みなさま、梅雨の季節が近づいている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 

今回は6月7日が『緑内障を考える日』なので、緑内障診断に必要な検査の1つ、【眼底検査】についてみなさまにお伝えしたいと思います。

※緑内障…りょく(6)な(7)いしょう という語呂合わせです。

 

🔷眼底検査とは🔷

眼底とは眼球の後内壁面を覆う網膜のことで、瞳孔を通して観察し写真撮影することができ、眼底の血管、網膜、視神経等を観察する検査です。

 

🔷眼底検査の目的🔷

眼底にある動脈を観察して、高血圧性変化や動脈硬化の程度を判定したり、糖尿病性網膜症や緑内障などの失明に至る恐れのある病気など、さまざまな病気の早期発見し、治療につげることを目的としています。

 

🔷主に眼底検査で見つかる病気🔷

①高血圧による眼底変化
眼底は体の中で唯一血管の状態を直接肉眼で観ることができます。眼底部の血管に動脈硬化や、血管が細くなっているなどの変化が見られた場合、全身の血管にも同じような変化があると推定されます。
動脈硬化や細い血管は脳硬塞や心筋梗塞のリスクが高いことを示します。また、目の病気の観点からも高血圧による眼底出血などから失明に至ることもあります。

 

②糖尿病網膜症
糖尿病が原因で眼底出血等の症状が出現し、そのまま放置していると失明にいたる糖尿病を原因とする合併症です。そうならないためにも早期発見、早期治療が必要となります。ここでも早期発見に威力を発揮するのが眼底検査です。初期(早期)の網膜症の段階で適切な治療をうけることが大切です。

 

③緑内障
眼圧が高くなることにより視神経を圧迫し、視野が徐々に欠けてくる病気です。
片目の視野が欠けても、もう片目が補ってしまい、見え方がいつもと同じに感じてしまうため自覚症状がないのが特徴で、発見の多くは人間ドックの検査などで見つかります。

 

④正常眼圧緑内障
眼圧が正常にもかかわらず緑内障となる人が日本人に多いことが知られるようになり、この病気を見つける検査として眼底検査があります。この検査では視神経乳頭の形状(視神経がどれだけ圧迫された形になっているか)を観察することができます。

 

その他の疾患は、下記をご参照ください
https://www.e-ningendock.jp/know/page-4-2/syoken/eye/

 

🔷当院の眼底検査機器について🔷

当クリニックの4階フロアでは【Daytona plus (デイトナ)】での眼底検査を行っております。

デイトナは、散瞳することなく、網膜80%以上の領域の高解像度画像を短時間で撮影でき、多くの眼底疾患を即座にチェックすることが可能です。

https://www.ophthalmic.nsl.nikon.com/products/daytona_plus/index.html

 

🔷日本人の視覚障害の原因🔷  (グラフ参照)

● 日本人の視覚障害の原因疾患

網膜色素変性症以外は早期発見、早期治療で進行を遅らせることができます。

 

 

ご自身の目を大切にするきっかけになればと思います。眼底検査受けたことがない方、1度受けてみませんか?

 

 

<参考文献>
https://www.ntg40.jp/
https://www.gankaikai.or.jp/health/43/02.html

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