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2022/02/24

甲状腺のおはなし

今回はみなさんあまり気にしたことのない甲状腺とその異常についてまとめてみました。

 

▶甲状腺って?
首の前面、喉仏の下にある臓器で幅4〜5センチ、重さは15〜20gで蝶が羽を広げたような形をしていて、甲状腺ホルモンを分泌しています。
甲状腺ホルモンは全身の代謝調節をしています。

 

▶そもそもホルモンとは?
ホルモンは甲状腺をはじめとした体内の様々な内分泌臓器で作られています。
他には脳下垂体、副甲状腺、副腎、腎臓、膵臓、消化管、心臓、血管などもホルモンを分泌しています。
それぞれ体の機能を調節する役目を持っており、その種類は知られているだけで100種類以上あり、これからも増えるようです。
非常に少量で効果を発揮するもので、その濃度を例えると50mプールにスプーン1杯くらいの微量なのだそうです。
体内では非常に狭い範囲内(基準範囲内)で調節されていますが、多かったり少なかったりすると体の機能に異常をきたすことになります。

 

 

▶甲状腺の異常について
甲状腺の異常は大きく2つに分かれ、1つは甲状腺ホルモンを作る「働き」の異常、もう1つは甲状腺の腫れやしこりによる「形」の異常に分けられます。

 

①甲状腺機能異常
甲状腺の「働き」の異常により下記のような症状が現れることがあります。

 

・安静にしているのに、心臓がドキドキする      ・食欲がないのに太ってきた
・手指が細かく震える                ・朝起きたときに顔や手がむくむ
・暑がりになり、水をよく飲み、汗かきになる     ・便秘をしやすくなった
・よく食べているのにやせてきた           ・昼間も眠く、居眠りをする
・イライラしやすくなった、落ち着きがなくなった   ・脈がゆっくり、静かになった
・体が冷え、寒がりになった             ・月経が不順になった
・肌が乾燥しカサカサになった            ・首が腫れている
・体が重く、だるく感じるようになった

 

②形の異常
鏡を見て首の腫れに気づいたり、ほかの方に指摘される場合もあります。
またしこりに触れることもあります。

 

上記のような症状や見た目の異常が受診のきっかけになるほか、症状の自覚がなくても健康診断や人間ドックで頸部の腫れを指摘され、血液検査や超音波検査で異常が発見されることもあります。
当院の健診では追加オプションにて甲状腺の血液検査、超音波検査(エコー)を承っています。
また外来での診察も可能ですので、気になる方は一度当院へお問い合わせください。

 

 

参考資料:日本内分泌学会HP
伊藤病院HP

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