ガーダシル9ワクチン

説明
概要 ヒトパピローマウィルス(HPV)は、性交渉のある女性の半数以上が生涯で一度は感染すると考えられている一般的なウィルスで、子宮頸がんだけでなく、膀胱がん、咽頭がん、肛門がん、膣がん、外陰がんなど多くの病気の発生に関与しています。最近、20代女性の死亡率で2番目になるほど子宮頸がんが増えてきており問題視されています。日本では毎年約1万人の女性が子宮頸がんで子宮を摘出、約3,000人が亡くなっています。ガーダシル9ワクチンではHPVの9つの型に対応し子宮頸がんの原因の約90%をカバーできます。
流行地域 全世界で、性交渉のある女性の半数以上が生涯で一度は感染すると考えられています。
製剤の特性 主に子宮頸がんの原因となるHPV16、18型とともに、尖圭コンジローマの原因となるHPV6、11型を含みます。 また、2020年12月に適応が追加され、男性への接種が可能となりました。 中身はシルガード9ワクチンと全く同じものとなっています。
接種スケジュール 初回接種から2ヵ月後に2回目、その6ヵ月後に3回目の計3回接種となります。
有効性 約90%の子宮頸がんを予防できると言われています。
副反応 注射部位の痛み、腫れ、発赤、かゆみ、あざ、出血、発砲した場所のしこり、頭痛、発熱、吐き気、めまいなどがあらわれる場合があります。
その他の留意点 先進国のほとんどは接種率が7割以上にも関わらず、日本は極端に少なく15%未満となっています。 国内未承認ワクチンとなりますので、接種後に重篤な副反応が起こった場合、公的な保障制度はありません。 アメリカでは9歳から45歳の男女への接種が承認されています。