食事の内容が偏っていれば痩せにくくなるでしょう。野菜や魚、豆類などを中心にした食事に切り替えることで、痩せやすい身体への改善効果が見込めます。
服用期間が短い
リベルサスの効果は徐々に現れるため、短期間での減量を期待しないようにしましょう。1回の服用では変化を感じにくい場合もあり、その段階で服用をやめてしまう方もいらっしゃいます。
リベルサスは、数か月ほど継続することで、食欲の変化や体重の減少が見られます。すぐに結果を求めるのではなく、医師と相談しながら計画的に服用を続けることが大切です。
リベルサスで期待される3つのダイエット効果
ここでは、リベルサスの服用によって期待される代表的な3つの効果について解説します。
リベルサスは、内服タイプのGLP-1受容体作動薬であり、無理な食事制限やハードな運動をせずに理想の体重へと近づける点が注目されています。
とくに、食欲の抑制や満腹感の持続は、ダイエット効果を実感しやすくなる要因の一つといえるでしょう。
食欲抑制によるダイエット効果
リベルサスには、食欲を抑える働きがあるとされています。これはリベルサスが脳内の食欲中枢へ「もう十分食べた」というサインを送ることができるからだと言われています。
リベルサスを服用した患者様からは、無意識のうちに食事量が減る傾向が見られています。結果として、日々の摂取カロリーを抑えやすくなり、減量効果の実感につながります。
「食事制限が続かない」「食欲を抑えることが難しい」という方にとって、リベルサスは強い味方となってくれるでしょう。
血糖値コントロールの改善により空腹感を抑える
リベルサスは、血糖値に応じてインスリンの分泌を促す作用があり、食後の血糖値上昇をゆるやかにすることが期待されています。急激な血糖値の上昇を防ぐことで、空腹感が抑えられ、結果として間食の頻度も減りやすくなります。
太りにくい体質を実現
リベルサスの作用によって、胃の動きがゆるやかになり、消化に時間がかかることで満腹感が長続きしやすくなるとされています。この働きにより、間食の頻度が少なくなり、無理のない範囲で摂取量を調整しやすくなります。
さらに、血糖値の安定とあわせて、食事や運動といった生活習慣を整えることで、脂肪の蓄積を抑えやすくなります。リバウンドのリスク軽減にもつながるので、長期的に理想の体重をキープしたい方は、生活習慣の見直しも併せて行いましょう。
リベルサスで痩せるためのポイント
リベルサスは、ただ飲むだけでは思うような効果を実感できない場合があります。ここでは、リベルサスで痩せるためのポイントとして、正しい服用方法や生活習慣の見直し、継続の重要性などについて解説します。
医師に相談しながら服用する
リベルサスを安全かつ効果的に活用するためには、医師の指導を受けながら服用を進めることが推奨されます。
体調や持病、併用薬の有無によって注意点は異なるため、自己判断で服用を開始したり、中断したりしないようにしましょう。
医師のサポートを受けることで、自分に合った容量や服用タイミングが確認できるだけでなく、万が一の副反応にも適切に対応できます。
正しく服用する
リベルサスの効果を実感するためには、正しい服用方法を押さえることが大切です。たとえば、起床後すぐの空腹時にコップ半分程度の水で飲み、服用後30分は飲食を控えることが推奨されます。
服用のタイミングや水分量を誤ると、身体への吸収効率が低下し、効果が十分に発揮されにくくなる可能性があります。
こうした正しい服用方法を意識することで、身体への負担を抑えながら、効果を実感しやすくなるでしょう。
生活習慣を見直す
生活習慣の見直しを行うことで、リベルサスの効果を実感しやすくなります。とくに、日常的な運動や食事の見直しが重要だといえます。
たとえば、ウォーキングや階段の昇り降りなど、無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。基礎代謝の向上が期待できるため、よりダイエット効果を実感しやすくなるでしょう。
また、食物繊維やたんぱく質を意識して摂ることで、満腹感を得やすくなります。こうした日々の小さな習慣の積み重ねが、ダイエット効果を高めてくれるでしょう。
服用を継続する
リベルサスの作用は即効性があるものではなく、一定期間の継続を前提としています。効果の実感までには個人差があり、目に見える変化が出るまでに数ヶ月かかることもあります。
継続することで体質の変化や生活習慣の改善が少しずつ積み重なり、リバウンドしにくい身体を実現しやすくなるでしょう。
自己判断で中断することは避け、経過を確認しながら医師と相談して進めることが大切です。
リベルサスを服用しても食欲が抑えられない原因
ここでは、リベルサスを服用しているにもかかわらず、食欲が抑えられない原因について解説します。
