寒の入りとともに、寒さが一段と厳しく感じられるこの頃ですが、
皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

 

皆様、寒さと自宅待機によりストレスが募る時節かと存じます。

 

厚生労働省が実施している患者調査によれば、日本の気分障害患者数は1996年には43.3万人、1999年には44.1万人とほぼ横ばいでしたが、2002年には71.1万人、2005年には92.4万人、2008年には104.1万人と、著しく増加しています。(※1)

(※2)

このようの状況の中で、組織に属していく上では従業員のストレス状況を把握し、改善をしていく必要がございます。
そのために従業員のストレスチェックの実施をご検討されている人事や管理のご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

「ストレスチェック」とは、労働者が自分のストレスの状態を知ることで、
「うつ」などのメンタルヘルス不調を未然に防止するための仕組みです。

 

具体的な対処としては下記が挙げられます。
・ストレスをためすぎないようにする。
・ストレスが高い状態の場合は医師の面接を受けて助言を受ける。
・従業員に対して仕事量の調整や健康管理の助言などから、職場環境の改善を図る。

 

ストレスチェックの具体的な実施方法は、ストレスに関する質問票(選択回答)に労働者が記入し、それを集計・分析することで、自分のストレスがどのような状態にあるのかを調べる検査です。
「労働安全衛生法」という法律が改正されて、労働者が50人以上いる事業所では2015年 12月から、1年に1回この検査を全ての労働者に対して実施することが義務付けられました。

 

■厚生労働省~ストレスチェック制度関係法令等~
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000181838.html

 

MYメディカルクリニックでは、ストレスチェックの導入についてのフォローを渉外担当が行っており、企業様の健康管理をサポートしております。
ストレスチェックの運用の代行に補足しまして、産業医への報告なども包含的に管理をすることが可能でございます。
“ストレスチェックが導入できていない” “健康診断・産業医も一括で管理したい”などのご要望がございましたらお気軽にMYメディカルクリニックにご連絡くださいませ。
まだまだ寒い季節が続いてまいりますが、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。

※引用
1:厚生労働省 知ることから始めよう みんなのメンタルヘルス
 うつ病とは
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_depressive.html

2:厚生労働省 知ることから始めよう みんなのメンタルヘルス
  精神疾患のデータ
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html

1月も中旬に差し掛かり、寒さの厳しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、寒い冬に起こりやすい「脳卒中」についてのお話です。
脳卒中というのは、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血など、脳の血管が原因で起こる疾患の総称で、血管が破れたり詰まったりすることで脳に障害が起こります。麻痺や失語など、重い障害が残ることも多く、最悪の場合は死に至るとても怖い疾患です。

 

■冬に多い理由

 脳卒中が冬に多いと言われている理由は、ズバリ寒さです。
 一度、自宅の中を想像してみてください。自宅の中で、暖房の行き届いていない場所や、極端に寒くなるような部屋はありませんか?トイレや浴室を想像してみてください。温かい部屋からいきなり寒い部屋に行くことで、身体が熱を体内に留めようとして血管が収縮し血圧が上がります。また浴室では、そこから更に湯船に浸かることで身体が温まり血管が拡張し、血圧が下がります。この血圧の上下が心臓や血管に負担をかけてしまうのです。

 

■脳卒中の原因

 脳卒中の主な原因は、加齢や生活習慣の乱れによる動脈硬化です。高血圧や糖尿病、脂質異常症などの既往疾患がある場合はかなりリスクの高い状態ですので、まずは生活習慣の改善に取り組みましょう。
<高血圧>
 140/90mmHg以上の血圧の状態を高血圧といいます。血圧が高い状態が続くことで血管に負担がかかり、血管がもろくなったり、詰まってしまったり、破れやすくなったりします。塩分や糖分を多く摂ることで血圧が上がりやすくなりますので、薄味を意識した食生活が重要です。カリウムを含む野菜や果物等を摂ることもおすすめです。
<糖尿病>
 血糖値が高い状態です。血液内の糖の割合が上昇することでドロドロの血液になりやすく、血管が詰まりやすい状態になっていることが予想されます。カロリーの低い食事を意識し、油の多い料理や間食を減らしていきましょう。
<脂質異常症>
 血管内のコレステロール値(油分)が高い状態です。バターや生クリームなどの乳製品や肉類などの動物性脂肪の摂り過ぎにより、ドロドロの血液になり、血管が詰まりやすくなります。お肉を食べる時は白い脂身の部分を避ける、バターやクリーム系のおやつは食べすぎないなどの工夫をしていきましょう。

