国内の新型コロナウイルスの感染状況の拡大がなかなか止まらぬ中、今年もそろそろ花粉症の季節になってきました。

花粉症のような症状を感じ始めている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

■花粉症発症のメカニズム

そもそも花粉症とは、体内に花粉が入ってきたときにそれを排除しようとすることによって鼻水・鼻づまり・くしゃみなどの症状が起こる状況です。

花粉を吸いこむと身体の粘膜に花粉が付着し、身体が花粉を「敵」と認識し、対抗するために抗体をつくりだします。

そして、付着を繰り返していくのに比例し、抗体もつくられていき、さらにつくられた抗体が肥満細胞という細胞とくっつくことでヒスタミン等の化学物質が生産されます。

それによって神経や血管が刺激されるとあの辛いくしゃみや鼻水、目のかゆみなどといった症状が出現します。

厚生労働省 花粉症の原因 より

https://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/kenkou/ryumachi/kafun/dl/ippan2.pdf

 

 

■2021年春の花粉飛散傾向

2020年春と比較すると、2021年春の花粉飛散は九州から関東にかけて多く、関東の所々では非常に多くなると予想されています。昨シーズンは花粉症の症状が弱かった人も今年の春は注意が必要です。

日本気象協会( https://www.jwa.or.jp/news/2020/12/11818/

 

■新型コロナウイルスの症状と花粉症の症状は似ている

いまだ収束しない新型コロナウイルス感染症の症状と花粉症の症状は似ています。咳や倦怠感、頭痛、鼻水、鼻づまりなど、検査をしてみないと新型コロナウイルス感染症なのか花粉症なのか判別できない場合があります。

 

■花粉症の症状によってコロナ感染のリスクが上がる?

また、花粉症によって目や鼻がかゆくて触ってしまう人も多いと思いますが、新型コロナウイルスは目、鼻、口などの粘膜からウイルスが侵入することで感染します。

もし新型コロナウイルスの付着した手で目や鼻をこすってしまえば感染のリスクは非常に高まります。

このように、花粉症に伴う症状によって新型コロナウイルスに感染する危険性が高まると考えられます。

 

■ヒスタグロビン注射・点滴でスギ花粉症を治療しましょう

ヒスタグロビン注射・点滴とは、アレルギー反応によってヒスタミンなどが生産されても反応を抑える効果が期待できる注射・点滴です。

この注射・点滴はアレルギー疾患を体質から改善する根本治療です。

週1~2回程度の頻度で通常、3~6回行います。

慢性的な花粉症症状でお悩みの方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

症状があまり無いとき・・・1,500円(税抜)

症状があるとき・・・2,500円(税抜)

※掲載料金は自費。保険適用となる場合もあります。

 

また、当院では舌下免疫療法も行っています。

舌下免疫療法は舌の下に投薬することで行う治療法です。こちらは、スギ花粉が飛散していない時期に開始するのが一般的です。

スギを原料としたエキスから作られた治療薬を少量から継続的に服用することで症状を抑えることを目的としています。

 

◎効果

・くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの改善

・涙目、目のかゆみの改善

 

◎主な副作用

口内炎、舌の下の腫れ、喉のかゆみ、耳のかゆみ、頭痛

 

◎服用スケジュール

初回は院内にて服用していただきます。服用後、副作用出現有無の確認のため、少なくとも30分間は院内で待機していただきます。

2回目以降は自宅で内服していただきます。1日1回少量が服用を始めます。最初の2週間は徐々に増量し、その後は決まった量を継続服用していきます。

治療は3年間~5年程度、効果は個人差がありますが、毎日1回継続して服用することでアレルギー症状が緩和したり、日常生活に与える影響を改善する等の効果が期待されます。

 

◎金額

・アレルギー診断 初診料850円+採血5,000円~6,000円

・初回 初診料850円+薬代1,160円

・2回目 再診料380円+薬代910円

・3回目以降 再診料380円+薬代1,620円

 

◎注意点

・治療開始には血液検査でのスギアレルギー確定診断が必要です。

・少なくとも1ヶ月に1回の通院が必要です。

・薬の副作用の出現が軽減したら2ヶ月に1回の通院となります。

・スギが飛散している時期(1月~5月)は体調変化が起こる可能性が高いため、スギ非飛散時期(6月~12月)に開始します。

・副作用が起こる可能性があることを理解し、投薬の際はご家族のいる場所や日中帯での服用が推奨されます。

 

ヒスタグロビン注射も舌下免疫療法も効果を感じられている方が多いです。新型コロナウイルスに感染しないためにも、花粉症治療を検討してみてはいかがでしょうか。ご不明点等ございましたらお気軽にご相談ください。

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