服用しても効果が感じられない背景には、用量の問題や体質の違い、他の薬剤との比較といったさまざまな要因があります。ご自身の状態を正しく理解することで、より適切な治療の選択や対策につなげやすくなるでしょう。
薬の容量があっていない
リベルサスを服用しても効果が感じられない場合、服用している用量が身体に合っていない可能性があります。リベルサスには3mg・7mg・14mgの用量があり、通常は3mgから開始し、様子を見ながら段階的に増量するのが一般的です。
実際に、PIONEER試験において3mgの用量では体重減少効果が小さいことが報告されており、大きな減量効果を目的とする場合には、より7mgまたは14mgが必要とされるケースもあります。
容量が身体に適していなければ、十分な食欲抑制が得られにくいため、「効果が見られない」と感じた際には、医師に用量の見直しを相談しましょう。
なお、用量が増えるほど副作用のリスクも高まるため、自己判断での変更は避けるべきです。医師と相談しながら適切な容量を見極めることが大切です。
出典:A1C and Weight Results | RYBELSUS® (semaglutide) tablets 7 mg or 14 mg
GLP1が体質的に効果がない人も一定数いる
リベルサスに限らず、GLP-1受容体作動薬は、すべての方に同じように作用するわけではありません。なかには体質的に効果を感じにくい方もおり、遺伝的要因や生活背景によって個人差が出ることがあります。
こうした場合は、他の医薬品への変更や、食生活の見直し、適度な運動などのアプローチを組み合わせてみてください。
ダイエット方法は複数あるため、自分に合った手段を見つけることが大切です。医師と相談しながら、無理なく続けられる方法を見つけていきましょう。
経口薬から注射薬に切り替える
服用を続けても思うような結果が得られない場合、マンジャロなどの注射薬への切り替えも選択肢の一つです。
実際に、注射薬と経口薬のリベルサス(同成分)を比較した国際的な臨床試験では「注射薬の方が体重減少効果が高い」と報告されています。
ただし、経口薬であるリベルサスも一定の効果が示されており、体質や生活スタイルに応じて使い分けることが大切です。経口薬から注射薬への切り替えを検討する際には、必ず医師と相談するようにしましょう。
出典:Real-world use of oral versus subcutaneous semaglutide in a cohort of type 2 diabetic patients: which option to which patient? | Journal of Endocrinological Investigation
リベルサスで痩せるためのポイント
GLP-1受容体作動薬には、経口タイプのリベルサスと、注射タイプのマンジャロなど複数の選択肢があります。
それぞれの薬には特徴があり、投与方法や血中濃度の安定性、患者様の負担にも違いがあります。
ここでは、代表的な2製品を項目別に比較し、それぞれの特長を分かりやすくご紹介します。
総称名 | リベルサス | マンジャロ |
---|---|---|
投与経路 | 経口投与 (1日1回) |
皮下注射 (週1回など) |
効果の 持続性 |
1日1回の 服用で効果を維持 |
長時間 作用型 |
患者様の ご負担 |
服薬のみで 済む |
自己注射が 必要 |
血中濃度 の安定性 |
経口投与のため、 個人差や食事の影響を受けやすい |
比較的安定した 血中濃度を維持 |
このように、リベルサスは服薬だけで済む手軽さがある一方で、血中濃度の変動には注意が必要です。
一方、注射薬のマンジャロは継続的な作用が期待できる反面、自己注射のハードルがあります。生活スタイルや治療方針に応じて、医師と相談のうえ、最適な薬剤を選択することが大切です。
リベルサス治療の流れ
リベルサスを用いた治療は、段階を踏みながら効果と安全性を確認しつつ進めていくことが大切です。ここでは、治療開始から継続、見直しまでの一般的な流れについて解説します。
治療の流れを把握しておくことで、初めての方でも不安を減らし、安心して取り組めるようになるでしょう。
当院提携院にて「リベルサス」
の取り扱いがございます。
リベルサス治療の流れ
FLOW1 カウンセリング・診察
リベルサスの治療を受けるクリニックが決まったら、お電話や予約フォームなどから予約を取りましょうリベルサスの治療を行う場合、まず医師による診察と適応確認から始まります。
患者様の体質や既往歴、現在の健康状態、他に服用している薬との相性などを確認し、治療に適しているかを判断します。
