説明 | |
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概要 | おたふくは、ムンプスウイルスによって感染し、感染から発症までの潜伏期間は12~24日で、主に発熱と耳下腺の腫脹と疼痛によって発症します。 様々な合併症が有り、無菌性髄膜炎、 難聴や膵炎、精巣炎、 卵巣炎等が挙げられます。 |
流行地域 | エジプト、リビア以外のアフリカ諸国と日本を含む東アジア地域の一部の国に限り、流行を繰り返しているようです。 |
製剤の特性 | 毒性の弱いムンプスウイルスをニワトリ胚細胞で増殖させ、得たウイルス液を精製し、安定剤を加え分注した後、凍結乾燥したものです。 |
摂取スケジュール | 1回の接種でも予防効果は認められていますが、ワクチンを定期接種する海外諸国では確実な予防のために2回接種が行われており、日本小児科学会も2回接種を推奨しています。 |
有効性 | 個人差がありますが、適切な接種で95%以上の人が十分な抗体を得られると言われています。 |
副反応 | 軽度な副反応として, 接種部位の痛み, 微熱、軽度の耳下腺腫脹が起きる場合があります。 |
その他の留意点 | 妊娠されている方への接種は基本的には行なえません。 |