現在、新型コロナウイルス感染症が中国を中心に流行し、日本を含むアジア諸国、アメリカ、フランス・ドイツなどのヨーロッパ諸国、オーストラリアでも感染者が確認されています。日本では現時点 (2月10日)で一般の方々の流行が認められている状況ではありませんが、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などのウイルス感染症がまだ多い季節でもあります。手洗いや手指の消毒、咳エチケットなどを徹底し、ウイルス感染予防を行ってください。

●日常でできるウイルス感染対策

(1)手洗い:30秒以上しっかりと液体石けん・流水で洗うことが大切です。

日常生活ではドアノブや手すり、電車のつり革など様々なものに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着する可能性があります。その手で顔や口元を触ることで感染してしまうケースは少なくありません。外出先から職場に戻ったとき、自宅に帰った直後、食事前などこまめに手洗いを行う事が感染予防には一番大切です。

<正しい手洗いの手順>

①流水で手をぬらしたあとに、液体石けんを泡立て、手のひらをよくこする。

②両方の手の甲を伸ばすようにこする。

③指先、つめの間を念入りにこする。

④両指を組み、指の間を洗う。

⑤親指を反対の手でにぎり、ねじり洗いをする。

⑥両方の手首をにぎり洗いした後、流水でよくすすぎ、清潔なタオルやペーパータオルで良く拭き取り乾燥させる。

(イラスト:政府広報オンライン、厚生労働省)

特に洗い残しが多いといわれている、指先や親指をしっかり洗えているかを意識することが大切です。

(2)普段の体調管理

 十分な睡眠と、バランスの良い食事で栄養状態を整えることで、感染に対する免疫力を高めることも大切です。

(3)室内・オフィス内の湿度を保つ

空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜の防御機能が低下します。加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保つ事をお勧めします。

(4)咳エチケット

 感染者が咳やくしゃみをすることで、ウイルスが飛散する距離はおよそ1~2メートルと言われています。ウイルス感染にマスクの効果は不十分と言われており、風邪やインフルエンザに対する予防効果はないという報告もあります。だたし、他人の咳やくしゃみで飛ばされたウイルスを含む唾液や痰が、口や鼻の粘膜に直接付着することを防ぐと言う意味では、効果が全くないわけではないと考えます。特に屋内や乗り物など換気が不十分な場所ではマスクは一つの感染予防策と考えます。

 しかしマスクの最大の効果は、症状がある方々の咳やくしゃみによるウイルスの飛散を減少させることです。咳やくしゃみ等症状のある人はマスクの着用を積極的に勧めます。またマスクを着用出来ていない場合でもティッシュやハンカチなどで口と鼻をしっかり覆う、周囲の人からなるべく離れるなどの咳エチケットが大切です。

日常生活では、体調管理をしっかりと行い、咳や発熱などの症状のある人に近づかない、人混みの多い場所に行かない、手指を清潔に保つといった感染予防策を行いましょう。

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