梅雨空がうっとうしい季節になりました。
時折の青空に夏の訪れを感じる日々をお過ごしの事かと思います。

さて、今回のテーマですが『夏の健康を守る運動』です。運動と言っても定番のラジオ体操や筋肉トレーニングではありません。
夏は食中毒や伝染病の発生しやすい時期であるため食品衛生の向上や、生活環境の浄化等を推進する活動のことを指します。
コロナ禍により国民の衛生面に関する意識は、相当の高まりを見せています。が、今一度確認の意味も込めましてお話しさせていただきます。

食中毒について
そもそも食中毒とはなんでしょうか?
食中毒とは『食品に起因する胃腸炎・神経障害などの中毒症の総称』です。
この一文だけですとあまり身近に感じ難いかも知れませんが家庭内でも十分に起こり得ますので注意が必要です。
また、厚生労働省より食中毒予防の3原則が掲げられています。
食中毒菌を
付けない・増やさない・やっつける
以上、3原則が食中毒予防には大切です。

※ご家庭でも出来る対策
厚生労働省から紹介されている家庭内での食中毒予防策(6つのポイント)をこちらでも簡易的ではありますがご紹介させていただきます。
①購入•••生鮮食品は新鮮な物を購入。また、表示がある物は消費期限を確認しましょう
②保存•••持ち帰った食品は直ぐに冷蔵庫や冷凍庫へ保存。肉や魚の汁が他の食品に付着しないよう注意が必要です。
③下準備•••食品を扱う前に手を洗う。まな板やタオルは清潔なものを用意しましょう。
④調理•••必要な加熱は十分に行いましょう。
中心部が75℃で1分間が目安となります。
⑤食事•••食卓に付く前に手を洗いましょう。箸やお皿などの食器は清潔なものを使います。
⑥残った食品•••早く冷やすために小分けで保存。時間が経ち過ぎたものは廃棄をしましょう。
以上となります。ご参考下さい。

伝染病(感染症)について
現在では伝染病という言葉はあまり耳にする事はなく、感染症と言われる事が多くなりましたので、こちらのブログでも感染症と表現させていただきます。
感染症とは
病原体が体内に侵入して増殖し、発熱や下痢、咳等の症状がでること』です。
こちらは食中毒と比べてかなり身近に感じる方も多いと思います。感染症は人から人へ『うつるもの』と『うつらないもの』に大別され、また『うつるもの』には3つの感染経路があります。
①空気感染•••飛沫核(直径0.005mm以下の粒子)を吸い込む事による感染です。
対策は換気をする事です。

②接触感染•••病原体の付着した手で目や鼻を触ることで起こる粘膜を介した感染です。
対策は手袋や手洗い、手指の消毒です。

③飛沫感染•••くしゃみや咳により飛沫が飛び散り他の人へ粘膜に付着する事で感染します。
対策はマスクや手洗い、手指の消毒です。

以上が感染経路とその対策となります。

※上記以外の対策として各感染症へのワクチン投与も効果的です。

いかがでしたか?
今回改めてご自身の周りで新たに出来る事、疎かになっていた事等が見えて来たのではないでしょうか。

どんよりとした空模様に心身共に気だるさを感じる季節ではありますが、夏本番を目前にしてお体を壊されることの無い様に梅雨を乗り切りましょう。

参考文献:https://www.mhlw.go.jp/www1/houdou/0903/h0331-1.html

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