なお、糖尿病の治療目的か、ダイエットを希望しているかによって対応は異なります。事前のカウンセリングで期待される効果や注意点、服用方法、料金など気になるポイントをしっかりと確認することが大切です。不安な点があれば、カウンセリング・診察の際に相談し、納得したうえで治療を開始しましょう。
リベルサス治療の流れ
FLOW2 採血
当院の提携院では、安全にリベルサスの治療を進めていくために 必ず採血を行っております。
採血費用:5,500円(税込)
リベルサス治療の流れ
FLOW3 服用開始と段階的な増量
1リベルサスは、3mgから服用を始め、体の反応を見ながら7mg、14mgへと段階的に増量します。いきなり高用量に切り替えることは避け、医師の指導のもとで適切なペースで進めていくことが大切です。
特に服用初期は、胃腸症状などの副反応が起こりやすいため、慎重な経過観察が重要です。効果を焦らず、体に合った容量を見極めながら治療を継続することで、より安定した結果につながります。
リベルサス治療の流れ
FLOW4 経過観察と効果の見直し
リベルサスの治療中は、定期的な診察で体調や効果の確認を行います。食欲の変化や体重、血糖値などを評価し、必要に応じて用量の調整や他の治療への切り替えを検討します。
一定期間続けても効果が感じられない場合、GLP-1以外のアプローチ方法が提案されるケースもあります。信頼できる医師とコミュニケーションを図りながら、その都度自分自身に最適な方法でアプローチしましょう。
リベルサスでダイエットを
成功するための飲み方(服用方法)
出典:リベルサス®錠の効果を発揮させるためには 正しい服用と保管が大切です
リベルサスの効果を十分に得るためには、正しい服用方法を押さえる必要があります。ここでは、東京医科大学茨城医療センターが公表する「リベルサス®錠の服用方法の設定根拠と服薬指導のポイント」をもとに、リベルサスでダイエットを成功するための正しい飲み方について解説するので、ぜひチェックしてみてください。
正しい飲み方(服用方法)
リベルサスの効果を最大限に発揮させるためには、以下の2点を押さえておく必要があります。臨床試験で食事・飲水量・絶食時間が薬剤吸収に大きく影響することが示されたためです。
- ・空腹時に120mL以下の水で服用すること
- ・服用後30分は飲食・他薬を避けること
起床後すぐの空腹時に、1錠をコップ約半分(約120mL以下)の水で服用してください。服用後は少なくとも30分間、飲食や他の薬の服用を避けなければなりません。
リベルサス服用時の注意点
リベルサスは、湿気や光の影響を受けやすいため、錠剤は必ず服用直前にPTPシートから取り出してください。
また、服用時は水(約120mL以下)を使用し、お茶・コーヒー・服薬ゼリーなどとの併用は避けましょう。錠剤はそのまま飲み込むことが大切ですので、割らず、砕かず、噛まずに服用してください。
これらの服用方法を守ると、薬剤の吸収率が低下せず、期待される効果をしっかり得ることに繋がるでしょう。
リベルサスの費用・料金
リベルサスの費用は、用量や治療方針、通院頻度によって異なりますが、ひと月当たり1万円台から3万円前後が相場といわれています。
費用には薬剤代に加え、診察料や検査費用などが発生する場合があるため、各医療機関にて詳細を確認しましょう。
なお、当院の提携クリニックでは、下記の価格帯にてリベルサス治療をご案内しております。
リベルサス錠 3mg | 8,768円(税込) /30日分 |
---|---|
リベルサス錠 7mg | 20,454円(税込) /30日分 |
リベルサス錠 14mg | 30,679円(税込) /30日分 |
※リベルサスの治療は、公的保険が適用されない自由診療です。
上記に加え初診料3,300円(税込)、2回目以降の診察料として1,100円(税込)が発生します。また、当院の提携院では安全に治療を進めていくために、直近1年の「採血データ」(定期健康診断のもので十分です。)をご用意いただいております。採血データをお持ちでない方は、ご来院後に採血検査5,500円(税込)を受けていただくことも可能です。
リベルサスのリスク・副作用
ここでは、ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が公表する『リベルサス®の適正使用方法(患者向け資料)』をもとに、リベルサスのリスク・副作用について解説します。
- ・消化器官症状:胃の不快感、便秘、下痢など
- ・低血糖症状:動悸、冷や汗、体の震えなど
- ・稀におきる重篤な副作用:重度の低血糖、急性膵炎、胆嚢炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸など
消化器官症状が起こる可能性がある
- ・便秘
- ・下痢
- ・お腹が張る
- ・むかむかする
リベルサスの副作用として、胃腸に関連する不調が現れることがあります。具体的には、便秘や下痢、吐き気、膨満感などの消化器症状が報告されています。
