新型コロナ5類移行で何が変わる?
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新型コロナ5類移行で何が変わる?
新型コロナ感染症の流行から3年が経過し、5月8日から季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げることが決定しました。しかし、実際に何が変わるのかということは知らない方が多いのではないでしょうか。そこで今回は5類移行に伴って変化することをまとめました。
◆そもそも5類に移行とはどういうこと?
新型コロナ感染症はもともと2類相当に分類されており、結核などと同じグループに分けられていました。今回の政府の決定で季節性のインフルエンザと同じ5類となります。つまり、危険性についての認識が以前より低下するということになります。
(厚生科学審議会感染症部会資料より引用)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001041576.pdf
◆感染の疑いがある方の検査・診療については?
これまで検査や陽性が判明したあとの外来診療は公費で負担されていましたが、5類移行後は自己負担となるため注意が必要です。また、現在も継続している無料PCR検査も5月7日で終了する見込みとなっています。
◆感染者や濃厚接触者となった場合の隔離期間は変わる?
これまでは感染者は7日間、濃厚接触者は5日間の隔離が必要でしたが、5類に移行するとこれらの期間の指定は無くなります。ただし、発熱やのどの痛みなどの症状がある場合には周りに感染を拡大させないように療養することが望ましいとされています。厚生労働省からも「5日間は外出を控えること」「症状が軽快して 24時間程度が経過するまでは、外出を控え様子を見ること」が推奨されております。」
◆マスクの着用については?
マスクの着用については2023年3月13日から個人の判断にゆだねるとされています。しかし、以下の場合だとマスクの着用が推奨されています。
▶医療機関受診時
▶医療機関や高齢者施設などへの訪問時
▶通勤ラッシュ時など混雑した電車やバスに乗車する時
▶重症化リスクが高い方が感染拡大時に混雑した場所に行く時
▶発熱や咳などの症状がある時
▶新型コロナウイルス感染症の検査が陽性の時
▶同居家族に陽性者がいる時
詳しくは厚生労働省ホームページからもご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
今回は新型コロナ感染症が5類に移行するにあたって変化することをまとめさせていただきました。5類に移行とはなっていますが、まだまだ感染者が多いのが現状ですので、引き続き個々人の感染拡大対策をお願い致します。
★MYメディカルクリニックではPCR検査・抗原検査や発熱外来など新型コロナウイルスの関する検査や診療に力をいれています。必要になった際には是非ご利用ください。
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