 

■脳卒中を予防するためには

 上記の生活習慣の改善の他、下記のようなものがあります。
①代謝を上げて血流を良くするために運動習慣をつけましょう。
②肥満は血圧が上昇する原因となり、脳卒中の原因になります。健康診断等で肥満体型と指摘された場合は、減量を心がけましょう。
③ニコチンは血管を収縮させて血圧を上昇させたり、動脈硬化を促進させるためリスクがかなり高くなります。タバコを吸っている場合は禁煙をしましょう。自分ではやめられない、という場合は、保険診療で禁煙外来を受診してみてはいかがでしょうか。
④室内の温度差をなくすため、トイレや浴室に小型のヒーター等を置くなどの工夫をしましょう。
⑤体内の水分不足により血液がドロドロになることを防ぐため、水分を摂りましょう。特に夜間は要注意ですので、寝る前にコップ1杯のお水を飲むようにしましょう。

 

コロナ禍で在宅勤務になり生活リズムが在宅勤務になり生活リズムが変わっていたり、運動習慣が減っているという方も多いのではないでしょうか。新年を迎え、新しい1年を健康で過ごすためにも、この機会に改めて生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。

皆様お正月モード抜けましたでしょうか?
もう1月13日ですから、まだ正月ボケしている人はやる気スイッチONにして張り切っていきましょう。

 

さて、本題ですが最近新型コロナウイルスワクチン等、何かとワクチンの話題が多いので、予防医療の観点から「ガーダシル」というワクチンのご紹介させていただければと思います。

 

まず、「ガーダシル」というワクチンはなにかというと、ずばり子宮頚がん予防ワクチン(HPVワクチン)です!

 

プラスで「ガーダシル」は、外陰上皮内腫瘍、腟上皮内腫瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPV感染を予防するワクチンです。

 

「子宮頸がん」というワードは、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
子宮頸がんは一年間に約11,000人の女性が発症し、毎年約2,800人が亡くなるたいへん重大なVPD(ワクチンで防げる病気)です。

 

女性の性器は男性に比べて閉鎖的で入り組んだ構造であることから、感染者が女性の場合は約10%がウイルスを排除できず、感染が長期化するといわれています。
統計的には、子宮頸がんの90~95%の患者に高リスク型HPVの感染が認められており、高リスク型HPVに感染してがん化する確率は、女性は男性の175倍ともいわれています。

 

HPVに感染する可能性が低い10代前半にガーダシルを接種することで、子宮頸がんをはじめとするHPVによる病気の発症をより効果的に予防することができます!

 

また、このウイルスは子宮頸がんをはじめ、肛門がん・腟がん・外陰がん・陰茎がんなどの発生にも関わっていることが報告されています、、、
つまり!女性だけの病気ではなく男性も関係があるということです!

 

この原因ともされるHPVの9つの型に対応したワクチンが『ガーダシル9』です。
従来では2つまたは4つの型に対応したワクチンだったものがこちらはがんに関与する高リスク群に含まれる9つの型に対応したものとなります。
ガーダシルは1年以内に3回の接種を終了することが望ましいとされています。
通常は初回、2ヶ月後、6ヶ月後です。

 

ガーダシル9は全3回接種(初回接種、初回接種より2ヶ月後、初回接種より6ヶ月後)で、1回分35,000円(税抜)、3回分パック100,000円(税抜)でご提供いたします。

 

HPVワクチンにより子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。
HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。

 

■厚生労働省
(ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~)
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/index.html

がんが発見されてから出来る治療は限られております。
ぜひこの機会にご検討ください。



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