こうした症状は服用初期に起こりやすい傾向があり、時間の経過とともに落ち着きます。
しかし、強い不快感が続く場合は無理をせず、主治医へ相談しましょう。とくに、吐き気とともに激しい腹痛が続く場合は、すぐに服用を中止し、医療機関を受診してください。
低血糖症状が起こる可能性がある
- ・震え
- ・動悸
- ・冷や汗
- ・空腹感
リベルサス単独での使用では低血糖は起こりにくいとされていますが、SU薬やインスリンなど他の糖尿病治療薬と併用している場合は、低血糖のリスクが高まります。
低血糖になると、空腹感や手の震え、冷や汗、動悸などが現れることがあります。これらの症状を感じた際は、すぐにブドウ糖を含む食品や飲料を摂取して対処してください。
とくにα-グルコシダーゼ阻害薬と併用している方は、砂糖よりもブドウ糖の方が効果的です。予防のためにも、低血糖時に備えて携帯用の補食を持ち歩くことをおすすめします。
リベルサスの併用禁忌薬
リベルサスには併用禁忌薬はありません。しかし、他の糖尿病治療薬と併用する場合は低血糖リスクに注意が必要です。
とくに、スルホニルウレア系薬(例:アマリール、オイグルコン)やインスリン製剤(例:ノボラピッド、ヒューマログ、ランタス)との併用は、血糖値の過度な低下を招く可能性があります。
震えや冷や汗、動悸、意識の混濁などの低血糖症状が現れた場合は、すぐにブドウ糖などを摂取し、必要に応じて医療機関を受診しましょう。高齢者や腎機能が低下している方は、特に慎重な対応が求められます。
リベルサスに関連するよくある質問
ここでは、リベルサスに関するよくある質問に対して、Q&A形式で回答します。気になる項目があればぜひチェックをして疑問や不安を払拭しましょう。
リベルサスで何キロ痩せた?
リベルサスによる体重の変化は個人差がありますが、臨床試験では14mgを継続した場合に2〜4kg前後の減少が確認されています。
とくに、食欲の抑制や満腹感の持続といった作用が重なり、日常の食事量が自然に減少することで体重が変化しやすくなるとされています。
ただし、3mgでは大きな減少は見られにくく、7mg以上で効果を実感しやすいとする報告もあります。生活習慣や体質によっても結果が異なるため、継続的な取り組みと医師のサポートが欠かせません。
リベルサスの副作用はひどいですか?
リベルサスは比較的副作用の少ない薬とされていますが、胃の不快感や吐き気、下痢といった消化器症状が見られることがあります。
とくに、服用初期や用量を増やした直後に出やすい傾向がありますが、数時間〜数日で落ち着きます。
なお、低血糖は単剤使用時には起こりにくいとされていますが、他の薬剤と併用する場合は注意が必要です。気になる症状が出た場合は、早めに医師に相談し、無理のない治療計画を見直すことが大切です。
リベルサスはいつから体重が落ちますか?
リベルサスの体重減少効果は、服用開始後すぐに現れるものではなく、3ヶ月程度の継続を経て徐々に実感されるケースが多いとされています。
これは、食欲抑制や満腹感の持続といった作用が少しずつ生活習慣に影響を与えていくためです。
また、服用量が3mgから始まり、体に慣れてから7mg・14mgへと増量する段階を経ることが一般的であるため、効果が出るまでにはある程度の時間が必要です。短期間での変化に一喜一憂せず、長期的な視点で治療を継続することが重要です。
リベルサスは自費いくら?
リベルサスは基本的に自由診療となります。保険適用外での治療では月あたり1万〜3万円前後が一般的な目安となります。
この金額には薬剤費に加え、診察料や検査費、処方管理料などが含まれることが多いため、クリニックによって総額は異なります。
用量が増える場合や、他の薬剤を併用する場合は追加費用が発生することもあります。費用の不安を減らすためにも、初診時に見積もりを確認し、納得した上で治療を開始することが大切です。
リベルサスは個人輸入で
安く入手できる?
インターネットなどを通じてリベルサスを個人輸入することも可能ではありますが、品質や安全性の保証がないため非常にリスクが高いと言えます。
偽造品の流通や不適切な保存状態による成分劣化の可能性も否定できず、正規の医療機関を通さない服用は思わぬ健康被害を引き起こす恐れがあります。
リベルサスのような医薬品は、医師の判断と継続的なフォローのもとで使用することが基本です。自己判断での入手や服用は避け、信頼できる医療機関での治療をおすすめします。
まとめ
リベルサスは、適切に使用することでダイエット効果が期待できる薬です。
効果や副作用には個人差があるので、医師の指導のもとで、安全かつ継続的に体質改善を目指しましょう。
不安な点があれば自己判断せず、信頼できる医師に相談することが大切です。