11月も半ばを過ぎ、気付けば日足もすっかり短くなりました。朝晩の冷え込みも厳しくなり、なんとなくお身体に不調を感じる方も少なくないのではないのでしょうか?

そんな時は無理せず、気軽に”かかりつけ医“に相談してみてくださいね。

 

11月は「みんなで医療を考える月間」として、厚生労働省が上手な医療のかかり方の普及に重点的に取り組んでいます。

 

“かかりつけ医”とは??

健康になんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師
と定義されています(参考:日本医師会ホームページ)

 

“かかりつけ医”の見つけ方・探し方

普段健康だと感じている方やお仕事に忙しい方は、かかりつけ医を持たない方がほとんどです。
そんな時は、職場の産業医との面談や健康診断、予防接種をきっかけとした医療機関の受診を通して医師と話してみることも一つの方法です。

 

MYメディカルクリニックでの取り組み

平日21時まで、土日も診療しており、東京慈恵医科大学附属病院を始めとした提携医療機関がございます。
当院の健康診断では結果に関する不安や疑問のある方は、医師とのアフターフォロー面談を無料で受けることができます。

 

当院は皆さまのかかりつけ医療機関となれるよう日々努めております。
疲労回復の効果が期待できるニンニク注射などもご用意しておりますので、お身体に不安があるときには、いつでもお気軽にお越しください。

 

厚生労働省/上手な医療のかかり方.jp
https://kakarikata.mhlw.go.jp

朝夕は肌寒く感じるようになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今回はこれからの時期に特に流行するノロウイルスについてお話できればと思います。

 

■ノロウイルス感染症とは?

ノロウイルス感染症は、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こすウイルス性の感染症です。ノロウイルスは一年を通して発生していますが、インフルエンザウイルスと同様、低温・乾燥を好むため特に冬季に流行します。

実は感染力が非常に強く、食事前の手洗いを徹底、食材に熱を通すなどの予防を行ったとしてもノロウイルスは少量のウイルスでも感染・発症してしまうのです。

 

■感染経路

感染経路は下図のように経口感染が主ですが、その他にも人同士の接触が多いところでの飛沫感染等直接感染などもあげられます。

図版出典:東京都福祉保健局 ノロウイルス感染予防の徹底を!

 

■症状発症から治癒まで

感染したとしても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もありますが、主に吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が現れ、通常1~2日ほどで治癒すると言われています。

 

■予防はできるの?

辛いことにワクチンや有効な抗ウイルス剤はありません。

下痢や嘔吐が原因で脱水症状になってしまう可能性があるため、こまめに水分補給を行う必要があります。脱水症状がひどい場合は、輸液(点滴)などの治療が必要です。

体外へウイルスを出さなければ回復が遅れてしまうため、なるべく下痢止めを使わず、脱水症状に気をつけてこまめに水分補給するようにしましょう。

 

■当院でできる検査は?

当院ではノロウイルスの迅速検査を行えます。

採取していただいた便で検査を行い、15分程度で結果がでるため、お気軽にご相談しにいらしていただければと思います。

 

自身での判断は難しく、前述の通り少量のウイルスでも感染してしまいます。集団発生を起こさないようにするため、怪しい症状が現れた場合には病院へ受診し、正しい診断を受けましょう。

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MYメディカルクリニック ノロウイルス検査:https://mymc.jp/subjectguide/

ノロウイルスチェック:税込5,500円

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寒暖差や乾燥が著しい季節になりますので、ウイルス感染を注意するだけでなく日常生活から体調管理にも気を配り、健康的な冬を過ごしましょう!